2016年7月13日 投資情報室 J-REITレポート J-REIT市場 現状と今後の見通し (1)J-REIT市場の前月の動向 【指数の動き】 • 6月のJ-REIT市場(東証REIT指数)は、英国のEU離脱ショックで6月27日には1,729.56ポイント(前月末比 -8.8%)まで下落。しかし、金利の低下、日銀の追加金融緩和期待の高まり、欧米株価の落ち着き等から反 発に転じ、結局同ショック前の水準(6月23日の1,818.57ポイント)を上回って引けました(6月末引け値:1,843.66 ポイント)。月間の騰落率はTOPIXを約7.0%、年初来では約25.0%上回っています【図表1、2】 。 【売買代金・市場規模等】 • 新規上場は無く、銘柄数は54銘柄と変わらず、時価総額は前月末より約0.27兆円減少し、約11.6兆円となりま した【図表3】。1日当たり売買代金は約389億円で、前年同月比で約29%増加しています【図表7】。1銘柄の公 募増資がありました(市場からの資金調達額は約58億円)【図表12】。 【配当利回り等】 • 6月末のJ-REITの予想配当利回り(配当額/投資口価格)(上場全銘柄、以下同様)は3.44%(前月: 3.32%)、10年国債金利はマイナス0.217%(前月:マイナス0.105%)、イールド・スプレッド(予想配当利回り-10 年国債金利)は3.66%。イールド・スプレッドは2012年12月末(3.92%)以来の高さです【図表4、5】。 (2)J-REIT市場(東証REIT指数)の見通し 7月の相場は、英国のEU(欧州連合)離脱問題を巡る不安感から、上値の重い展開となりそうです。英国 では、企業の国外移転の増加から不動産価格が下落するとの懸念が広がっているようです。不動産市況 の先行きに不安を感じた投資家からの解約申し込みが集中する等で、英国の商業用不動産へ投資する 運用会社が不動産ファンドの解約受付を一時停止しています(注1)。可能性は小さいと考えますが、仮に こうした一連の動きが欧州等の金融機関の経営不安観測につながり、内外の株式市場が下落する、円高 が進行するような場合には、東証REIT指数は先月(6月)の英国のEU離脱決定で急落した時の安値水準 (1,730ポイント程度)に再び接近することも考えられます。 しかし、英国の先行きについては、いつ正式にEUに離脱通告をするのか、他のEU諸国と貿易面でどのよ うに関わっていくのか、現時点では不透明な要素が多い状況です。足元は悲観論だけが独り歩きしてい るようにも見受けられます。英国中央銀行は影響の広がりを防止すべく、銀行の融資余力を高めるため の対応に乗り出しました(注2)。また英国のオズボーン財務相は、企業の英国への投資を維持させるため に、法人税率を引き下げる(現行20%を15%未満に)考えを示しています。リーマン・ショックやギリシャ・ ショック等を踏まえ、欧州の金融機関に対する資金支援の枠組みも強化されていると判断しています。こ うした対策等の効果により、英国の不動産株等の混乱は徐々に落ち着くものと考えています。 J-REITの保有物件は1物件(イオンリートのマレーシア物件)を除きすべて日本国内にあります。金利低 下等により、イールド・スプレッド(J-REITの予想配当利回り-10年国債金利)は拡大傾向となっています 【図表4】。J-REITの業績や保有物件の含み率は拡大傾向を続けています【図表15,16】。市場では月末 (28~29日)の日銀金融政策決定会合で追加緩和が決定され、J-REIT(現在は年間約900億円)やETF (上場投資信託)(現在は年間約3兆円)の買入れ枠が増額されるとの期待が高まりつつあるようです。下 落局面では年金基金や日銀など中長期資金の買いも期待されます。これらの支援材料や、英国離脱問 題を巡る混乱の落ち着き等を背景に、J-REIT市場は月末にかけて1,900ポイント台回復を目指す動きに なるものと見ています。 (注1)現地7月6日時点で7社、対象ファンドの金額は180億ポンド(約2.4兆円、1ポンド132円換算)とされてい ます。尚、J-REITは東証に上場されており、原則、いつでも買入れ・売却が可能な商品です。 (注2)銀行に求める自己資本の上積みの比率を7月5日付で総与信の0.5%からゼロ%に引き下げました。当 初は1%まで引き上げる予定でしたが、2017年6月までゼロ%で据え置かれることとなりました。当資本規制 の緩和で銀行に1,500億ポンド(約20兆円)に上る融資余力が生じるとされています。 