秋田市内中小企業景況調査結果 ( 平成 28 年 4~6 月期 ) 秋田商工会議所 〈内容〉 ・ 全産業の項目別DI値 * 景気判断・DI値とは、「増加」・ ・ 産業別DI値 「好転」 ・ 「過剰」したとする企業 ・ 設備投資 割合から「減少」 ・ 「悪化」 ・ 「不足」 ・ 経営上の問題点 したとする企業割合を差し引い ・ 総括表 た値である。(▲:マイナス) 〈回収状況〉 業 種 建設業 製造業 卸売業 業 種 対象企業数 有効回答企業数 40 39 ( 97.5% ) 40 38 ( 95.0% ) 40 37 ( 92.5% ) 対象企業数 有効回答企業数 小売業 40 36 ( 90.0% ) サービス業 40 37 ( 92.5% ) 合 計 200 187 ( 93.5% ) Ⅰ.全産業の項目別DI値 1.業況 今期(4~6 月前年同期比)の業況DI値は、全産業で▲25.7 と前期と比べ悪化した。 産業別では、サービス業、製造業、卸売業が悪化した。一方、小売業、建設業は改善した。 来期の見通し(7~9 月)では、全産業で▲27.4 と今期と比べわずかに悪化の見通しをして いる。 産業別では、卸売業、小売業は悪化する一方、製造業、建設業、サービス業は改善の見通 しをしている。 全 建 製 卸 小 産 設 造 売 売 業 業 業 業 業 サービス業 前期(1~3月) 来期見通 (4~6月) (A) (B) ▲ 20.6 ▲ 27.0 ▲ 18.5 ▲ 14.8 ▲ 3.1 ▲ 15.6 ▲ 19.3 ▲ 26.9 ▲ 37.9 ▲ 44.8 ▲ 25.9 ▲ 33.3 (C) ▲ 25.7 ▲ 15.4 ▲ 18.9 ▲ 21.6 ▲ 28.5 ▲ 45.7 1 今期(4~6月) 来期見通(7~9月) 前期比 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -5.1 ▲ 27.4 -1.7 +3.1 ▲ 7.9 +7.5 -15.8 ▲ 10.8 +8.1 -2.3 ▲ 40.5 -18.9 +9.4 ▲ 38.2 -9.7 -19.8 ▲ 42.5 +3.2 2.売上額・完成工事額 今期(4~6 月前年同期比)の売上額・完成工事額のDI値は、全産業で▲23.6 と前期と比 べ悪化した。 産業別では、サービス業、製造業は悪化した。特にサービス業はマイナス 39.8 ポイント と大幅にマイナス幅を拡大した。一方、卸売業、小売業、建設業は改善した。 来期の見通し(7~9 月)では、全産業で▲23.5 と今期と比べ横ばいの見通しをしている。 産業別では、製造業、小売業、サービス業は改善の見通しをしている。特に製造業はプラ ス 31.6 ポイントと大幅にマイナス幅を縮小し、プラスに転じる見通しをする一方、卸売業、 建設業は悪化の見通しをしており、特に卸売業はマイナス 29.7 ポイントと大幅にマイナス 幅を拡大する見通しをしている。 全 建 製 卸 小 産 設 造 売 売 業 業 業 業 業 サービス業 前期(1~3月) 来期見通 (4~6月) (A) (B) (C) ▲ 19.1 ▲ 14.8 ▲ 9.4 ▲ 23.1 ▲ 44.8 ▲ 3.5 ▲ 23.6 ▲ 7.7 ▲ 26.3 ▲ 8.1 ▲ 33.3 ▲ 43.3 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 31.0 14.8 28.2 30.8 41.4 39.3 今期(4~6月) 来期見通(7~9月) 前期比 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -4.5 +7.1 -16.9 +15.0 +11.5 -39.8 ▲ 23.5 ▲ 23.1 5.3 ▲ 37.8 ▲ 25.0 ▲ 37.8 +0.1 -15.4 +31.6 -29.7 +8.3 +5.5 3.資金繰り 今期(4~6 月前年同期比)の資金繰りのDI値は、全産業で▲13.4 と前期と比べ改善した。 産業別では、サービス業がほぼ横ばい、製造業、卸売業、小売業が改善する一方、建設 業は悪化した。 来期の見通し(7~9 月)では、全産業で▲16.6 と今期と比べ悪化の見通しをしている。 産業別では、建設業が横ばい、製造業がプラス幅を縮小、卸売業、サービス業が悪化を 見通す一方、小売業は改善の見通しをしている。 2 全 建 製 卸 小 産 設 造 売 売 業 業 業 業 業 サービス業 前期(1~3月) 来期見通 (4~6月) (A) (B) (C) ▲ 18.7 ▲ 7.4 ▲ 9.6 ▲ 15.4 ▲ 39.3 ▲ 22.2 ▲ 13.4 ▲ 20.5 5.3 ▲ 2.7 ▲ 28.5 ▲ 21.6 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 22.3 18.5 12.9 26.9 25.0 29.6 今期(4~6月) 来期見通(7~9月) 前期比 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) +5.3 -13.1 +14.9 +12.7 +10.8 +0.6 ▲ 16.6 ▲ 20.5 0.0 ▲ 16.2 ▲ 22.8 ▲ 24.3 -3.2 0.0 -5.3 -13.5 +5.7 -2.7 4.受注残(未消化工事高) 今期(4~6 月前年同期比)の受注残のDI値は、全産業で▲18.2 と前期と比べわずかに改 善した。 産業別では、建設業が改善する一方、製造業は悪化した。 来期の見通し(7~9 月)では、全産業で▲14.3 と今期と比べ改善の見通しをしている。 産業別では、製造業は改善、建設業は悪化の見通しをしている。 