秋田市内中小企業景況調査結果 ( 平成 28 年 1~3 月期 ) 秋田商工会議所 〈内容〉 ・ 全産業の項目別DI値 * 景気判断・DI値とは、「増加」・ ・ 産業別DI値 「好転」 ・ 「過剰」したとする企業 ・ 設備投資 割合から「減少」 ・ 「悪化」 ・ 「不足」 ・ 経営上の問題点 したとする企業割合を差し引い ・ 総括表 た値である。 (▲:マイナス) 〈回収状況〉 業 種 業 種 対象企業数 有効回答企業数 対象企業数 有効回答企業数 建設業 40 27 ( 67.5% ) 小売業 40 29 ( 72.5% ) 製造業 40 32 ( 80.0% ) サービス業 40 28 ( 70.0% ) 卸売業 40 26 ( 65.0% ) 合 計 200 142 ( 71.0% ) Ⅰ.全産業の項目別DI値 1.業況 今期(1~3 月前年同期比)の業況DI値は、全産業で▲20.6 と前期と比べほぼ横ばいとな った。 産業別では、卸売業、サービス業がほぼ横ばい、製造業、建設業が改善した。一方、小売 業は悪化した。 来期の見通し(4~6 月)では、全産業で▲27.0 と今期と比べ悪化の見通しをしている。 産業別では、製造業、卸売業、サービス業、小売業は悪化する一方、建設業は改善の見通 しをしている。 全 建 製 卸 小 産 設 造 売 売 業 業 業 業 業 サービス業 前期(10~12月) 来期見通 (1~3月) (A) (B) ▲ 20.5 ▲ 21.8 ▲ 22.2 ▲ 25.0 ▲ 15.6 ▲ 12.9 ▲ 19.2 ▲ 23.1 ▲ 20.9 ▲ 15.4 ▲ 25.0 ▲ 32.2 1 (C) ▲ 20.6 ▲ 18.5 ▲ 3.1 ▲ 19.3 ▲ 37.9 ▲ 25.9 今期(1~3月) 来期見通(4~6月) 前期比 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -0.1 ▲ 27.0 -6.4 +3.7 ▲ 14.8 +3.7 +12.5 ▲ 15.6 -12.5 -0.1 ▲ 26.9 -7.6 -17.0 ▲ 44.8 -6.9 -0.9 ▲ 33.3 -7.4 2 3 2.売上額・完成工事額 今期(1~3 月前年同期比)の売上額・完成工事額のDI値は、全産業で▲19.1 と前期と比 べ改善した。 産業別では、サービス業、製造業、卸売業は改善した。特にサービス業はプラス 29.9 ポ イントと大幅に改善した。一方、小売業、建設業は悪化した。 来期の見通し(4~6 月)では、全産業で▲31.0 と今期と比べ悪化の見通しをしている。 産業別では、建設業は横ばい、サービス業、製造業、卸売業は悪化、特にサービス業はマ イナス 35.8 ポイントと大幅なマイナス幅の拡大を見通している。一方、小売業は改善の見 通しをしている。 全 建 製 卸 小 産 設 造 売 売 業 業 業 業 業 サービス業 前期(10~12月) 来期見通 (1~3月) (A) (B) (C) ▲ 26.9 ▲ 10.7 ▲ 28.1 ▲ 30.8 ▲ 30.8 ▲ 33.4 ▲ 19.1 ▲ 14.8 ▲ 9.4 ▲ 23.1 ▲ 44.8 ▲ 3.5 ▲ 20.3 ▲ 14.3 ▲ 9.6 ▲ 19.2 ▲ 23.1 ▲ 34.4 今期(1~3月) 来期見通(4~6月) 前期比 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) +7.8 -4.1 +18.7 +7.7 -14.0 +29.9 ▲ 31.0 ▲ 14.8 ▲ 28.2 ▲ 30.8 ▲ 41.4 ▲ 39.3 -11.9 0.0 -18.8 -7.7 +3.4 -35.8 3.資金繰り 今期(1~3 月前年同期比)の資金繰りのDI値は、全産業で▲18.7 と前期と比べ悪化した。 産業別では、小売業、製造業、サービス業が悪化した。特に小売業はマイナス 27.7 ポイ ントと大幅に悪化した。一方、卸売業、建設業は改善した。 来期の見通し(4~6 月)では、全産業で▲22.3 と今期と比べ悪化の見通しをしている。 産業別では、卸売業、建設業、サービス業、製造業が悪化を見通す一方、小売業は改善 の見通しをしている。 全 建 製 卸 小 産 設 造 売 売 業 業 業 業 業 サービス業 前期(10~12月) 来期見通 (1~3月) (A) (B) (C) ▲ 13.1 ▲ 10.7 0.0 ▲ 23.1 ▲ 11.6 ▲ 21.2 ▲ 18.7 ▲ 7.4 ▲ 9.6 ▲ 15.4 ▲ 39.3 ▲ 22.2 ▲ 19.4 ▲ 17.9 ▲ 3.1 ▲ 11.6 ▲ 27.0 ▲ 37.5 4 今期(1~3月) 来期見通(4~6月) 前期比 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -5.6 +3.3 -9.6 +7.7 -27.7 -1.0 ▲ 22.3 ▲ 18.5 ▲ 12.9 ▲ 26.9 ▲ 25.0 ▲ 29.6 -3.6 -11.1 -3.3 -11.5 +14.3 -7.4 4.受注残(未消化工事高) 今期(1~3 月前年同期比)の受注残のDI値は、全産業で▲20.7 と前期と比べわずかに悪 化した。 産業別では、建設業が悪化する一方、製造業は改善した。 来期の見通し(4~6 月)では、全産業で▲27.6 と今期と比べ悪化の見通しをしている。 産業別では、製造業は悪化、建設業は改善の見通しをしている。 