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価 証券等の勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しております が、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将 来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投 資成果を示すものではありません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 1/6 (審査確認番号H28-TB83) 【図表2】 東証REIT指数とTOPIX推移 (配当除き) 【図表1】 指数の上昇・下落率比較 (2013年12月30日~2016年6月30日 日次) 135 東証REIT指数 TOPIX (2016年6月30日時点) (%) 2016年 単月 (参考) 2015年累計 累計 東証REIT指数 -2.75 5.50 -7.92 TOPIX -9.71 -19.48 9.93 6.96 24.98 -17.86 東証REIT指数 -4.02 5.46 -4.84 TOPIX -9.45 -18.42 12.06 5.43 23.88 -16.90 配当除き 差 配当込み 差 125 115 105 95 (※)2013年12月30日=100として指数化 85 13/12 14/3 14/6 14/9 14/12 15/3 15/6 15/9 15/12 16/3 16/6 (年/月) 【図表3】 J-REITの時価総額等推移 【図表4】 J-REITのイールド・スプレッド等推移 (2003年3月~2016年6月 月次) (銘柄) 60 10 50 8 10 40 6 8 30 4 5 20 2 3 10 0 0 -2 15 (兆円) 保有不動産額(左軸) 時価総額(左軸) 上場銘柄数(右軸) 13 0 03/3 05/3 07/3 09/3 11/3 13/3 15/3 (2003年3月~2016年6月 月次) (%) 03/3 イールドスプレッド(①-②) J-REIT予想配当利回り① 10年国債利回り② 05/3 07/3 09/3 11/3 13/3 【図表5】 J-REITの予想配当利回りの推移 4.5 (2014年1月6日~2016年6月30日 日次) (%) 【図表6】 東証REIT指数と移動平均の推移 (2014年4月1日~2016年6月30日 日次) 2,100 東証REIT指数日々線 60日(約3ヵ月)移動平均線 200日(約10ヵ月)移動平均線 (ポイント) 予想配当利回り 4.0 15/3 (年/月) (年/月) 2,000 1,900 1,800 3.5 1,700 1,600 3.0 1,500 2.5 14/1 14/4 14/7 14/10 15/1 15/4 15/7 15/10 16/1 16/4 (年/月) 1,400 14/4 14/8 14/12 15/4 15/8 15/12 16/4 (年/月) 出所:図表1~6はブルームバーグデータを基にニッセイアセットマネジメント作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価 証券等の勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しております が、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将 来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投 資成果を示すものではありません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 2/6 【図表8】 主要主体別売買動向 【図表7】 東証REIT指数と売買代金の推移 2,250 (2010年1月~2016年6月 月次) (億円) (ポイント) 月次ベース1日当り売買代金(右軸) 東証REIT指数(左軸) 2,000 600 1,750 500 1,500 400 1,250 300 1,000 200 750 100 500 10/1 11/1 12/1 13/1 14/1 0 16/1 (年/月) 15/1 生保・損保 700 銀行 2012年 -2 2013年 -30 2014年 -142 2015年 -9 2016年 83 (注)2016年は判明月まで反映 2015年2月 2015年3月 2015年4月 2015年5月 2015年6月 2015年7月 2015年8月 2015年9月 2015年10月 2015年11月 2015年12月 2016年1月 2016年2月 2016年3月 2016年4月 2016年5月 -1 35 -18 -12 30 -36 22 15 -7 -16 2 19 15 49 -25 -22 投資信託 事業法人 個人 外国人 759 1,769 2,265 2,196 -307 494 4,241 1,073 2,254 -998 -169 -722 -472 -486 -177 -1,604 -4,949 -3,435 -3,313 -1,143 514 13 532 -1,618 1,965 394 172 264 370 260 -13 13 57 23 180 288 1 -187 -122 -87 174 289 535 255 220 252 27 85 220 139 105 200 70 -583 -485 -455 156 -76 -53 -80 -21 -53 -11 -12 -18 -35 -70 -6 -52 -104 -21 43 -45 -422 -291 -349 -344 -240 -174 -104 -246 -195 -312 -275 -159 -532 -452 -271 -183 -294 -342 -225 -259 -512 145 -209 93 47 142 -259 -34 1,167 832 623 -315 (※)銀行には日銀を含む 出所:東証データを基にニッセイアセットマネジメント作成 出所:ブルームバーグデータ、東証データを基にニッセイアセットマネジメント作成 (3)日銀のJ-REIT買入れ状況 • 6月の買入れ額は約72億円。