全 産 業 建 設 業 製 造 業 前期(1~3月) 来期見通 (4~6月) (A) (B) (C) ▲ 20.7 ▲ 34.7 ▲ 9.4 ▲ 18.2 ▲ 17.9 ▲ 18.4 ▲ 27.6 ▲ 30.8 ▲ 25.0 3 今期(4~6月) 来期見通(7~9月) 前期比 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) +2.5 +16.8 -9.0 ▲ 14.3 ▲ 28.2 0.0 +3.9 -10.3 +18.4 5.採算(経常利益) 今期(4~6 月前年同期比)の採算のDI値は、全産業で▲19.4 と期と比べほぼ横ばいと なった。 産業別では、小売業、建設業が改善した。特に小売業はプラス 26.1 ポイントと大幅にマ イナス幅を縮小した。一方、製造業はプラス幅を縮小し、前期のプラスからマイナスに転 じた。サービス業、卸売業は悪化した。 来期の見通し(7~9 月)では、全産業で▲25.3 と今期と比べ悪化の見通しをしている。 産業別では、製造業、小売業は横ばい、卸売業、建設業は悪化の見通しをする一方、サ ービス業はわずかに改善の見通しをしている。 全 建 製 卸 小 産 設 造 売 売 業 業 業 業 業 サービス業 前期(1~3月) 来期見通 (4~6月) (A) (B) (C) ▲ 19.8 ▲ 18.5 9.4 ▲ 15.4 ▲ 48.3 ▲ 29.6 ▲ 19.4 ▲ 10.2 ▲ 5.2 ▲ 16.6 ▲ 22.2 ▲ 43.2 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 27.7 18.5 21.9 27.0 37.9 33.3 今期(4~6月) 来期見通(7~9月) 前期比 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) +0.4 +8.3 -14.6 -1.2 +26.1 -13.6 ▲ 25.3 ▲ 25.6 ▲ 5.3 ▲ 32.4 ▲ 22.9 ▲ 40.5 -5.9 -15.4 -0.1 -15.8 -0.7 +2.7 6.従業員(含む臨時) 今期(4~6 月前年同期比)の従業員のDI値は、全産業で▲12.6 と前期と比べわずかに不 足感を拡大した。 産業別では、建設業、小売業が不足感を拡大、製造業が過剰感を縮小、サービス業、卸 売業が不足感を縮小した。 来期の見通し(7~9 月)では、全産業で▲16.0 と今期と比べ不足感を拡大する見通しをし ている。 産業別では、製造業が過剰感を縮小し、不足へ転じる見通しをしている。小売業、サー ビス業は不足感の拡大を見込む一方、建設業、卸売業は不足感の縮小を見通している。 4 全 建 製 卸 小 産 設 造 売 売 業 業 業 業 業 サ ー ビ ス 業 前期(1~3月) 来期見通 (4~6月) (A) (B) (C) ▲ 10.8 ▲ 29.6 9.4 ▲ 8.0 ▲ 3.7 ▲ 25.9 ▲ 12.6 ▲ 38.4 7.9 ▲ 5.6 ▲ 6.0 ▲ 19.5 ▲ 8.7 ▲ 33.3 18.7 ▲ 8.0 ▲ 3.7 ▲ 22.2 今期(4~6月) 来期見通(7~9月) 前期比 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -1.8 -8.8 -1.5 +2.4 -2.3 +6.4 ▲ 16.0 ▲ 33.4 ▲ 2.7 ▲ 2.8 ▲ 15.2 ▲ 25.0 -3.4 +5.0 -10.6 +2.8 -9.2 -5.5 Ⅱ.産業別DI値 1.建設業 今期(4~6 月前年同期比)の項目別DI値は、業況が▲15.4 と前期と比べ改善した。 項目別では、受注残、採算、完成工事額が改善する一方、資金繰りは悪化した。従業員 は前期と比べ不足感を拡大した。 企業からは、大手ハウスメーカーからの受注により利益が増加した(職別工事)とのコ メントがある一方、完成工事額は不変だが発注原価の上昇により採算は悪化(総合工事) とのコメントがあった。 来期の見通し(7~9 月)では、業況が▲7.9 と今期と比べ改善の見通しをしている。 項目別では、資金繰りが横ばい、完成工事額、採算、受注残で悪化を見通している。従 業員は不足感の縮小を見通している。 企業からは、政府の政策により9月まで受注が増加の予測(総合工事)、風力発電に伴 う工事が増加し完成工事額も増える見通し(設備工事)とのコメントがある一方、完成工 事額は去年より減少しており採算は悪化の見込(職別工事)とのコメントがあった。 業 況 完 成 工 事 額 資 金 繰 り 受 注 残 採算(経常利益) 従業員(含む臨時) 前期(1~3月) 来期見通し (4~6月) (A) (B) ▲ 18.5 ▲ 14.8 ▲ 14.8 ▲ 14.8 ▲ 7.4 ▲ 18.5 ▲ 34.7 ▲ 30.8 ▲ 18.5 ▲ 18.5 ▲ 29.6 ▲ 33.3 5 (C) ▲ 15.4 ▲ 7.7 ▲ 20.5 ▲ 17.9 ▲ 10.2 ▲ 38.4 今期 (4~6月) 前期比 来期見通し (7~9月) 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) +3.1 ▲ 7.9 +7.5 +7.1 ▲ 23.1 -15.4 -13.1 ▲ 20.5 0.0 +16.8 ▲ 28.2 -10.3 +8.3 ▲ 25.6 -15.4 -8.8 ▲ 33.4 +5.0 2.製造業 今期(4~6 月前年同期比)の項目別DI値は、業況が▲18.9 と前期と比べ悪化した。 項目別では、売上額、採算、受注残が悪化した。特に採算は前期のプラスからマイナス に転じた。