全 産 業 建 設 業 製 造 業 前期(10~12月) 来期見通 (1~3月) (A) (B) (C) ▲ 19.6 ▲ 21.4 ▲ 15.6 ▲ 20.7 ▲ 34.7 ▲ 9.4 ▲ 16.4 ▲ 25.0 ▲ 6.3 今期(1~3月) 来期見通(4~6月) 前期比 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -1.1 -13.3 +6.2 ▲ 27.6 ▲ 30.8 ▲ 25.0 -6.9 +3.9 -15.6 5.採算(経常利益) 今期(1~3 月前年同期比)の採算のDI値は、全産業で▲19.8 と前期と比べわずかに悪 化した。 産業別では、サービス業は横ばい、小売業、建設業が悪化した。特に小売業はマイナス 21.4 ポイントと大幅にマイナス幅を拡大した。一方、製造業、卸売業は改善した。 来期の見通し(4~6 月)では、全産業で▲27.7 と今期と比べ悪化の見通しをしている。 産業別では、建設業は横ばい、製造業、卸売業、サービス業は悪化の見通しをしている。 特に製造業はマイナス 31.3 ポイントと今期のプラスからマイナスへ転じる見通しをして いる。一方、小売業は改善の見通しをしている。 全 建 製 卸 小 産 設 造 売 売 業 業 業 業 業 サービス業 前期(10~12月) 来期見通 (1~3月) (A) (B) (C) ▲ 18.7 ▲ 10.7 ▲ 3.2 ▲ 24.0 ▲ 26.9 ▲ 30.3 ▲ 19.8 ▲ 18.5 9.4 ▲ 15.4 ▲ 48.3 ▲ 29.6 ▲ 22.4 ▲ 14.3 0.0 ▲ 20.0 ▲ 30.8 ▲ 46.9 5 今期(1~3月) 来期見通(4~6月) 前期比 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -1.1 -7.8 +12.6 +8.6 -21.4 +0.7 ▲ 27.7 ▲ 18.5 ▲ 21.9 ▲ 27.0 ▲ 37.9 ▲ 33.3 -7.9 0.0 -31.3 -11.6 +10.4 -3.7 6.従業員(含む臨時) 今期(1~3 月前年同期比)の従業員のDI値は、全産業で▲10.8 と前期と比べ不足感を縮 小した。 産業別では、サービス業はほぼ横ばい、製造業、小売業、卸売業が不足感を縮小した。 特に製造業は不足から過剰に転じた。一方、建設業は不足感を拡大した。 来期の見通し(4~6 月)では、全産業で▲8.7 と今期と比べわずかに不足感を縮小する見 通しをしている。 産業別では、卸売業、小売業は横ばい、サービス業が不足感を縮小する一方、建設業は 不足感を拡大、製造業は過剰感を拡大する見通しをしている。 全 建 製 卸 小 産 設 造 売 売 業 業 業 業 業 サ ー ビ ス 業 前期(10~12月) 来期見通 (1~3月) (A) (B) (C) ▲ 14.0 ▲ 21.5 ▲ 3.1 ▲ 11.6 ▲ 8.0 ▲ 25.0 ▲ 10.8 ▲ 29.6 9.4 ▲ 8.0 ▲ 3.7 ▲ 25.9 ▲ 11.2 ▲ 17.9 6.2 ▲ 11.6 ▲ 8.0 ▲ 25.8 今期(1~3月) 来期見通(4~6月) 前期比 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) +3.2 -8.1 +12.5 +3.6 +4.3 -0.9 ▲ 8.7 ▲ 33.3 18.7 ▲ 8.0 ▲ 3.7 ▲ 22.2 +2.1 -3.7 +9.3 0.0 0.0 +3.7 Ⅱ.産業別DI値 1.建設業 今期(1~3 月前年同期比)の項目別DI値は、業況が▲18.5 と前期と比べ改善した。 項目別では、資金繰りが改善した。一方、受注残、採算、完成工事額は悪化した。従業 員は前期と比べ不足感を拡大した。 企業からは、電力会社の工事単価が昨年夏頃から上がったため、工事額が増えた(設備 工事)とのコメントがある一方、公共工事の受注があり完成工事額は増加したものの、冬 期間は受注見込がない(職別工事)とのコメントがあった。 来期の見通し(4~6 月)では、業況が▲14.8 と今期と比べ改善の見通しをしている。 項目別では、完成工事額、採算が横ばい、受注残が改善する一方、資金繰りで悪化を見 通している。従業員は不足感を拡大する見通しをしている。 企業からは、業界では着工が早そうだが弊社は変わらず。但し、分譲地開発のため受注 残は増加の見込(総合工事)とのコメントがある一方、公共工事の減少による完成工事額 減少(総合工事・設備工事)とのコメントがあった。 業 況 完 成 工 事 額 資 金 繰 り 受 注 残 採算(経常利益) 従業員(含む臨時) 前期(10~12月) 来期見通し (1~3月) (A) (B) ▲ 22.2 ▲ 25.0 ▲ 10.7 ▲ 14.3 ▲ 10.7 ▲ 17.9 ▲ 21.4 ▲ 25.0 ▲ 10.7 ▲ 14.3 ▲ 21.5 ▲ 17.9 6 (C) ▲ 18.5 ▲ 14.8 ▲ 7.4 ▲ 34.7 ▲ 18.5 ▲ 29.6 今期 (1~3月) 前期比 来期見通し (4~6月) 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) +3.7 ▲ 14.8 +3.7 -4.1 ▲ 14.8 0.0 +3.3 ▲ 18.5 -11.1 -13.3 ▲ 30.8 +3.9 -7.8 ▲ 18.5 0.0 -8.1 ▲ 33.3 -3.7 2.製造業 今期(1~3 月前年同期比)の項目別DI値は、業況が▲3.1 と前期と比べ改善した。 項目別では、売上額、受注残が改善、採算は前期のマイナスからプラスに転じた。一方、 資金繰りは悪化した。従業員は前期の不足から過剰に転じた。 