P16 知っておきたい!!~子どもの熱中症予防

知っておきたい !! ~子どもの熱中症予防~
熱中症は4月下旬頃から梅雨の時季、室内、夜間でも発生します。特に赤ちゃんや小さ
いお子さんはこれからの季節、熱中症のリスクが高くなりますので注意が必要です。
子どもは熱中症の危険大!!
①体温調節機能が未熟!
乳幼児は汗腺の発達や血圧、体温などの調節機能が未熟なため、体にこもった熱をうまく発散
できません。
②脱水症状の悪化が大人より早い!
乳幼児は脱水症状を起こしやすく、わずかな時間で熱中症を発症し症状が悪化します。
③外出時、ベビーカーは要注意!
地面から近いところにいる乳幼児は、地面からの照り返し熱の影響で大人が感じるよりも
高温にさらされています。
予防のためのチェックポイント!!
Ⅰ:日頃から、お子さんの様子をよく観察しましょう
✿大量の発汗・唇の乾き、おしっこの量が減っていないかどうか?
Ⅱ:暑さを避ける工夫をしましょう
<外 出 時>
✿帽子や日傘などで直射日光をさける
✿特に、気温が一番高くなる 11:00 ~15:00 ごろの外出はさける
✿ベビーカー使用時は、ベビーカーのシート内に保冷剤を使用する
✿エアコンを使用していても、車内に子どもを一人にしない!絶対にダメ!
<室 内>
✿すだれや、グリーンカーテンなどを利用し、室内の日差しを遮る
✿エアコンなどを活用し、室内の温度や湿度を調節する
✿扇風機など利用し、室内の空気を循環させる
<服 装>
✿風通しがよく、吸湿性・通気性のよい下着・服装を選ぶ
Ⅲ:こまめに水分補給をしましょう
✿外出やお昼寝・入浴前後にしっかり水分補給をする
✿外出時は飲み物を入れた保冷水筒を持ち歩き、こまめに水分補給をする
Ⅳ:暑さに負けない体づくりをしましょう
✿栄養バランスのよい食事と生活リズムを整える
✿日頃から汗をかく習慣をつけておくことで、体の暑さに備える機能が高まる
※熱中症は「命を落とす危険」のある病気でもあります。赤ちゃんや小さいお子さんは
自分で不調を訴えることができないため、おうちの方が様子を観察し、早めに体調の
変化に気づき、適切な予防・対策をすることが大切です。
【問い合わせ】
健康増進課 玉里保健係 ☎:0299-48-1111( 内線 3310)
平成 28 年 7 月 7 日 広報おみたま
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