1~6月累計で約504億円。今年の買入れ枠約900億円の残りは約396億円(月平均 約66億円)。尚、買入れ開始(2010年12月)以降の累計買入れ額は約3,207億円となりました。 • 市場では7月28~29日の日銀金融政策決定会合で買入れ枠が増額されるとの見方もあります。 (4)主要国REIT市場比較 • 主要6ヵ国のREIT指数(S&P各国REIT指数、配当込み、現地通貨ベース)の2016年6月の騰落率は、EU離脱を選 択した英国市場の下落率が大きくなっています。1~6月累計ではオーストラリアが上昇率トップです。 • 6月末のJ-REIT市場のイールド・スプレッドは、主要6ヵ国の中では3番目の高さになっています。英国のEU離脱決定を 背景に質への逃避から債券が買われた(金利は低下)ことから、主要6か国のイールド・スプレッドは概ね前月末より拡 大しています。 【図表9】 主要国REIT指数の騰落率 【図表10】 主要国REIT市場のイールド・スプレッド (2016年は6月末時点) 20 (%) 14.3 13.3 16.3 14.2 10.3 10 7.5 8% 7% 10.1 (2016年6月末時点) 予想配当利回り① 10年国債金利② イールド・スプレッド(①-②) 6.5% 6% 7.0 3.5 2.5 5% 3.6 4.5% 3.1 4% 3.8% 0 -2.3 -2.9 -4.9 3% 2% -5.5 -10 2.2% 2.7% 3.1% 2.0% 1.9% 1.5% 0.9% -12.2 2015年年間 0.2% 2016年単月 2016年年間 -20 日本 米国 英国 4.5% 3.3% 1.9% 1% -10.2 4.6% 4.0% 4.2% オーストラリア シンガポール (注)図表9~10:S&P各国・地域REIT指数(現地通貨)(配当込み)ベース フランス 0% -0.2% -1% 英国 オーストラリア 米国 日本 フランス シンガポール 出所:図表9~10:S&P、ブルームバーグデータを基にニッセイアセットマネジメント作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価 証券等の勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しております が、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将 来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投 資成果を示すものではありません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 3/6 (5)J-REITファンド(公募投信)への資金流出入動向 • J-REITファンドは3ヵ月連続流入超となりました。金額は前月比約5%減少しました。 • 海外REITファンドは連続資金流入超となりました。金額は4ヵ月連続で2,000億円を超えています。 【図表11】 REITファンドへの資金流出入動向(表とグラフ) (億円) 項目 2016年 1~3月 4~6月 累計 累計 直近3ヵ月 16年4月 16年5月 16年6月 J-REITファンド -250 741 53 353 335 海外REITファンド 6,939 7,202 2,337 2,621 2,243 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 -500 (2015年6月~2016年6月 月次) (億円) J-REITファンド 未 15/6 出所:野村Fundmarkのデータを基にニッセイアセットマネジメント作成 <対象は追加型株式投信(ETFを除く)> 海外REITファンド 15/8 15/10 15/12 16/2 16/4 16/6 (年/月) (6)J-REITの増資(資金調達)と物件取得状況 • 6月は1銘柄が公募増資(資金調達額は約58億円)を行いました。1~6月の公募増資と新規上場に伴う資金調達額 合計は約4,290億円で、前年同期比で約14%減少しています。 • 6月末時点の2016年累計物件取得額(5月末時点判明、翌月以降の受渡し分含む)は約9,890億円。昨年の年間 実績(約1.6兆円)の約6割に相当します。 