企業からは、業務用を中心に景況は回復していないが、特定名称商品が牽引して対前年 で実績は向上(飲料品)、関東地区の受注に加え、宮城、福島の東北の物件が増加した分、 受注、売上増(金属製品)とのコメントがある一方、3月の歓送迎会シーズンは飲食業界 が全く奮わず、期待していた店が相次いで閉店してしまった(飲料品)とのコメントがあ った。 来期の見通し(4~6 月)では、業況は▲15.6 と今期と比べ悪化の見通しをしている。 項目別では、採算、売上額、受注残、資金繰りが悪化を見通している。特に採算はマイ ナス 31.3 ポイントと大幅に悪化し、今期のプラスからマイナスへ転じる見通しをしてい る。従業員は過剰感を拡大する見通しをしている。 企業からは、3月から尾を引いて業界の動きは悪く、特に酒飲み人口は昨年から2万人 減少、新規開店も望めず厳しい状況が予想される(飲料品)、例年4~6月期は受注が減 少する。特に今年は例年より減少している(金属製品)とのコメントがあった。 業 況 売 上 額 資 金 繰 り 受 注 残 採算(経常利益) 従業員(含む臨時) 前期(10~12月) 来期見通し (1~3月) (A) (B) ▲ 15.6 ▲ 12.9 ▲ 28.1 ▲ 9.6 0.0 ▲ 3.1 ▲ 15.6 ▲ 6.3 ▲ 3.2 0.0 ▲ 3.1 6.2 (C) ▲ ▲ ▲ ▲ 3.1 9.4 9.6 9.4 9.4 9.4 今期 (1~3月) 前期比 来期見通し (4~6月) 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) +12.5 ▲ 15.6 -12.5 +18.7 ▲ 28.2 -18.8 -9.6 ▲ 12.9 -3.3 +6.2 ▲ 25.0 -15.6 +12.6 ▲ 21.9 -31.3 +12.5 18.7 +9.3 3.卸売業 今期(1~3 月前年同期比)の項目別DI値は、業況が▲19.3 と前期とほぼ横ばいとなっ た。 項目別では、採算、売上額、資金繰りが改善した。従業員は不足感を縮小した。 企業からは、暖冬の影響か物の動きが前年より少し良かったと感じる(食料品)、昨年 夏期の新規取引先への納材が好調なことと全体で冬期間でも需要があった(建築材料)と のコメントがある一方、小売店の廃業が増えており、新規取引先の獲得が重要になってい る(衣服)とのコメントがあった。 来期の見通し(4~6 月)では、業況が▲26.9 と今期と比べ悪化を見通している。 項目別では、採算、資金繰り、売上額で悪化の見通しをしている。従業員は横ばいの見 通しをしている。 企業からは、円高傾向の為替状況が輸入原料にどのように影響するかによって変わって くる(水産物) 、売上増は期待できない。東京オリンピックまで低調は続くと思う(家電) とのコメントがあった。 業 況 売 上 額 資 金 繰 り 採算(経常利益) 従業員(含む臨時) 前期(10~12月) 来期見通し (1~3月) (A) (B) ▲ 19.2 ▲ 23.1 ▲ 30.8 ▲ 19.2 ▲ 23.1 ▲ 11.6 ▲ 24.0 ▲ 20.0 ▲ 11.6 ▲ 11.6 7 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ (C) 19.3 23.1 15.4 15.4 8.0 今期 (1~3月) 前期比 来期見通し (1~3月) 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -0.1 ▲ 26.9 -7.6 +7.7 ▲ 30.8 -7.7 +7.7 ▲ 26.9 -11.5 +8.6 ▲ 27.0 -11.6 +3.6 ▲ 8.0 0.0 4.小売業 今期(1~3 月前年同期比)の項目別DI値は、業況が▲37.9 と前期と比べ悪化した。 項目別では、資金繰り、採算、売上額が悪化した。特に資金繰り、採算はそれぞれマイ ナス 27.7 ポイント、マイナス 21.4 ポイントと大幅に悪化した。従業員は不足感を縮小し た。 企業からは、消費税アップによる購買力の減少による売上額減少(食料品)、消費の低 迷、他地域への流失などにより売上減少(生花)とのコメントがある一方、商品の価格帯 を上げ、客単価をアップすることができ売上増につながった(身の回り品)とのコメント があった。 来期の見通し(4~6 月)では、業況が▲44.8 と今期と比べ悪化する見通しをしている。 項目別では、資金繰り、採算、売上額が改善する見通しをしている。従業員は横ばいの 見通しをしている。 企業からは、選挙がある年の売上は減少傾向にある(身の回り品)、他県への人口流出による 家族構成の変化による売上減少を見込む(食料品)とのコメントがあった。 業 況 売 上 額 資 金 繰 り 採算(経常利益) 従業員(含む臨時) 前期(10~12月) 来期見通し (1~3月) (A) (B) ▲ 20.9 ▲ 15.4 ▲ 30.8 ▲ 23.1 ▲ 11.6 ▲ 27.0 ▲ 26.9 ▲ 30.8 ▲ 8.0 ▲ 8.0 (C) ▲ 37.9 ▲ 44.8 ▲ 39.3 ▲ 48.3 ▲ 3.7 今期 (1~3月) 前期比 来期見通し (4~6月) 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -17.0 ▲ 44.8 -6.9 -14.0 ▲ 41.4 +3.4 -27.7 ▲ 25.0 +14.3 -21.4 ▲ 37.9 +10.4 +4.3 ▲ 3.7 +0.0 5.サービス業 今期(1~3 月前年同期比)の項目別DI値は、業況が▲25.9 と前期と比べほぼ横ばいと なった。 項目別では、売上額がプラス 29.9 ポイントと大幅に改善した。採算はほぼ横ばい、資 金繰りはわずかに悪化した。従業員はほぼ横ばいとなった。 