一方、資金繰りは改善し、前期のマイナスからプラスに転じた。従業員はわず かに過剰感を縮小した。 企業からは、6月以降は若干の持ち直し感はあるが、3~5月が首都圏を含め非常に悪 く、今期の景気は上向きにならなかった(飲料品)とのコメントがある一方、官公庁・民 間ともに需要増があり、好況に推移した(木製品)とのコメントがあった。 来期の見通し(7~9 月)では、業況は▲10.8 と今期と比べ改善の見通しをしている。 項目別では、採算が横ばい、売上額、受注残が改善を見通している。特に売上額はプラ ス 31.6 ポイントと大幅にマイナス幅を縮小し、マイナスからプラスに転じる見通しをし ている。一方、資金繰りはプラス幅の縮小を見通している。従業員は今期の過剰から不足 に転じる見通しをしている。 企業からは、参議院議員選挙も与党に有利な状況で終わり、政局も安定し、経済面でも 活性化されることを期待したい(飲料品)とのコメントがあった。 業 況 売 上 額 資 金 繰 り 受 注 残 採算(経常利益) 従業員(含む臨時) 前期(1~3月) 来期見通し (4~6月) (A) (B) ▲ 3.1 ▲ 15.6 ▲ 9.4 ▲ 28.2 ▲ 9.6 ▲ 12.9 ▲ 9.4 ▲ 25.0 9.4 ▲ 21.9 9.4 18.7 (C) ▲ 18.9 ▲ 26.3 5.3 ▲ 18.4 ▲ 5.2 7.9 今期 (4~6月) 前期比 来期見通し (7~9月) 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -15.8 ▲ 10.8 +8.1 -16.9 5.3 +31.6 +14.9 0.0 -5.3 -9.0 0.0 +18.4 -14.6 ▲ 5.3 -0.1 -1.5 ▲ 2.7 -10.6 3.卸売業 今期(4~6 月前年同期比)の項目別DI値は、業況が▲21.6 と前期と比べわずかに悪化。 項目別では、採算がわずかに悪化、売上額、資金繰りは改善した。従業員はわずかに不 足感を縮小した。 企業からは、販売単価が低く夏物の需要が少ない(衣服)とのコメントがある一方、新 茶の売上が前年より良く売上UPに貢献したようだ(飲料品)とのコメントがあった。 来期の見通し(7~9 月)では、業況が▲40.5 と今期と比べ悪化を見通している。 項目別では、売上額、採算、資金繰りで悪化の見通しをしている。特に売上額はマイナ ス 29.7 ポイントと大幅にマイナス幅の拡大を見通している。従業員はわずかに不足感の縮 小を見通している。 企業からは、業界全体ではエアコンの売上が伸びると思うがテレビに関しては当分の間 厳しいと思う(家電)とのコメントがあった。 業 況 売 上 額 資 金 繰 り 採算(経常利益) 従業員(含む臨時) 前期(1~3月) 来期見通し (4~6月) (A) (B) ▲ 19.3 ▲ 26.9 ▲ 23.1 ▲ 30.8 ▲ 15.4 ▲ 26.9 ▲ 15.4 ▲ 27.0 ▲ 8.0 ▲ 8.0 6 (C) ▲ 21.6 ▲ 8.1 ▲ 2.7 ▲ 16.6 ▲ 5.6 今期 (4~6月) 前期比 来期見通し (7~9月) 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -2.3 ▲ 40.5 -18.9 +15.0 ▲ 37.8 -29.7 +12.7 ▲ 16.2 -13.5 -1.2 ▲ 32.4 -15.8 +2.4 ▲ 2.8 +2.8 4.小売業 今期(4~6 月前年同期比)の項目別DI値は、業況が▲28.5 と前期と比べ改善した。 項目別では、採算、売上額、資金繰りが改善した。特に採算はプラス 26.1 ポイントと 大幅にマイナス幅を縮小した。従業員はわずかに不足感を拡大した。 企業からは、ブティックとカフェの併用で洋服の方は厳しい状態だがカフェの業態を変 えたので売上増加(身の回り品)とのコメントがある一方、ネット販売は好調だが店頭販 売は不振(スポーツ用品)とのコメントがあった。 来期の見通し(7~9 月)では、業況が▲38.2 と今期と比べ悪化する見通しをしている。 項目別では、採算が横ばい、売上額、資金繰りの改善を見通している。従業員は不足感 の拡大を見通している。 企業からは、需要の停滞による売上減少を見込む(自動車)、エアコン等年数経過によ る交換台数が大きく伸びている(家電)とのコメントがあった。 業 況 売 上 額 資 金 繰 り 採算(経常利益) 従業員(含む臨時) 前期(1~3月) 来期見通し (4~6月) (A) (B) ▲ 37.9 ▲ 44.8 ▲ 44.8 ▲ 41.4 ▲ 39.3 ▲ 25.0 ▲ 48.3 ▲ 37.9 ▲ 3.7 ▲ 3.7 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ (C) 28.5 33.3 28.5 22.2 6.0 今期 (4~6月) 前期比 来期見通し (7~9月) 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) +9.4 ▲ 38.2 -9.7 +11.5 ▲ 25.0 +8.3 +10.8 ▲ 22.8 +5.7 +26.1 ▲ 22.9 -0.7 -2.3 ▲ 15.2 -9.2 5.サービス業 今期(4~6 月前年同期比)の項目別DI値は、業況が▲45.7 と前期と比べ大幅に悪化し た。 項目別では、売上額、採算が悪化した。特に売上額はマイナス 39.8 ポイントと大幅に マイナス幅を拡大した。資金繰りはほぼ横ばい、従業員は不足感を縮小した。 