【図表13】 J-REIT物件取得状況 【図表12】 J-REIT増資等の資金調達状況 (2011年~2016年 年次) 14,000 (億円) 新規上場 (2011年~2016年 年次) 25,000 増資(第三者割当含む) 取得金額 (億円) 12,000 20,000 10,000 15,000 8,000 6,000 10,000 4,000 5,000 2,000 0 0 2011 2012 2013 2014 2015 2016 (年) 2011 2012 2013 2014 2015 2016 (年) (※)2016年は6月末時点販売分(翌月以降受け渡し分含む) 出所:不動産証券化協会資料等を基にニッセイアセットマネジメント作成 (※)2016年は6月末時点判明分 出所:不動産証券化協会資料等を基にニッセイアセットマネジメント作成 (7)J-REITの新規上場候補 • 7月、8月と各1銘柄の新規上場が予定されています。 • 8月2日の三井不動産ロジスティクパークの上場で、三井不動産をスポンサーとする上場REITは4銘柄となります(他の3 銘柄は日本ビルファンド、フロンティア不動産、日本アコモデーションファンド)。 【図表14】 J-REIT新規上場候補 (2016年6月30日時点) 設立母体 (REIT名称) 上場時資産規模(予定) 上場時(予定) 株式会社マリモ (マリモ地方創生リート) 約162億円 2016年7月29日 ○スポンサーの株式会社マリモは広島に本社を置く不動産会社。地方の分譲マンション開発 事業を中心に、近年はアジアにも進出。三重銀行、みちのく銀行もスポンサーとして参画。 ○住宅と商業施設を中心とした総合型のリート。上場時の市場からの資金調達予定額は約97億円。 三井不動産 (三井不動産ロジスティクパーク) 約755億円 2016年8月2日 ○上場時のポートフォリオは物流施設8棟、データセンター1棟の計9棟。 ○上場時の市場からの資金調達予定額は約557億円。将来的には三井不動産が海外展開する アジアの不動産にも投資。 主な運用対象等 出所:不動産証券化協会資料等を基にニッセイアセットマネジメント作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価 証券等の勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しております が、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将 来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投 資成果を示すものではありません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 4/6 (8)J-REITの配当額や保有物件含み率推移 • 6月末の予想配当額(東証REIT指数ベース)は前年同月比で約8.2%増加。増加率は拡大傾向となっています。賃 貸市場は、借り手との賃上げ交渉を行いやすい環境になりつつあるとの見方もあり、今後予想配当額の増加ペースが 速まる可能性もあります。 • 6月末のJ-REIT保有物件の含み率(6ヵ月平均)は約9.8%、含み益額(鑑定評価額-簿価価格)は約1兆5,000億 円と、何れも過去最高水準です。 【図表15】 J-REITの配当額推移 【図表16】 J-REIT保有物件含み率(6ヵ月平均)推移 (2012年1月~2016年6月 月次) 12 (2005年5月~2016年6月 月次) (%) 10 8 6 含み益の 状態 4 2 0 -2 含み損の 状態 -4 -6 -8 (年/月) (※)配当額=東証REIT指数×配当利回り÷100 出所:ブルームバーグデータ等を基にニッセイアセットマネジメント作成 05/5 07/5 09/5 11/5 13/5 15/5 (年/月) (※)含み率=(鑑定評価額-帳簿価格)/帳簿価格 (%) 出所:J-REIT各社資料、ニッセイ基礎研究所資料を基にニッセイアセットマネジメント作成 (9)不動産市況の推移 • 5月の都心5区のオフィス空室率は4.05%と、前月より0.18%低下(改善)しました。同月の坪当たり賃料(月)は18,107 円で、前年同月比4.5%増加しています。賃料は前月比で29ヵ月、前年同月比で25ヵ月連続上昇しています。 • 国税庁は7月1日、2016年分の路線価(1月1日時点)を発表しました。全国平均で前年比0.2%のプラスとなり、8年ぶ りに上昇に転じました。東京、大阪、愛知、福岡等14都道府県(前年は10都府県)で上昇しました。上昇率では東京 都が最も高くなっています。 【図表18】 路線価(※)の推移(前年比) 【図表17】 都心5区オフィス空室率と賃料推移 10 (2003年3月~2016年5月 月次) (%) 改善 9 8 23,000 悪化 7 25,000 (円/坪・月) (%) 年 (各1月1日時点) 2013年 2014年 2015年 2016年 全国 -1.8 -0.7 -0.4 0.2 東京都 -0.3 1.8 2.1 2.9 愛知県 0.1 1.2 1.0 1.5 大阪府 -0.8 0.3 0.5 1.0 福岡県 -1.6 -0.6 0.0 0.8 悪化 6 21,000 改善 5 19,000 4 3 2 17,000 賃料(右軸) 空室率(左軸) 1 15,000 0 03/3 05/3 07/3 09/3 11/3 13/3 (※)都心5区:千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区 出所:三鬼商事データを基にニッセイアセットマネジメント作成 15/3 (年/月) (※)路線価 相続税・贈与税の計算の基礎となる土地の価格のことで、1月1日時点の約32万8千地 点の標準宅地の価格を毎年7月に国税庁が発表します。