企業からは、積雪が減少、灯油等の価格低下により注文が増加(洗濯)とのコメントが ある一方、歓送迎会など会食をするきっかけのある月は忙しいが、何もない月は前年比で 厳しい(飲食店)とのコメントがあった。 来期の見通し(4~6 月)では、業況が▲33.3 と今期と比べ悪化の見通しをしている。 項目別では、売上額、資金繰り、採算で悪化の見通しをしている。特に売上額はマイナ ス 35.8 ポイントと大幅に悪化する見通しをしている。従業員は不足感の縮小を見通して いる。 企業からは、スポットでイベントが開催されても売上には影響がない。売上増にならな い(飲食業)とのコメントがあった。 業 況 売 上 額 資 金 繰 り 採算(経常利益) 従業員(含む臨時) 前期(10~12月) 来期見通し (1~3月) (A) (B) ▲ 25.0 ▲ 32.2 ▲ 33.4 ▲ 34.4 ▲ 21.2 ▲ 37.5 ▲ 30.3 ▲ 46.9 ▲ 25.0 ▲ 25.8 8 (C) ▲ 25.9 ▲ 3.5 ▲ 22.2 ▲ 29.6 ▲ 25.9 今期 (1~3月) 前期比 来期見通し (4~6月) 今期比 (C)-(A) (D) (D)-(C) -0.9 ▲ 33.3 -7.4 +29.9 ▲ 39.3 -35.8 -1.0 ▲ 29.6 -7.4 +0.7 ▲ 33.3 -3.7 -0.9 ▲ 22.2 +3.7 Ⅲ.設備投資 全産業における今期(1~3月)の設備投資については、「実施した」とする企業は 40 件で、 前期と比べ6件減少した。 産業別では、 「実施した」とする中で最も多かったのは、製造業(12 件)、次いでサービス 業の(10 件)となっている。 「実施した」企業の設備内容で最も多かったのは、 「車両・運搬具」(16 件)、次いで「建物・ 工場・店舗」の(12 件)、「機械・設備・倉庫」の(11 件)の順となっている。 来期の計画では、全産業で「計画している」としたのは 31 件で、今期と比べ9件減少して いる。 産業別では、「計画している」とした中で最も多かったのは、製造業(8件)、次いで建設 業、サービス業の(7件)、卸売業(6件)の順となっている。 「計画している」企業の設備内容については、「建物・工場・店舗」(9件)、「車両・運搬 具」(8件)、 「OA機器」(7件)の順となっている。 設備投資状況 (▲印:減、件数) 前 全産業 建 設 製 造 卸 売 小 売 期 (10~12月) 来期の計画 実施し た 実施し ない 計画し ている (A) 46 11 11 11 4 9 99 17 21 15 22 24 (B) 38 6 11 10 3 8 業 業 業 業 サービス業 今 期 (1~3月) 前期比 来期の計画 計画し ていな い 107 22 21 16 23 25 実施し た 実施し ない (C) 40 7 12 7 4 10 102 20 20 19 25 18 計画し ている (C-A) ▲ 6 ▲ 4 1 ▲ 4 0 1 計画し ていな 今期比 い (D) 31 7 8 6 3 7 111 20 24 20 26 21 設備内容(複数回答) (D-C) ▲ 9 0 ▲ 4 ▲ 1 ▲ 1 ▲ 3 (件数) 全 業 建 業 製 業 卸 業 小 今期 来期 今期 来期 今期 来期 今期 来期 今期 来期 今期 来期 1 3 1 1 0 0 0 0 0 1 0 1 ② 建物・工場・店舗 12 9 4 2 2 2 1 0 2 1 3 4 ③ 機械・設備・倉庫 11 6 1 1 7 4 0 0 1 1 2 0 ④ 車両・運搬具 16 8 2 3 3 1 5 3 1 0 5 1 ⑤ 付帯施設 2 4 0 0 0 1 1 2 0 0 1 1 ⑥ OA 機器 4 7 0 1 1 0 1 3 0 0 2 3 ⑦ 福利厚生施設 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ⑧ その他 3 2 1 0 1 0 0 0 0 0 1 2 49 39 9 8 14 8 8 8 4 3 14 12 ① 土地 合 計 産 設 9 造 売 売 業 サービス業 Ⅳ.経営上の問題点 産業別における「経営上の問題点」は、製造業、卸売業、小売業、サービス業で「需要の停 滞」を第1位に挙げている。建設業は「従業員の確保難」を第1位に挙げている。2位以下 の項目では、建設業で「民間需要の停滞」「下請業者の確保難」、製造業で「製品(加工)単 価の低下・上昇難」 「生産設備の不足・老朽化」 「原材料価格の上昇」、卸売業で「販売単価の 低下・上昇難」 「仕入価格の上昇」、小売業で「販売単価の低下・上昇難」 「消費者ニーズの変 化への対応」、サービス業で「利用料金の低下・上昇難」「材料等仕入単価の上昇」を問題点 として挙げており、需要の停滞による売上の伸び悩みに加え、従業員の確保難、製品及び販 売単価、利用料金の低下・上昇難、仕入価格の上昇による採算悪化が経営課題となっている ことが窺える。 1位 建設業 従業員の確保難 25.9% 製造業 小売業 8件 6件 17.4% 4件 20.7% 6件 15.4% 4件 販売単価の低下・上昇難 需要の停滞 仕入価格の上昇 12 件 20.8% 5件 20.0% 4件 需要の停滞 販売単価の低下・上昇難 消費者ニーズの変化への対応 9件 33.3% 8件 13.6% 3件 利用料金の低下・上昇難 利用料金の低下・上昇難 材料等仕入単価の上昇 需要の停滞 23.1% 24.0% 下請業者の確保難 需要の停滞 製品(加工)単価の低下・上昇難 生産設備の不足・老朽化 原材料価格の上昇 需要の停滞 33.3% サービス業 7件 需要の停滞 48.0% 3位 民間需要の停滞 需要の停滞 26.7% 卸売業 2位 6件 16.7% 4件 25.0% 5件 *%は1位、2位、3位それぞれの回答数(=100%)の割合を示したもの。 