企業からは、需要の減少と運賃の安さによる売上額減少(運輸)とのコメントがある一 方、売上は減少したものの粗利益は前年を上回り、純利益も増加した(情報サービス)と のコメントがあった。 来期の見通し(7~9 月)では、業況が▲42.5 と今期と比べ改善の見通しをしている。 項目別では、売上額、採算が改善、資金繰りでわずかに悪化の見通しをしている。従業 員は不足感の拡大を見通している。 企業からは、受注エリアが東北全域に広がってきているため売上増を見込んでいる(洗 濯)とのコメントがある一方、竿燈などの大きい祭りが実施されるが県外からの予約状況 はあまりよくない(飲食業)とのコメントがあった。 業 況 売 上 額 資 金 繰 り 採算(経常利益) 従業員(含む臨時) 前期(1~3月) 来期見通し (4~6月) (A) (B) ▲ 25.9 ▲ 33.3 ▲ 3.5 ▲ 39.3 ▲ 22.2 ▲ 29.6 ▲ 29.6 ▲ 33.3 ▲ 25.9 ▲ 22.2 7 (C) ▲ 45.7 ▲ 43.3 ▲ 21.6 ▲ 43.2 ▲ 19.5 今期 (4~6月) 前期比 来期見通し (7~9月) 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -19.8 ▲ 42.5 +3.2 -39.8 ▲ 37.8 +5.5 +0.6 ▲ 24.3 -2.7 -13.6 ▲ 40.5 +2.7 +6.4 ▲ 25.0 -5.5 Ⅲ.設備投資 全産業における今期(4~6月)の設備投資については、「実施した」とする企業は 45 件で、 前期と比べ5件増加した。 産業別では、 「実施した」とする中で最も多かったのは、製造業(11 件)、次いで建設業、 卸売業、サービス業のともに(10 件)となっている。 「実施した」企業の設備内容で最も多かったのは、 「車両・運搬具」(14 件)、次いで「機械・ 設備・倉庫」の(10 件)、「建物・工場・店舗」「OA機器」ともに(9件)の順となっている。 来期の計画では、全産業で「計画している」としたのは 39 件で、今期と比べ6件減少して いる。 産業別では、「計画している」とした中で最も多かったのは、製造業(13 件)、次いで卸売 業(8件) 、建設業、サービス業(7件)の順となっている。 「計画している」企業の設備内容については、 「機械・設備・倉庫」(13 件)、 「建物・工場・ 店舗」「車両・運搬具」「OA機器」ともに(7件)の順となっている。 設備投資状況 (▲印:減、件数) 前 全産業 建 設 製 造 卸 売 小 売 期 (1~3月) 来期の計画 実施し た 実施し ない 計画し ている (A) 40 7 12 7 4 10 102 20 20 19 25 18 (B) 31 7 8 6 3 7 業 業 業 業 サービス業 今 期 (4~6月) 前期比 来期の計画 計画し ていな い 111 20 24 20 26 21 実施し た 実施し ない (C) 45 10 11 10 4 10 142 29 27 27 32 27 計画し ている (C-A) 5 3 ▲ 1 3 0 0 計画し ていな 今期比 い (D) 39 7 13 8 4 7 148 32 25 29 32 30 設備内容(複数回答) (D-C) ▲ 6 ▲ 3 2 ▲ 2 0 ▲ 3 (件数) 全 業 建 業 製 業 卸 業 小 今期 来期 今期 来期 今期 来期 今期 来期 今期 来期 今期 来期 ① 土地 2 4 2 1 0 2 0 0 0 1 0 0 ② 建物・工場・店舗 9 7 2 3 2 2 1 0 2 1 2 1 ③ 機械・設備・倉庫 10 13 1 1 6 10 1 0 1 0 1 2 ④ 車両・運搬具 14 7 5 0 0 1 3 2 1 1 5 3 ⑤ 付帯施設 6 5 0 0 3 0 3 4 0 0 0 1 ⑥ OA 機器 9 7 1 1 1 0 3 4 0 2 4 0 ⑦ 福利厚生施設 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 ⑧ その他 1 1 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 52 44 11 7 13 15 12 10 4 5 12 7 合 計 産 設 8 造 売 売 業 サービス業 Ⅳ.経営上の問題点 産業別における「経営上の問題点」は、製造業、卸売業、小売業、サービス業で「需要の停 滞」を第1位に挙げている。建設業は「官公需要の停滞」を第1位に挙げている。2位以下 の項目では、建設業で「民間需要の停滞」「熟練技術者の確保難」、製造業で「製品(加工) 単価の低下・上昇難」 「製品ニーズの変化への対応」 「熟練技術者の確保難」、卸売業で「販売 単価の低下・上昇難」 「仕入価格の上昇」、小売業で「販売単価の低下・上昇難」 「仕入単価の 上昇」「同業者の進出」 「消費者ニーズの変化への対応」、サービス業で「利用料金の低下・上 昇難」 「材料等仕入単価の上昇」を問題点として挙げており、需要の停滞による売上の伸び悩 み、製品加工・販売単価および利用料金の低下・上昇難、仕入単価の上昇による採算悪化に 加え、熟練技術者の確保難、製品・消費者ニーズの変化への対応が経営課題となっているこ とが窺える。 1位 建設業 官公需要の停滞 22.2% 製造業 小売業 10 件 7 件 20.0% 21.4% 17 件 7 件 25.0% 11.1% 8 件 17.2% 21.7% 5 件 26.7% 5 件 同業者の進出 消費者ニーズの変化への対応 利用料金の低下・上昇難 11 件 3 件 仕入単価の上昇 8 件 需要の停滞 販売単価の低下・上昇難 仕入単価の上昇 6 件 需要の停滞 製品ニーズの変化への対応 熟練技術者の確保難 販売単価の低下・上昇難 需要の停滞 32.4% 21.9% 熟練技術者の確保難 製品(加工)単価の低下・上昇難 需要の停滞 25.8% サービス業 8 件 需要の停滞 50.0% 3位 民間需要の停滞 需要の停滞 27.8% 卸売業 2位 12.5% 3 件 利用料金の低下・上昇難 材料等仕入単価の上昇 8 件 16.7% 4 件 *%は1位、2位、3位それぞれの回答数(=100%)の割合を示したもの。 