20160720-164909 [348KB pdfファイル]

南越中学校
図書だより7月号
発行
図書委員会
今月もあとわずか。夏休みが目前に迫っています。部活動に旅行、お手伝
い、勉強等夏休みを充実させるものはたくさんありますが、時間に余裕があ
るこの時こそ、読書にいそしんでみませんか?今年度も国語科から読書感想
文コンクールの課題がでますが、毎年「宿題だから…」と仕方なく書いてい
る人も多いことでしょう。視点を変え、「多読の夏」とし、気に入った本や
感銘を受けた本の感動をみんなに伝えてはどうでしょう?きっと一ヵ月半後
には違った考え方や見方を身につけていることでしょう。
下記に今年の課題図書を紹介します。興味を持った人は本屋さんや図書館で、手にとってみてく
ださいね。
今年の課題図書
「 ABC!―曙第二中学校放送部」
市川 朔久子【著】
講談社
みさとが所属するのは、機材オタク・古場とたった2人の零細クラブ、
放送部。廃部の危機に加え、学校一厳しい先生からも目をつけられ、イマ
イチな毎日がつづく。さらに超絶美少女の転校生・葉月が関わりはじめて
から、状況は複雑化して…!?個性豊かなキャラクターたち、真剣勝負の
友情、恋愛からも目がはなせない、みずみずしい成長物語。第52回講談
社児童文学新人賞受賞作家が描く、青春小説!
「生きる―劉連仁の物語」
森越 智子【作】
童心社
1944年9月、日本軍により中国から連れ去られた劉連仁。苛酷な炭
鉱労働から逃亡し北海道の山中で一人、13年間生き抜いた。奪われた人
としての尊厳をとり戻すための孤独な闘いの物語。
「白いイルカの浜辺」
ジル=ルイス【作】
評論社
野生のイルカの調査中に、行方不明になった母さん。カラは、母さんが
いつか帰ってくると信じていた。そんなある日、けがをしたイルカの子ど
もを助けて…イルカを守りたいという気持ちは、やがて、「海を守りたい」
という思いへと広がっていく。
読書感想文指南
①自分に合った本を選ぼう・・・両親や友達、先生などにおすすめの本を聞くのもよいですよ。
②本を選ぶとき・買うとき・・・表紙やカバー、帯、目次、まえがきやあとがきを参考にしよう。
③感想文には本を読んで、一番心を動かされたことを書こう
・・・1回目は大体の感想をつかみながら、
2回目からはメモをとりながら読もう。
メモ内容:悲しかったところ・ドキドキしたところ・一番感動したところ
自分と似た体験・初めて知ったこと・誰かに伝えたいこと・気に入った表現等
④分からない言葉や漢字は辞書などで調べよう
⑤正しい作文用紙の使い方を確認しよう ・・・「国語便覧」や教科書の巻末を参考にしよう。
⑥本文などを引用するときは「 」をつけて引用が分かるようにしよう
⑦書き出しを工夫しよう
例 ・・・①本の感想から書く
④会話から書き始める
②本を読んだきっかけ
③自分もした同じ体験
⑤自分が疑問に思ったこと
⑥一番心に残った文章
⑧文章の組み立てを考えよう
・・・題名・一番書きたいこと/はじめ・なか・おわりを考え、メモしよう。
⑨題名の付け方と結びを工夫しよう
・・・「~を読んで」ではなく、感想文の内容を表した個性的な題名を考えよう。
結びの文章では、本を読んで自分の考えの変わった点など思ったことを表そう。
「本がもっと好きになる!読書感想文の書き方」依田逸夫監修
リオデジャネイロオリンピック
抜粋
開催!!8月5日~21日
4年に1度のオリンピック・パラリンピックが8月にブラジル・リオデジャネ
イロで行われます。南中山地区出身の身延和靖選手をはじめ、福井県出身の選手
も参加します。活躍を願って福井の地から応援したいですね。
オリンピック関連の本を読んでおくと、オリンピック・パラリンピック観戦の
楽しみも倍増するでしょう!!
「オリンピック」
「オリンピックの
千野 帽子【編】
クイズ図鑑」
角川文庫
吹浦 忠正【監修】
オリ ン ピ ッ ク 、 四 年 に
学研プラス
一 度の ス ポ ー ツ の 祭 典 。
120年の歴史がある
選 手た ち の 躍 動 の 一 瞬 、
近代オリンピックには、
勝 敗に 新 記 録 、 会 見 に 奔
いろいろな人物がおり、
走 する 取 材 陣 。 文 学 は オ
そこに物語がありまし
リ ンピ ッ ク の 昂 揚 を 切 り
た。このクイズ図鑑はそ
取り、作品に取り込んできた。観戦記から、過
れらの出来事や人物、物語などをとりあげた
酷だった古代オリンピックの逸話、誰も注目し
ものです。オリンピックの歴史や競技、選手、
なくなった未来のオリンピックまで。小川洋子、
雑学などオリンピックのクイズ図鑑でクイズ
グルニエ、沢木耕太郎、田中英光、筒井康隆、
に答えて、オリンピックにもっとくわしくな
中野好夫、三島由紀夫、山際淳司等による9編
ろう!
を収録。オリンピック・アンソロジー。
オリンピックをもっと楽しもう!