参考:1~3位を累計した場合 1位 建設業 民間需要の停滞 16.0% 製造業 卸売業 小売業 16 件 10 件 14.1% 12 件 販売単価の低下・上昇難 18 件 17.4% 12 件 消費者ニーズの変化への対応 販売単価の低下・上昇難 12 件 需要の停滞 18.6% 13.3% 製品(加工)単価の低下・上昇難 需要の停滞 16.4% サービス業 12 件 需要の停滞 26.1% 3位 従業員の確保難 熟練技術者の確保難 官公需要の停滞 需要の停滞 18.8% 2位 15.1% 11 件 12.0% 9件 生産設備の不足・老朽化 11.8% 10 件 仕入単価の上昇 11.6% 8件 仕入単価の上昇 12.3% 9件 利用料金の低下・上昇難 従業員の確保難 13 件 17.1% 12 件 14.3% *%は1位から3位までの総回答数(=100%)の割合を示したもの。 10 10 件 Ⅴ.平成 28 年度の給与について(複数回答あり) ・平成 28 年度の給与について聞いたところ、回答した企業 122 社 183 件(複数回答含む)中、 定期昇給については「実施する予定」が 57 件と「実施しない予定」を 34 件上回ったが、 ベースアップについては「実施しない予定」が 41 件と「定期昇給を実施する予定」の 15 件を 上回った。 選 択 肢 件数 構成比(%) ① 定期昇給を実施する予定 57 31.2 ② 定期昇給を実施しない予定 34 18.6 ③ ベースアップを実施する予定 15 8.2 ④ ベースアップを実施しない予定 41 22.4 ⑤ 手当を新設する予定 5 2.7 ⑥ 既存の手当てを増額する予定 8 4.4 ⑦ 夏の一時金を増やす予定 16 8.7 ⑧ 冬の一時金を増やす予定 7 3.8 183 100.0 合 計 Ⅵ.賃上げを行う理由について(複数回答あり) ・賃上げを行う理由について聞いたところ、116 件(複数回答含む)中「人材の確保・定着やモ チベーション向上を図るため」との回答が 59 件 50.9%と半数を超えた。次いで「業績が改 善しているため」が 15 件 12.9%、 「数年来、賃上げを見送っていたため」が 14 件 12.1%の 順となった。 選 択 肢 件数 ① 業績が改善しているため 構成比(%) 15 12.9 3 2.6 ③ 数年来、賃上げを見送っていたため 14 12.1 ④ 人材の確保・定着やモチベーション向上を図るため 59 50.9 ⑤ 税制の優遇措置(所得拡大促進税制)を利用するため 2 1.7 ⑥ 他社が賃上げを行うため 2 1.7 ⑦ 物価が上昇しているため 12 10.4 ⑧ 最低賃金が引き上げられたため 5 4.3 ⑨ その他(別途コメント欄に記入) 4 3.4 116 100.0 ② 業績改善が見込まれるため 合 計 11 Ⅶ.平成 28 年度の採用について(複数回答あり) ・平成 28 年度の採用について聞いたところ、回答した企業 122 社 134 件(複数回答含む)中、 「正社員を中途採用する」との回答が 38 件 28.4%と一番多い一方、 「採用は行わない」 「現 段階ではわからない」合わせて 64 件と約半数を占めている。 選 択 肢 件数 構成比(%) ① 正社員を新卒採用する 22 16.5 ② 正社員を中途採用する 38 28.4 ③ 非正規社員を採用する 10 7.5 ④ 正社員・非正規社員とも採用は行わない 28 20.9 ⑤ 現段階ではわからない 36 26.7 134 100.0 合 計 Ⅷ.平成 27 年度と比較した場合の平成 28 年度の採用について(複数回答あり) ・平成 28 年に正規・非正規社員を採用すると回答した企業に対し、平成 27 年度と比較した場 合の平成 28 年度の採用について聞いたところ、64 件(複数回答含む)中、正社員については 「採用を増やす」が最も多く、非正規社員については「採用は昨年なみ」が最も多くなって いる。正社員・非正社員ともに「採用を減らす」との回答はなかった。 選 択 肢 件数 構成比(%) ① 正社員の採用を増やす 31 48.4 ② 正社員の採用は昨年度並み 20 31.3 ③ 正社員の採用を減らす 0 0.0 ④ 非正規社員の採用を増やす 5 7.8 ⑤ 非正規社員の採用は昨年度並み 8 12.5 ⑥ 非正規社員の採用を減らす 0 0.0 64 100.0 合 計 12 参 考 付帯調査に対する各企業のコメント 賃上げをする理由(その他) 1 建設業 ・ ①社員の頑張りに報いたいため。②今期決算時に利益が見込めるため(設備工事)高野電気 2 製造業 なし。 3 卸売業 ・ 毎年定期昇給を行うため(一般・事務機器等)秋田富士機械 4 小売業 なし。 5 サービス業 ・ 毎年定期昇給を行うため(専門サービス)福士合同会計事務所 13 14 売 小 業 ▲ 19.2 ▲ 23.1 ▲ 19.3 ▲ 3.1 -0.1 ▲ 26.9 +12.5 ▲ 15.6 売 小 業 ― 業 ▲ 15.6 算 (10~12月) 今期比 (10~12月) 前期(10~12月 ) 採 -7.4 ▲ 33.4 ▲ 34.4 ( 経 ▲ 3.5 利 益 ) 金 0.0 ▲ 3.1 ▲ 9.6 ▲ 7.4 繰 (▲マイナス) り -1.0 ▲ 29.6 -27.7 ▲ 25.0 +7.7 ▲ 26.9 -9.6 ▲ 12.9 +3.3 ▲ 18.5 来期見通 前期(10~12月 ) 今期(1~3月 ) 従 業 員 ( 含 む 臨 時 ) -35.8 ▲ 21.2 ▲ 37.5 ▲ 22.2 +3.4 ▲ 11.6 ▲ 27.0 ▲ 