参考:1~3位を累計した場合 1位 建設業 民間需要の停滞 15.6% 製造業 卸売業 17 件 14 件 13.3% 13 件 販売単価の低下・上昇難 26 件 19.1% 17 件 消費者ニーズの変化への対応 販売単価の低下・上昇難 15 件 需要の停滞 20.5% 14.6% 製品ニーズの変化への対応 製品(加工)単価の低下・上昇難 需要の停滞 17.9% サービス業 15 件 需要の停滞 29.2% 小売業 熟練技術者の確保難 需要の停滞 17.3% 2位 16.7% 14 件 3位 従業員の確保難 官公需要の停滞 11.5% 11 件 生産設備の不足・老朽化 熟練技術者の確保難 11.2% 11 件 仕入単価の上昇 13.5% 12 件 購買力の他地域への流出 9.5% 8件 利用料金の低下・上昇難 利用者ニーズの変化への対応 18 件 15.9% 14 件 12.5% *%は1位から3位までの総回答数(=100%)の割合を示したもの。 9 11 件 10 売 小 業 ▲ 19.3 ▲ 26.9 ▲ 21.6 ▲ 3.1 ▲ 15.6 ▲ 18.9 ▲ 7.9 -2.3 ▲ 40.5 -15.8 ▲ 10.8 +3.1 売 小 業 ― 今期(4~6月 ) ▲ 7.7 +3.2 算 前期(1~3月 ) 採 ( 経 ▲ 3.5 ▲ 39.3 ▲ 43.3 -9.7 ▲ 44.8 ▲ 41.4 ▲ 33.3 ▲ 8.1 ▲ 9.4 ▲ 28.2 ▲ 26.3 -18.9 ▲ 23.1 ▲ 30.8 +8.1 +7.5 ▲ 14.8 ▲ 14.8 5.3 利 益 ) 今期(4~6月 ) 常 -39.8 ▲ 37.8 +11.5 ▲ 25.0 +15.0 ▲ 37.8 -16.9 +7.1 ▲ 23.1 ― ― ― ― ― ― -9.0 ― ― ― 0.0 +16.8 ▲ 28.2 ― ― ― +18.4 ▲ 5.2 ▲ 29.6 ▲ 33.3 ▲ 43.2 ▲ 48.3 ▲ 37.9 ▲ 22.2 ▲ 15.4 ▲ 27.0 ▲ 16.6 9.4 ▲ 21.9 -10.3 ▲ 18.5 ▲ 18.5 ▲ 10.2 ▲ 5.3 -13.6 ▲ 40.5 +26.1 ▲ 22.9 -1.2 ▲ 32.4 -14.6 +8.3 ▲ 25.6 ※DI値:「増加」・「好転」したとする企業割合から「減少」・「悪化」したとする企業割合を差し引いた値である。 :従業員の「過剰」から「不足」したとする企業割合を差し引いた値である。(H13.10月より) ― ― ― ▲ 9.4 ▲ 25.0 ▲ 18.4 ― 売 卸 業 サ ービ ス 業 造 製 来期見通 (4~6月) 業 ▲ 34.7 ▲ 30.8 ▲ 17.9 ― 設 建 業 産 全 今期(4~6月 ) 前期(1~3月 ) 資 金 (▲マイナス) り 今期(4~6月 ) 繰 ▲ 9.6 ▲ 12.9 0.0 +0.6 ▲ 24.3 +10.8 ▲ 22.8 +12.7 ▲ 16.2 +14.9 -13.1 ▲ 20.5 前期(1~3月 ) 今期(4~6月 ) 従 業 員 ( 含 む 臨 時 ) +5.5 ▲ 22.2 ▲ 29.6 ▲ 21.6 +8.3 ▲ 39.3 ▲ 25.0 ▲ 28.5 ▲ 2.7 5.3 ▲ 7.4 ▲ 18.5 ▲ 20.5 -29.7 ▲ 15.4 ▲ 26.9 +31.6 -15.4 -2.7 +5.7 -13.5 -5.3 0.0 ▲ 3.7 ▲ 8.0 9.4 ▲ 3.7 ▲ 8.0 18.7 ▲ 6.0 ▲ 5.6 7.9 ▲ 2.8 ▲ 2.7 -5.5 -9.2 +2.8 -10.6 +5.0 4月~ 6月期 7月~ 9月期 10月~12月期 1月~ 3月期 +6.4 ▲ 25.0 -2.3 ▲ 15.2 +2.4 -1.5 -8.8 ▲ 33.4 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 +2.7 ▲ 25.9 ▲ 22.2 ▲ 19.5 -0.7 -15.8 -0.1 -15.4 ▲ 29.6 ▲ 33.3 ▲ 38.4 来期見通 来期見通 前期比 来期見通(7~9月) 前期比 来期見通(7~9月) 前期比 来期見通(7~9月) (4~6月) (4~6月) 今期比 今期比 今期比 (A) (B) (C) (C)-(A) (D) (D)-(C) (A) (B) (C) (C)-(A) (D) (D)-(C) (A) (B) (C) (C)-(A) (D) (D)-(C) 業 ▲ 20.7 ▲ 27.6 ▲ 18.2 +2.5 ▲ 14.3 +3.9 ▲ 19.8 ▲ 27.7 ▲ 19.4 +0.4 ▲ 25.3 -5.9 ▲ 10.8 ▲ 8.7 ▲ 12.6 -1.8 ▲ 16.0 -3.4 前期(1~3月 ) 受 注 残 ( 未 消 化 工 事 高 ) -19.8 ▲ 42.5 売 卸 業 業 ▲ 18.5 ▲ 14.8 ▲ 15.4 サ ービ ス 業 ▲ 25.9 ▲ 33.3 ▲ 45.7 造 製 来期見通 (4~6月) +9.4 ▲ 38.2 設 建 前期(1~3月 ) 売 上 額 ・ 完 成 工 事 額 (第1四半期:平成28年4月~6月) 全産業別景気判断比較表(DI値) 秋田市内中小企業景況調査 