平成27年度 オリンピック・パラリンピック教育推進校 実施内容資料

平成27年度 オリンピック・パラリンピック教育推進校 実施内容資料
学校名
渋谷区立代々木中学校
校長
柏 一郎
1 推進の方針
①【オリンピック・パラリンピック精神の学習】オリンピック・パラリンピックの歴史や精神についての理解
を深めさせ、2020 年オリンピック・パラリンピック東京開催に向けての関心や意識を高める。
(全学年)
②【スポーツに親しむ取組】保健体育授業や体力向上一校一取組、運動部活動の充実等を通して、スポーツに
親しむ態度の育成と体力の向上を図る。
(全学年)
③【国際理解教育・国際交流】総合的な学習の時間において、国際理解学習や外国人留学生との交流会に取り
組ませ、世界の多様な文化についての理解を深めさせる。
(2年)
2 育てたい資質・能力
①オリンピック・パラリンピックの歴史や精神についての知識・理解。
②2020 年オリンピック・パラリンピック東京開催に向けての関心や意識高揚。
③スポーツに親しむ態度・意欲。自ら主体的に体力の向上を図る意欲・習慣。
④国際理解や外国人との交流への関心・意欲・態度。文化の多様性についての理解。
3 成果
①オリンピック・パラリンピックについての理解やスポーツへの関心が高まり、スポーツ活動への意欲が向上
した。特に、障害者スポーツ(ウィルチェアーラグビー)の体験授業を通して、障害者スポーツへの理解が深
まり、目標をもってスポーツに取り組む姿勢や喜びについての感動を味わわせることができた。
②保健体育授業や体力向上一校一取組(朝のランニング活動)
、運動部活動の充実等を通して、日常的にスポ
ーツに親しみ、自ら主体的に体力向上に取り組む生徒が増えた。
③国際理解学習や外国人留学生との交流会を通して、世界の多様な文化についての理解が深まり、国際交流へ
の関心・意欲が高まった。
④学校全体でオリンピック・パラリンピック教育を推進したことにより、各教科・領域で、オリンピック・パ
ラリンピックに関連する題材や資料を活用する場面が見られた。
4 課題
①オリンピック・パラリンピック教育の実施内容を4つのテーマ「オリンピック・パラリンピックの精神」
「ス
ポーツ(オリンピック競技、パラリンピック競技・障害者スポーツ)
」
「文化(日本文化、国際理解・交流)
」
「環
境」と4つのアクション「学ぶ(知る)
」
「観る」
「する(体験・交流)
」
「支える」から整理し、年間指導計画
を作成する必要がある。
②オリンピアン・パラリンピアンを学校に招へいするには予算的に限度があるので、地域にいるであろうセカ
ンドアスリ-トを発掘・活用する。
③スポーツボランティアを体験する機会を増やし、
「支える」意識の向上を図る。
授業
1
全学年
オリンピック・
パラリンピック
の精神
授業
2
全学年
スポーツ(パラ
リンピック競
技)
授業
3
第1・2学年
スポーツ(オリ
ンピック競技)
授業
4
全学年
スポーツ(オリ
ンピック競技)
授業
5
全学年
スポーツ(オリ
ンピック競技)
授業
6
第2学年
文化(国際理
解・交流)
・実施時期
・実施学年
・教科名等
・時数
・実践内容
4月、9月、1月
1年、2年、3年
保健体育
3時間
オリンピック・パラリンピックの精神や意義についての学習
オリンピック・パラリンピック競技の発祥や競技方法についての学習
・オリンピック・パラリンピックとの関連を深めるための工夫
単元との関連を図りながら関心・意欲を高めるようにした。
・実施時期
9月
・実施学年
1年、2年、3年
・教科名等
保健体育
・時数
3時間
・実践内容
アスリートによる陸上競技ハードル走の指導
・オリンピック・パラリンピックとの関連を深めるための工夫
アスリート(秋本真吾氏)を招き、走ることの基本、ハードル走の
基本技術について指導していただいた。
・実施時期
1月
・実施学年
1年、2年
・教科名等
保健体育
・時数
1時間
・実践内容
ウィルチェアーラグビーの体験学習
・オリンピック・パラリンピックとの関連を深めるための工夫
ウィルチェアーラグビーの日本代表選手4名を招き、競技の説明、
実
演ののち、実際に競技体験を行った。
・実施時期
11月
・実施学年
1年、2年、3年
・教科名等
道徳
・時数
1時間
・実践内容
オリンピアン・パラリンピアンを題材とした道徳授業
・オリンピック・パラリンピックとの関連を深めるための工夫
夢や目標に向かって努力することや最後まであきらめないことにつ
いての心情を深めさせ、5に記載の講演会との関連を図った。
・実施時期
11月
・実施学年
1年、2年、3年
・教科名等
道徳
・時数
1時間
・実践内容
山本昌邦氏の講演会(全校道徳)
・オリンピック・パラリンピックとの関連を深めるための工夫
「一流選手から学ぶ目標達成へのプロセス」を演題に講演をしてい
ただいた。4に記載の道徳授業との関連を図った。
・実施時期
12~2月
・実施学年
2年
・教科名等
総合的な学習の時間
・時数
20時間
・実践内容
国際理解学習(外国の多様な文化についての理解)
・オリンピック・パラリンピックとの関連を深めるための工夫
学習の一環として外国人留学生との交流会を実施し、外国の多様な
文化についての理解を深めさせるとともに国際交流への関心を高め
た。