39.3 -7.7 ▲ 23.1 ▲ 11.6 ▲ 15.4 -18.8 0.0 ▲ 10.7 ▲ 17.9 前期比 来期見通(4~6月) 今期(1~3月 ) 常 +29.9 ▲ 39.3 -14.0 ▲ 41.4 +7.7 ▲ 30.8 +18.7 ▲ 28.2 -4.1 ▲ 14.8 ― ― ― ▲ 6.3 ― ― ― ▲ 9.4 ― ― ― ― ― ― +6.2 ▲ 25.0 -13.3 ▲ 30.8 ― ― ― 0.0 9.4 ▲ 30.3 ▲ 46.9 ▲ 29.6 ▲ 26.9 ▲ 30.8 ▲ 48.3 ▲ 24.0 ▲ 20.0 ▲ 15.4 ▲ 3.2 +3.9 ▲ 10.7 ▲ 14.3 ▲ 18.5 -15.6 -7.8 ▲ 18.5 +0.7 ▲ 33.3 -21.4 ▲ 37.9 +8.6 ▲ 27.0 +12.6 ▲ 21.9 ※DI値:「増加」・「好転」したとする企業割合から「減少」・「悪化」したとする企業割合を差し引いた値である。 :従業員の「過剰」から「不足」したとする企業割合を差し引いた値である。(H13.10月より) ― 売 卸 ▲ 9.4 -6.9 ▲ 30.8 ▲ 23.1 ▲ 44.8 来期見通 今期(1~3月 ) ▲ 9.6 -7.6 ▲ 30.8 ▲ 19.2 ▲ 23.1 -12.5 ▲ 28.1 +3.7 ▲ 10.7 ▲ 14.3 ▲ 14.8 前期比 来期見通(4~6月) 業 ▲ 21.4 ▲ 25.0 ▲ 34.7 サービ ス 業 造 製 ― 設 建 資 -7.4 +14.3 -11.5 -3.3 -11.1 (10~12月) ▲ 3.1 6.2 ▲ 8.0 ▲ 8.0 ▲ 3.7 ▲ 8.0 9.4 ▲ 3.7 ▲ 8.0 +3.7 0.0 0.0 +9.3 -3.7 4月~ 6月期 7月~ 9月期 10月~12月期 1月~ 3月期 -0.9 ▲ 22.2 +4.3 +3.6 18.7 -8.1 ▲ 33.3 +12.5 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 -3.7 ▲ 25.0 ▲ 25.8 ▲ 25.9 +10.4 -11.6 ▲ 11.6 ▲ 11.6 -31.3 0.0 ▲ 21.5 ▲ 17.9 ▲ 29.6 今期比 前期比 来期見通(4~6月) 今期比 (A) (B) (C) (C)-(A) (D) (D)-(C) (A) (B) (C) (C)-(A) (D) (D)-(C) (A) (B) (C) (C)-(A) (D) (D)-(C) 業 ▲ 19.6 ▲ 16.4 ▲ 20.7 -1.1 ▲ 27.6 -6.9 ▲ 18.7 ▲ 22.4 ▲ 19.8 -1.1 ▲ 27.7 -7.9 ▲ 14.0 ▲ 11.2 ▲ 10.8 +3.2 ▲ 8.7 +2.1 業 産 全 売 上 額 ・ 完 成 工 事 額 来期見通 前期(10~12月 ) 受 注 残 ( 未 消 化 工 事 高 ) -0.9 ▲ 33.3 売 卸 業 ▲ 15.6 ▲ 12.9 +3.7 ▲ 14.8 -17.0 ▲ 44.8 造 製 業 ▲ 22.2 ▲ 25.0 ▲ 18.5 来期見通 前期(10~12月 ) 業 ▲ 20.9 ▲ 15.4 ▲ 37.9 設 建 況 サ ー ビ ス 業 ▲ 25.0 ▲ 32.2 ▲ 25.9 産 全 業 (第4四半期:平成28年1月~3月) 全産業別景気判断比較表(DI値) 秋田市内中小企業景況調査 今期(1~3月 ) 前期(10~12月 ) 今期(1~3月 ) 前期(10~12月 ) 今期(1~3月 ) 来期見通 来期見通 前期比 来期見通(4~6月) 前期比 来期見通(4~6月) 前期比 来期見通(4~6月) (10~12月) (10~12月) (10~12月) 今期比 今期比 今期比 (A) (B) (C) (C)-(A) (D) (D)-(C) (A) (B) (C) (C)-(A) (D) (D)-(C) (A) (B) (C) (C)-(A) (D) (D)-(C) 業 ▲ 20.5 ▲ 21.8 ▲ 20.6 -0.1 ▲ 27.0 -6.4 ▲ 26.9 ▲ 20.3 ▲ 19.1 +7.8 ▲ 31.0 -11.9 ▲ 13.1 ▲ 19.4 ▲ 18.7 -5.6 ▲ 22.3 -3.6 Ⅸ 総括表 15 製造業 建設業 全産業 種 項 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 目 14.8 4 13.8 4 11.5 3 18.8 6 18.5 5 況 ▲ 25.9 44.4 12 ▲ 37.9 34.5 10 ▲ 19.3 57.7 15 ▲ 3.1 59.4 19 ▲ 18.5 44.4 12 ▲ 20.6 48.2 68 22 15.6 不変 好転 業 40.7 11 51.7 15 30.8 8 21.9 7 37.0 10 36.2 51 悪化 28.6 8 13.8 4 19.2 5 21.9 7 33.3 9 23.2 33 増加 ▲ 3.5 39.3 11 ▲ 44.8 27.6 8 ▲ 23.1 38.5 10 ▲ 9.4 46.9 15 ▲ 14.8 18.5 5 ▲ 19.1 34.5 49 不変 32.1 9 58.6 17 42.3 11 31.3 10 48.1 13 42.3 60 減少 売上額・完成工事額 7.4 2 3.6 1 0.0 0 6.5 2 11.1 3 5.8 8 好転 ▲ 22.2 63.0 17 ▲ 39.3 53.6 15 ▲ 15.4 84.6 22 ▲ 9.6 77.4 24 ▲ 7.4 70.4 19 ▲ 18.7 69.8 97 不変 29.6 8 42.9 12 15.4 4 16.1 5 18.5 5 24.5 34 悪化 資 金 繰 り 12.5 4 11.5 3 12.1 7 増加 ▲ 9.4 65.6 21 ▲ 34.7 42.3 11 ▲ 20.7 55.2 32 不変 21.9 7 46.2 12 32.8 19 減少 受注残(未消化工事高) 14.8 :従業員の「過剰」から「不足」したとする企業割合を差し引いた値である。