来期見通 来期見通 前期比 来期見通(7~9月) 前期比 来期見通(7~9月) 前期比 来期見通(7~9月) (4~6月) (4~6月) 今期比 今期比 今期比 (A) (B) (C) (C)-(A) (D) (D)-(C) (A) (B) (C) (C)-(A) (D) (D)-(C) (A) (B) (C) (C)-(A) (D) (D)-(C) 業 ▲ 20.6 ▲ 27.0 ▲ 25.7 -5.1 ▲ 27.4 -1.7 ▲ 19.1 ▲ 31.0 ▲ 23.6 -4.5 ▲ 23.5 +0.1 ▲ 18.7 ▲ 22.3 ▲ 13.4 +5.3 ▲ 16.6 -3.2 今期(4~6月 ) 況 業 ▲ 37.9 ▲ 44.8 ▲ 28.5 産 全 業 前期(1~3月 ) Ⅴ 総括表 11 製造業 建設業 全産業 種 項 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 目 2.9 1 8.6 3 8.1 3 18.9 7 15.4 6 況 ▲ 45.7 48.6 17 ▲ 28.5 54.3 19 ▲ 21.6 62.2 23 ▲ 18.9 43.2 16 ▲ 15.4 53.8 21 ▲ 25.7 52.5 96 20 10.9 不変 好転 業 48.6 17 37.1 13 29.7 11 37.8 14 30.8 12 36.6 67 悪化 13.5 5 13.9 5 27.0 10 18.4 7 28.2 11 20.3 38 増加 ▲ 43.3 29.7 11 ▲ 33.3 38.9 14 ▲ 8.1 37.8 14 ▲ 26.3 36.8 14 ▲ 7.7 35.9 14 ▲ 23.6 35.8 67 不変 56.8 21 47.2 17 35.1 13 44.7 17 35.9 14 43.9 82 減少 売上額・完成工事額 2.7 1 2.9 1 10.8 4 15.8 6 7.7 3 8.1 15 好転 ▲ 21.6 73.0 27 ▲ 28.5 65.7 23 ▲ 2.7 75.7 28 5.3 73.7 28 ▲ 20.5 64.1 25 ▲ 13.4 70.4 131 不変 24.3 9 31.4 11 13.5 5 10.5 4 28.2 11 21.5 40 悪化 資 金 繰 り 13.2 5 15.4 6 14.3 11 増加 ▲ 18.4 55.3 21 ▲ 17.9 51.3 20 ▲ 18.2 53.2 41 不変 31.6 12 33.3 13 32.5 25 減少 受注残(未消化工事高) 2.7 :従業員の「過剰」から「不足」したとする企業割合を差し引いた値である。(H13.10月より) 1 11.1 4 16.7 6 21.1 8 15.4 6 13.4 25 好転 ▲ 43.2 51.4 19 ▲ 22.2 55.6 20 ▲ 16.6 50.0 18 ▲ 5.2 52.6 20 ▲ 10.2 59.0 23 ▲ 19.4 53.8 100 不変 45.9 17 33.3 12 33.3 12 26.3 10 25.6 10 32.8 61 悪化 採算(経常利益) ※DI値:「増加」・「好転」したとする企業割合から「減少」・「悪化」したとする企業割合を差し引いた値である。 サービス業 小売業 卸売業 業 1.今期の状況 (第1四半期:平成28年4月~6月) 秋田市内中小企業景況調査結果(業種別比較表) 8.3 3 6.1 2 8.3 3 18.4 7 2.6 1 8.8 16 過剰 ▲ 19.5 63.9 23 ▲ 6.0 81.8 27 ▲ 5.6 77.8 28 7.9 71.1 27 ▲ 38.4 56.4 22 ▲ 12.6 69.8 127 適正 27.8 10 12.1 4 13.9 5 10.5 4 41.0 16 21.4 39 不足 従業員(含む臨時) 12 小売業 卸売業 製造業 建設業 全産業 種 種 項 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 目 3.0 1 5.9 2 2.7 1 10.8 4 15.8 6 況 ▲ 42.5 51.5 17 ▲ 38.2 50.0 17 ▲ 40.5 54.1 20 ▲ 10.8 67.6 25 ▲ 7.9 60.5 23 ▲ 27.4 57.0 102 14 7.8 不変 好転 業 45.5 15 44.1 15 43.2 16 21.6 8 23.7 9 35.2 63 悪化 10.8 4 16.7 6 8.1 3 21.1 8 20.5 8 15.5 29 増加 ▲ 37.8 40.5 15 ▲ 25.0 41.7 15 ▲ 37.8 45.9 17 5.3 63.2 24 ▲ 23.1 35.9 14 ▲ 23.5 45.5 85 不変 48.6 18 41.7 15 45.9 17 15.8 6 43.6 17 39.0 73 減少 売上額・完成工事額 2.7 1 2.9 1 5.4 2 10.5 4 10.3 4 6.5 12 好転 ▲ 24.3 70.3 26 ▲ 22.8 71.4 25 ▲ 16.2 73.0 27 0.0 78.9 30 ▲ 20.5 59.0 23 ▲ 16.6 70.4 131 不変 27.0 10 25.7 9 21.6 8 10.5 4 30.8 12 23.1 43 悪化 資 金 繰 り 21.1 8 12.8 5 16.9 13 増加 0.0 57.9 22 ▲ 28.2 46.2 18 ▲ 14.3 51.9 40 不変 21.1 8 41.0 16 31.2 24 減少 受注残(未消化工事高) 2.7 :従業員の「過剰」から「不足」したとする企業割合を差し引いた値である。