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2016/07/20
地域博物館シンポジウム
新渡戸稲造の精神をどう活かすか
~新渡戸記念館の現状と未来への挑戦~
新渡戸稲造がグローバルな視点から十和田市に遺した有形無形の文化遺産「新渡戸記念館」の価値を再
発見することで、“ローカル博物館”という地域の学びの場の創設による「心の開拓」「地域のための人
づくり」の志を継承し、地方の未来を切り拓く地域博物館の新しい実践の形を模索するシンポジウムで
す。
◇開催日時: 9 月 4 日(日)13:00~17:30(12:30 開場)
◇会場: 東京文化財研究所セミナー室(東京都台東区上野公園 13-43)
◇参加対象: 一般(定員 120 名)※事前申し込み制
◇参加費: 500 円(資料代)
※シンポジウム終了後(18:00~)の懇親会参加希望者のみ
別途 3,500 円(軽食・飲み物代)
■プログラム■
総合司会:日髙真吾
国立民族学博物館文化資源研究センター准教授
【第一部 基調講演】
①「新渡戸稲造と文化の力」
講師: 青柳正規 前文化庁長官・東京芸術大学特任教授
②「新渡戸記念館を活かした歴史まちづくりについて考える」
講師: 三井所清典 芝浦工業大学名誉教授
新渡戸稲造博士と万里夫人
【第二部 パネルディスカッション】
「新渡戸記念館の価値をどう地域の未来に活かすか」
コーディネーター:半田昌之 公益財団法人日本博物館協会専務理事
稲造が掲げた新渡戸文庫の設立理念
パネリスト:(世界の中の新渡戸記念館)
前田耕作 アフガニスタン文化研究所所長,文化遺産国際協力コンソーシアム副会長
(生田勉建築としての価値)
竺 覚暁 金沢工業大学教授,金沢工業大学建築アーカイヴス研究所長
(地域博物館としての価値)
矢島國雄 明治大学教授,全日本博物学会前会長
(外国人の視点から見た価値)
著書「BUSHIDO」
マンリオ・カデロ サンマリノ共和国特命全権大使,駐日外交団長
(十和田市民の視点から見た新渡戸記念館問題)
保土沢道是 十和田市民
(十和田市地域における有形無形の価値)
愛用の鞄とパナマ帽
角田美恵子 新渡戸記念館ボランティア Kyosokyodo 事務局
■会場でのパネル展示■
新渡戸稲造が残した小さな博物館「新渡戸記念館」の魅力
~資料・建物・地域〜
主催:
共催:
後援:
協力:
「地域博物館シンポジウム
新渡戸稲造の精神をどう活かすか」実行委員会
全国地域ミュージアム活性化協議会
公益財団法人日本ユネスコ協会連盟 (予定)
公益財団法人日本博物館協会、全日本博物館学会
公益財団法人日本刀文化振興協会
一般社団法人次世代芸術文化都市研究機構
記念館所蔵 新渡戸家甲冑
新渡戸記念館
2016/07/20
開催趣旨
「新渡戸記念館」の価値を資料・建物・地域とのつながりの観点から掘り起し
地域博物館の力で地方の未来を切り拓く実践の形を模索するために
現在、耐震性の問題から休館を余儀なくされている新渡戸記念館は、新渡戸稲造がグローバルな視点から十
和田市に遺した有形無形の文化遺産としての高い価値を有すると同時に、近代建築家である東京大学名誉教
授・生田勉氏の作品としても価値があり、建物、資料それぞれの保存活用が望まれています。
今回のシンポジウムでは「所蔵資料の価値」
「建築としての価値」
「地域とのつながり」の 3 つの観点から、
新渡戸記念館が持つポテンシャル(価値)とその可能性を明らかにし、保存と活用に向けたあるべき姿を再発
見していきます。これは記念館の原点である稲造創設の新渡戸文庫が目指した「心の開拓」
「地域のための人づ
くり」の志しを、
“ローカル博物館”という観点で現在に甦らせるとともに、地方創生の時代において、地域博
物館が「どう活用されれば、地域の未来としっかり繋がっていくのか」、その一つの道筋をつける集いともなり
ます。
新渡戸記念館所蔵の三本木原開拓の資料と、それによって形成された十和田市街地
【シンポジウム実行委員会委員】(五十音順)
〇共同代表
大樋年雄 陶芸家,十一代大樋長左衛門/小川英晴 詩人,文芸評論家 /川畑雅一 共同テレビプロデューサー /
栗原祐司 独立行政法人国立文化財機構本部事務局長/〇古賀茉貴雄 日本空港ビルディング顧問,一般財団法人日
本のこころ Soul of Japan 評議員/コシノジュンコ ファッションデザイナー/鈴木弘之 一般社団法人 間 代表
/反町吉秀 元上十三保健所所長,医師 / 竺覚暁 金沢工業大学教授,金沢工業大学建築アーカイヴス研究所所長
/〇新渡戸常憲 新渡戸記念館館長,音楽評論家/林芳輝 岩手大学名誉教授,作曲家/半田昌之 公益財団法人日
本博物館協会専務理事/日高真吾 国立民族学博物館文化資源研究センター准教授/〇藤原洋 全国地域ミュージ
アム活性化協議会 事務局長理事/堀越千秋 画家/〇前田耕作 アフガニスタン文化研究所所長,文化遺産国際協
力コンソーシアム副会長/三井所清典 芝浦工業大学名誉教授/三浦昇 三浦昇事務所 代表/矢島國雄 明治大学
教授,全日本博物館学会前会長/山田利行 山田利行研究室室長,一級建築士/藁谷郁美 慶應義塾大学教授/(事務
局)新渡戸富恵 新渡戸記念館ボランティア Kyosokyodo 会長/角田美恵子 同ボランティア事務局,新渡戸記念館学
芸員
〇申し込み方法:
8 月 31 日(水)までにお電話、ファックス、
メール、郵便にて必要事項をお知らせください
[必要事項]
お名前、ご所属、ご連絡先(tel 番号、メール
アドレス) 懇親会出席の有無
〇お申込み・お問い合わせ先:
シンポジウム実行委員会 事務局(担当:角田)
-
〒034-0031 青森県十和田市東三番町 24-1
新渡戸記念館内
tel080-5578-5939
tel/fax0176-23-4430(受信専用)
メールアドレス [email protected]
ホームページアドレス www.nitobe.jp
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