(H13.10月より) 4 3.4 1 11.5 3 25.0 8 14.8 4 14.2 20 好転 ▲ 29.6 40.7 11 ▲ 48.3 44.8 13 ▲ 15.4 61.5 16 9.4 59.4 19 ▲ 18.5 51.9 14 ▲ 19.8 51.8 73 不変 44.4 12 51.7 15 26.9 7 15.6 5 33.3 9 34.0 48 悪化 採算(経常利益) ※DI値:「増加」・「好転」したとする企業割合から「減少」・「悪化」したとする企業割合を差し引いた値である。 サービス業 小売業 卸売業 業 1.今期の状況 (第4四半期:平成28年1月~3月) 秋田市内中小企業景況調査結果(業種別比較表) 3.7 1 11.1 3 0.0 0 18.8 6 3.7 1 8.0 11 過剰 ▲ 25.9 66.7 18 ▲ 3.7 74.1 20 ▲ 8.0 92.0 23 9.4 71.9 23 ▲ 29.6 63.0 17 ▲ 10.8 73.2 101 適正 29.6 8 14.8 4 8.0 2 9.4 3 33.3 9 18.8 26 不足 従業員(含む臨時) 16 小売業 卸売業 製造業 建設業 全産業 種 種 項 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 DI % 実数 目 11.1 3 6.9 2 7.7 2 9.4 3 11.1 3 況 ▲ 33.3 44.4 12 ▲ 44.8 41.4 12 ▲ 26.9 57.7 15 ▲ 15.6 65.6 21 ▲ 14.8 63.0 17 ▲ 27.0 54.6 77 13 9.2 不変 好転 業 44.4 12 51.7 15 34.6 9 25.0 8 25.9 7 36.2 51 悪化 10.7 3 13.8 4 7.7 2 15.6 5 14.8 4 12.7 18 増加 ▲ 39.3 39.3 11 ▲ 41.4 31.0 9 ▲ 30.8 53.8 14 ▲ 28.2 40.6 13 ▲ 14.8 55.6 15 ▲ 31.0 43.7 62 不変 50.0 14 55.2 16 38.5 10 43.8 14 29.6 8 43.7 62 減少 売上額・完成工事額 3.7 1 3.6 1 0.0 0 6.5 2 7.4 2 4.3 6 好転 ▲ 29.6 63.0 17 ▲ 25.0 67.9 19 ▲ 26.9 73.1 19 ▲ 12.9 74.2 23 ▲ 18.5 66.7 18 ▲ 22.3 69.1 96 不変 33.3 9 28.6 8 26.9 7 19.4 6 25.9 7 26.6 37 悪化 資 金 繰 り 6.3 2 3.8 1 5.2 3 増加 ▲ 25.0 62.5 20 ▲ 30.8 61.5 16 ▲ 27.6 62.1 36 不変 31.3 10 34.6 9 32.8 19 減少 受注残(未消化工事高) 7.4 :従業員の「過剰」から「不足」したとする企業割合を差し引いた値である。(H13.10月より) 2 6.9 2 3.8 1 12.5 4 7.4 2 7.8 11 好転 ▲ 33.3 51.9 14 ▲ 37.9 48.3 14 ▲ 27.0 65.4 17 ▲ 21.9 53.1 17 ▲ 18.5 66.7 18 ▲ 27.7 56.7 80 不変 40.7 11 44.8 13 30.8 8 34.4 11 25.9 7 35.5 50 悪化 採算(経常利益) ※DI値:「増加」・「好転」したとする企業割合から「減少」・「悪化」したとする企業割合を差し引いた値である。 サービス業 業 業 2.来期の見通し (第4四半期:平成28年1月~3月) 秋田市内中小企業景況調査結果(業種別比較表) 7.4 2 7.4 2 0.0 0 25.0 8 3.7 1 9.4 13 過剰 ▲ 22.2 63.0 17 ▲ 3.7 81.5 22 ▲ 8.0 92.0 23 18.7 68.8 22 ▲ 33.3 59.3 16 ▲ 8.7 72.5 100 適正 29.6 8 11.1 3 8.0 2 6.3 2 37.0 10 18.1 25 不足 従業員(含む臨時) 参 考 市内景況調査に対する各企業のコメント Ⅰ今期の特徴(H28 年 1 ~3 月) 1 建 設 業 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 前期に比べてマイナス 10%程度かと思っている(総合工事)リューワ建設 冬期の除排雪がなく、機械等の経費が出た(総合工事)英明工務店 受注が遅い。契約まで時間がかかる(総合工事)加藤哲建築事務所 雪が少なく除雪の出動回数が少なかった(総合工事)大松建設 公共工事の受注があり完成工事額は増加したものの、冬期間は受注見込がない(職別工事)丸谷塗 電力会社の工事単価が夏頃から上がったため、工事額が増えた(設備工事)秋田鈴木電工 2 製 造 業 ・ 業務用を中心に景況は回復していないが、特定名称商品が牽引して対前年で実績は向上した(飲 料品)秋田酒類製造 ・ 得意先の減少による売上減少。