路線価は実際の土地の売買 価格の約70~80%とされています。 出所:国税庁データを基にニッセイアセットマネジメント作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価 証券等の勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しております が、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将 来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投 資成果を示すものではありません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 5/6 【ご投資にあたっての留意点】 • 当資料は、ファンドに関連する情報および運用状況等についてお伝えすることを目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成 したものです。金融商品取引法等に基づく開示資料ではありません。 【投資信託に関する留意点】 • 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものと なります。元本および利回りが保証された商品ではありません。 • ファンドは値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクもあります)に投資しますので基準価額は変動し、投資 元本を割り込むことがあります。ファンドは投資元本の保証や一定の成果は約束されておりません。ファンドの基準価額に影響 を与える主なリスクは投資信託説明書(交付目論見書)の「投資リスク」をご覧ください。 • 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありま せん。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信託財産からお支払いしますの で、基準価額が下がる要因となります。 • 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外 の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。 • ご購入の際には必ず取扱販売会社より投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身で ご判断ください。 【手数料等】 [ご投資頂くお客様には以下の費用をご負担いただきます。] ■申込手数料 お申込み日またはお申込み日の翌営業日の基準価額に3.78%(税込)を上限として、取扱販売会社が独自に定める率をかけ て得た額とします。 ■信託報酬 各投資信託の純資産総額に年2.916%(税込)の率をかけて得た額を上限とします。 ■信託財産留保額 1万口につき購入申込受付日の基準価額に0.04%の率、換金申込受付日または翌営業日の基準価額に0.5%の率を かけて得た額を上限とします。 ■その他費用 上記以外に保有期間等に応じてご負担頂く費用があります。目論見書等でご確認下さい。 《ご注意》 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきましては、 ニッセイアセットマネジメントが運用するすべての投資信託のうち、徴収するそれぞれの費用における最高の料率を記載しております。 投資信託に係るリスクや費用は、それぞれの投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、事前によく目論見書を ご覧下さい。 【当資料に関する留意点】 • 当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものでは ありません。 • 当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。 また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。 • 当資料のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 ニッセイアセットマネジメント株式会社 コールセンター 0120-762-506 (受付時間:営業日の午前9時~午後5時) ホームページ 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