(H13.10月より) 1 5.7 2 8.1 3 10.5 4 7.7 3 7.0 13 好転 ▲ 40.5 54.1 20 ▲ 22.9 65.7 23 ▲ 32.4 51.4 19 ▲ 5.3 73.7 28 ▲ 25.6 59.0 23 ▲ 25.3 60.8 113 不変 43.2 16 28.6 10 40.5 15 15.8 6 33.3 13 32.3 60 悪化 採算(経常利益) ※DI値:「増加」・「好転」したとする企業割合から「減少」・「悪化」したとする企業割合を差し引いた値である。 サービス業 業 業 2.来期の見通し (第1四半期:平成28年4月~6月) 秋田市内中小企業景況調査結果(業種別比較表) 8.3 3 3.0 1 8.3 3 10.5 4 5.1 2 7.1 13 過剰 ▲ 25.0 58.3 21 ▲ 15.2 78.8 26 ▲ 2.8 80.6 29 ▲ 2.7 76.3 29 ▲ 33.4 56.4 22 ▲ 16.0 69.8 127 適正 33.3 12 18.2 6 11.1 4 13.2 5 38.5 15 23.1 42 不足 従業員(含む臨時) 参 考 市内景況調査に対する各企業のコメント Ⅰ今期の特徴(H28 年 4~6 月) 1 建 設 業 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 期首の受注額の減少で実績等も落ち込んでいる(総合工事)リューワ建設 前倒し工事が少し増加しているが採算は未定(総合工事)英明工務店 一つ一つの建物が小さくなっている。数は変わらないので売上減少(総合工事)加藤哲建築事務所 完成工事額は不変だが発注原価の上昇により採算は悪化(総合工事)ワークスギルドジャパン 契約までに時間、手間がかかっている(総合工事)ドリームビルド 受注は順調だが完成工事高は減少(総合工事)水原工務店 今期はまだ完成工事がない(職別工事)大松建設 公共工事が少ない。特に土木工事(職別工事)田賀工業 完成工事額は増加しているが原価率が高く、収益は好転していない(職別工事)田村建設 完成工事額は不変であるが、長期工事の増加により未消化工事は増加、採算は不変(職別工事) 大手ハウスメーカーからの受注により利益が増加した(職別工事)マイ企画センター 平均的に仕事が発生している(設備工事)三友 昨年より増加し、平成 26 年度とほぼ同じ金額(設備工事)千代田電設 電力工事が昨年より増加している(設備工事)秋田鈴木電工 公共工事の発注の遅れで受注が減少している(設備工事)松澤電気工事 2 製 造 業 ・ 6月以降は若干の持ち直し感はあるが、3~5月が首都圏を含め非常に悪く、今期の景気は上向 きにならなかった(飲料品)秋田酒類製造 ・ 受注、生産が遅れている(繊維)秋田人形会館 ・ 官公庁・民間ともに需要増があり、好況に推移した(木製品)伊藤木材工業所 ・ 毎年の定期修理工事が重なり受注が増えた(金属製品)旭工業 ・ 前年と比較して関東地区の工事の進捗状況の影響により各サッシメーカーとも減収となってい る(金属製品)佐々木製作所 ・ 9月までは平均的にきている(ゴム製品)清水ゴム商会 3 卸 売 業 ・ 販売単価が低く、夏物の需要が少ない(衣服)大友ニット ・ 低い気温の影響で既存企業のみでは売上減。新規事業が貢献し、売上増であるが依然厳しい市場 環境である(衣服)丸島商事 ・ 昨年と同じ傾向にあり、大きな特徴はなし(食料品)秋田食品商事 ・ 仕入単価の上昇により利益圧縮となる(食料品)秋田食肉卸センター ・ 雑穀類の卸売の他、導入した機械できりたんぽを製造、関西・関東の商社を通じて販売し、売上 が増加した(農産物)鈴和商店 ・ 新茶の売上が前年より良かった。売上UPに貢献したようだ(飲料品)太平堂茶舗 ・ 来年4月の消費税率アップの予定で受注が多かったが延期の影響もあり、6月以降受注が減少し た(建築材料)昭和建材 ・ 昨年同期と変わらない(一般・事務機器等)秋田富士機械 ・ 一般の電器店の卸売価格が下がり、工事物件でカバーした(家電)秋田アンテナ 4 小 売 業 ・ 大型店舗出店分の閉店による売上減少(時計)小野時計店 ・ ブティックとカフェの併用で洋服の方は厳しい状態だが、カフェの業態を変えたので売上は増加。 利益はまだ見えない(身の回り品)はっぴぃドア ・ 環境の変化とイベント日程の変更により売上の変動は激しかったが、累計では昨年並の商品の売 13 上であった(身の回り品)インフィ二ティ ・ 売上は客数の減少により減少したが参議院議員選挙後回復傾向にあり、夏期商戦で取り戻す(身 の回り品)メガネの平川 ・ 卸売が好調だが掛率が厳しい。このままもう1年位は続きそう(洋菓子)パパパティシエ ・ 一部商品が大きく伸長しているが全体的には横ばいである(家電)日生電機商会 ・ ネット販売は好調だが店頭販売は不振(スポーツ用品)エムズゴルフ工房 ・ 集合写真などがあったが来店客単価が減少した(写真)明光堂 5 サービス業 ・ ・ ・ ・ 売上は不変だが自社事業に加え、研究開発事業に時間を使ってしまった(洗濯)管通 景気の落ち込みが激しい(洗濯)サンクリーン真美商会 全体的に調子が良くない(自動車整備)藤原自動車 仕事量が全体的に少ない(自動車整備)平野自動車 ・ 売上は減少したものの粗利益は前年を上回り、純利益も増加した。