3月の歓送迎会シーズンは飲食業界が全く奮わず、期待していた 店が相次いで閉店してしまった(飲料品)北斗製氷 ・ 売掛金回収が予定より遅れた(印刷)フロム・エー ・ 前年と比較して関東地区の受注に加え、宮城、福島の東北の物件が増加した分、受注、売上増と なった(金属製品)佐々木製作所 ・ 客先の発注価格にバラツキが見られる(金属製品)千代田興業 ・ 取引先需要増加に伴い、売上・収支が好転した(製綱)東北製綱 3 卸 売 業 ・ 小売店の廃業が増えており、新規取引先の獲得が重要になっている(衣服)丸島商事 ・ 暖冬の影響か物の動きが前年より少し良かったと感じる(食料品)秋田食品商事 ・ 昨年夏期の新規取引先への納材が好調なことと全体で冬期間でも需要があった(建築材料)昭和建 ・ 売上減少幅が僅少なので資金繰りに影響はない(一般・事務機器等)秋田富士機械 ・ 年々収益確保が厳しい(薬品)佐野薬品 ・ 卸売業の売上は下がる一方だが工事部門でカバーしている(家電)秋田アンテナ 4 小 売 業 ・ 洋服の動きは非常に悪い。来店客が少ない(身の回り品)ハッピードア ・ 商品の価格帯を上げ、客単価をアップすることができ売上増につながった(身の回り品)インフィ ・ 新規オンリーワン商品の仕入により価格帯を上げたことで販売客層を広げることができ、さらに 人件費を減らしたことで利益がプラスになった(身の回り品)フェリーチェフェリーチェ ・ 消費税アップによる購買力の減少による売上額減少(食料品)二幸カマタ食品 ・ 1、2月は雪が少なかった分、売上は前年より良かったが3月は価格の高い商品が売れず、売上 は減少した(自転車)ナベヤ自転車 ・ 消費の低迷、他地域への流失などにより売上減少(生花)花のさとう 5 サービス業 ・ 設備投資の結果、受注は増したが利益増加には至らない(洗濯)管通 ・ 積雪が減少、灯油等の価格低下により注文が増加(洗濯)サンクリーン真美商会 ・ 歓送迎会など会食をするきっかけのある月は忙しいが、何もない月は前年比で厳しい(飲食店) かめ清 17 Ⅱ来期の見通し(H28 年 4 ~6 月) 1 建 設 業 ・ 公共工事の発注が少なく、マイナスになりそうである(総合工事)リューワ建設 ・ 官庁工事では競争が激しく、採算的には厳しいが政府の方針により早期発注に期待する(総合工 事)英明工務店 ・ ベニヤ工場の火災等によって完成工事額が値上げされるのではないか(総合工事)加藤哲建築事務 ・ 現在、問い合わせが増えているため消費税増税前の仕事があるだろう(総合工事)奥羽住宅産業 ・ 業界では着工が早そうだが弊社は変わらず。但し、分譲地開発のため受注残は増加の見込(総合 工事)ドリームビルド ・ この時期の完成工事はない。5月頃に工事が受注できれば少しは見通しがつけると思う(総合工 事)大松建設 ・ 公共工事(特に土木事業)の減少による完成工事額減少が見込まれる(職別工事)田賀工業 ・ 政治的な方向性が不透明で見通しを立てにくい(職別工事)丸谷塗装工業 ・ 4月から工事単価がまた少し上がるが休みが多いため、工事額は増えないし、まだ大きな工事が 出てこない(設備工事)秋田鈴木電工 2 製 造 業 ・ 日経平均の相場感を中心に景況感がイマイチのため、業況が大幅に上昇する方向では見込めない。 前年並であれば上出来と思われる(飲料品)秋田酒類製造 ・ 3月から尾を引いて業界の動きは悪く、特に酒飲み人口は昨年から2万人減少している。新規開 店も望めず厳しい状況が予想される(飲料品)北斗製氷 ・ 経費削減の効果が表れる予定(印刷)フロム・エー ・ 震災がどのように影響するか予測できない(金属製品)エヌティーマシーン ・ 業界的な問題もあるが例年4~6月期は受注が減少する。特に今年は例年より減少している(金 属製品)佐々木製作所 ・ 売上は不変ながらも原材料や燃料などが低迷し、受注単価を維持することで損益状況は保たれて いる(金属製品)北光金属工業 ・ 4月以降先の見えない状態が続きそうである(ゴム製品)清水ゴム商会 ・ 取引先需要増加による受注増加を見込む(製綱)東北製綱 3 卸 売 業 ・ 天候・気温にもよるがプラスもマイナスも大きな予想はない(衣服)丸島商事 ・ 来期の特徴は読めない(食料品)秋田食品商事 ・ 円高傾向の為替状況が輸入原料にどのように影響するかによって変わってくる(水産物)金森水産 ・ 昨年は大口の取引先の不況で困窮したが、今期は受注増の見込(建築材料)昭和建材 ・ 先行き不透明(一般・事務機器等)秋田富士機械 ・ 競争激化。価格圧力が止まらない(薬品)佐野薬品 ・ 売上増は期待できない。東京オリンピックまで低調は続くと思う(家電)秋田アンテナ 4 小 売 業 ・ 選挙がある年の売上は減少傾向にある(身の回り品)メガネの平川 ・ 販売商品の変更を準備している(身の回り品)ハッピードア ・ 消費意欲は低く、客数アップは見込めないため、客単価アップによる売上増を図っていきたい(身 の回り品)インフィニティ ・ 魅力的な商品を仕入れられるかが要。他にはないオンリーワン商品にお客様のニーズがある(身 の回り品)フェリーチェフェリーチェ ・ 他県への人口流出による家族構成の変化による売上減少を見込む(食料品)二幸カマタ食品 ・ 新しく買い替えるのではなく、修理をして使う方が増えてきているので、売上額はあまり期待で きない(自転車)ナベヤ自転車 ・ 客単価が下がっているので売上減少を見込む(写真)明光堂 18 ・ 今期と同様な状態が続く見通し(生花)花のさとう 5 サービス業 ・ 設備投資による受注拡大で業況が好転すると見込んでいる(洗濯)管通 ・ 例年並と思う(洗濯)サンクリーン真美商会 ・ スポットでイベントが開催されても売上には影響がない。売上増にならない(飲食業)かめ清 19
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