知っておきたい !! ~子どもの熱中症予防~ 熱中症は4月下旬頃から梅雨の時季、室内、夜間でも発生します。特に赤ちゃんや小さ いお子さんはこれからの季節、熱中症のリスクが高くなりますので注意が必要です。 子どもは熱中症の危険大!! ①体温調節機能が未熟! 乳幼児は汗腺の発達や血圧、体温などの調節機能が未熟なため、体にこもった熱をうまく発散 できません。 ②脱水症状の悪化が大人より早い! 乳幼児は脱水症状を起こしやすく、わずかな時間で熱中症を発症し症状が悪化します。 ③外出時、ベビーカーは要注意! 地面から近いところにいる乳幼児は、地面からの照り返し熱の影響で大人が感じるよりも 高温にさらされています。 予防のためのチェックポイント!! Ⅰ:日頃から、お子さんの様子をよく観察しましょう ✿大量の発汗・唇の乾き、おしっこの量が減っていないかどうか? Ⅱ:暑さを避ける工夫をしましょう <外 出 時> ✿帽子や日傘などで直射日光をさける ✿特に、気温が一番高くなる 11:00 ~15:00 ごろの外出はさける ✿ベビーカー使用時は、ベビーカーのシート内に保冷剤を使用する ✿エアコンを使用していても、車内に子どもを一人にしない!絶対にダメ! <室 内> ✿すだれや、グリーンカーテンなどを利用し、室内の日差しを遮る ✿エアコンなどを活用し、室内の温度や湿度を調節する ✿扇風機など利用し、室内の空気を循環させる <服 装> ✿風通しがよく、吸湿性・通気性のよい下着・服装を選ぶ Ⅲ:こまめに水分補給をしましょう ✿外出やお昼寝・入浴前後にしっかり水分補給をする ✿外出時は飲み物を入れた保冷水筒を持ち歩き、こまめに水分補給をする Ⅳ:暑さに負けない体づくりをしましょう ✿栄養バランスのよい食事と生活リズムを整える ✿日頃から汗をかく習慣をつけておくことで、体の暑さに備える機能が高まる ※熱中症は「命を落とす危険」のある病気でもあります。赤ちゃんや小さいお子さんは 自分で不調を訴えることができないため、おうちの方が様子を観察し、早めに体調の 変化に気づき、適切な予防・対策をすることが大切です。 【問い合わせ】 健康増進課 玉里保健係 ☎:0299-48-1111( 内線 3310) 平成 28 年 7 月 7 日 広報おみたま 16
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