5期連続黒字を達成できた(情 報サービス)ガーラアマノ ・ ・ ・ ・ ・ 店舗開店に伴い従来の営業活動が後手に回り、売上に影響した(専門サービス)アルテ 前年度の繰越工事で受注残があった(専門サービス)アートシステム 売上は不変だが業界での単価が低下している(専門サービス)こすもす秋田 対象物件の規模が小さい(工事金額)傾向があった(専門サービス)小畑設計事務所 需要の減少による売上額の減少と運賃が安いこと(運輸)秋田丸果運輸 Ⅱ来期の見通し(H28 年 7~9 月) 1 建 設 業 ・ いくらか楽観している(総合工事)リューワ建設 ・ 政府の政策により9月まで受注が増加の予測(総合工事)英明工務店 ・ 土地の手当をしたので完成工事額増加を見込む。一つ一つの工事が大きくなる方向で検討してお り、土地や建築方法に対する次の方策を検討している(総合工事)加藤哲建築事務所 ・ 消費税増税延期により急ぎ受注案件は安定すると思う(総合工事)奥羽住宅産業 ・ 一棟の受注金額の減少が目立つ(総合工事)ドリームビルド ・ 工期が長いので完成工事高は減少している。しかし受注は順調に推移している(総合工事)水原工 ・ 完成工事額は去年より減少している。採算は悪化の見込(職別工事)大松建設 ・ 大企業優先で我々下請業者は大変だ(職別工事)田賀工業 ・ 今期とほぼ同様に推移すると思われる(職別工事)田村建設 ・ 昨年と同様を見込む(職別工事)丸谷塗装工業 ・ 低金利政策が続けば今期並で見込まれる(職別工事)マイ企画センター ・ 新築よりも改築が増加する見通し(設備工事)三友 ・ 現在のところ受注は伸びていてそれに伴い工事も進んでいる状態。心配は事故を起こさないこと (設備工事)千代田電設 ・ 風力発電に伴う工事が増加し、完成工事額も増えると思う(設備工事)秋田鈴木電工 ・ 当社に限らずかなり厳しい状況が続きそうな気がする(設備工事)千代田電気工業 ・ 今期と同様、受注減を見込む(設備工事)松澤電気工事 2 製 造 業 ・ 参議院議員選挙も与党に有利な状況で終わり、政局も安定し、経済面でも活性化されることを期 待したい(飲料品)秋田酒類製造 ・ 天候次第といったところが残念ながら大である(飲料品)北斗製氷 ・ 受注減少に伴い、売上に心配あり(繊維)秋田人形会館 ・ 採算の取れる品目に集中する(木製品)池田木型製作所 ・ 今期ほどではないが好況維持、10~12 月期の受注減の確保が大事(木製品)伊藤木材工業所 ・ 取りあえず9月末までの受注が決まっている(金属製品)旭工業 14 ・ 7月以降の受注について来年3月頃までの分は確保できる見込(金属製品)佐々木製作所 ・ 10 月以降は見通しが見えない(ゴム製品)清水ゴム商会 ・ 売上が増加する時期だが受注数が全く伸びる様子がない(石材)風間石材店 3 卸 売 業 ・ ・ ・ ・ 市況が良くなる気配はなく、先行きは厳しい(衣服)丸島商事 今年は猛暑と予想されており、夏向けの食品加工材料が多く出るものと期待している(食料品) 飲料水の売上アップにつながるので暑い夏に期待する(食料品)しもむら 秋田県の農業法人の雑穀類を関東方面の契約商社を通じて販売し、売上増加の見込(農産物)鈴 ・ 特に好転の材料も思いつかずと言うか好転へと向かわせる努力、工夫が不足していることを反省 する必要を感じている。と言って方策は大胆な業態変更くらいしかないような気がするが(飲料 品)太平堂茶舗 ・ 今期と同様の状態が続くため予測ができない(建築材料)昭和建材 ・ 先行き不透明(一般・事務機器等)秋田富士機械 ・ 売上は計画通り伸びており採算も予定通りである。大型受注が多く、粗利益は低い(一般・事務 機器等)マルシン ・ ご存知の様に家電業界は大変厳しくなっている。業界全体ではエアコンの売上が伸びると思うが テレビに関しては当分の間厳しいと思う(家電)秋田アンテナ 4 小 売 業 ・ 7月はバーゲンのずれ込みにより売上アップする見込。ただ昨年はプレミアム商品券による好影 響があったため、累計では現状維持(身の回り品)インフィニティ ・ 売上が大きく伸びるとは考えにくい。不変もしくは悪化を予測(身の回り品)メガネの平川 ・ 売上を伸ばすのがきわめて厳しい時勢になってきた(食料品)本山物産 ・ 今期と同様と見込む(洋菓子)パパパティシエ ・ 需要の停滞による売上減少を見込む(自動車)オートセンター良駿 ・ 家電販売は季節物による変動で大きく左右される(家電)サクラ電化 ・ エアコン等年数経過による交換台数が大きく伸びている(家電)日生電機商会 ・ ネット販売にますます依存していく(スポーツ用品)エムズゴルフ工房 ・ 祭典などの仕事の増加を見込む(写真)明光堂 ・ 特に大きな変化はないと思う(生花)花のさとう 5 サービス業 ・ ・ ・ ・ ・ 重油の単価に左右されるため売上額は不変でも採算は悪化の見込(洗濯)秋田基準寝具 受注エリアが東北全域に広がってきているため売上増を見込んでいる(洗濯)管通 前期同様厳しいと思う(洗濯)サンクリーン真美商会 先が読めない(自動車整備)藤原自動車 市販車進歩、保険の改正、自費修理の際の消費等が重くなってきているのではないか(自動車整 備)平野自動車 ・ ほぼ前期と同様もしくはそれ以上と予測される。また、現在受注している案件で今期の見通しは 立っていると考える(情報サービス)ガーラアマノ ・ 補助金等の採択が決まり、これに伴い受注見込が期待できる(専門サービス)アルテ ・ 少子化による売上減少が見込まれるが経費削減で対応する(専門サービス)旭写真 ・ 売上が少し下がるが概ね今期と変わらないと思う(専門サービス)小畑設計事務所 ・ 需要の低下、コストダウンによる売り上げ減少を見込む(専門サービス)コムズ ・ 特に変化なしと予想(専門サービス)大洋ビル管理 ・ 需要の減少、労働力確保難、車両の代替えによる借入増を見込む(運輸)秋田丸果運輸 ・ 竿燈などの大きい祭りが実施されていくが県外からの予約状況はあまりよくない(飲食業)かめ清 15
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