●事業報告(カナリヤ第二保育園) 1 運営処遇関係 (1)運営関係総括 保護者の就労に合わせて夜間や長い時間を園で過ごす子どもが多いので、家庭との連携を密 にし、家庭的な雰囲気の中で保育を進めることが出来た。保護者の就労に合わせて登園するの で子どもの生活リズムが不規則になり心や体のバランスが崩れがちである。そのため子どもの体 力づくりとともに心や脳の発達を促し、心身の調和を図ることを目的とした全員でのリズム遊びも 定着している。異年齢児が互いに刺激を受け楽しみながらリズム遊びや体力づくりができた。 職員も指導が定着し活発に動けるようになってきたので今後も継続していく。 今年度より、運動遊びを全員で行う取り組みも始めた。幼児が中心ではあるが、リズム同様、 継続していく。また、グループホームとの交流も定着し、誕生会や定期的な行事など期待を持って 参加している。 人とのふれあいの中で、自分を大切にできる子は人を思いやり、優しくなれる。体操や、野菜の 世話などを通して思いやりやいたわりの気持ちが一層深まることを期待する。 職員がお互いの良さを認め切磋琢磨し、保護者の気持ちに寄り添いながらも保護者を楽にする 保育でなく共に子育てをしていると感じられるように保育内容の充実に努める。 (2)事業内容関係 ①園児数・・・4月27名(途中入園児5名、退園児2名、年度末園児数30名) ②職員数・・・22名(非常勤・産休育休者を含む) (園長1・主任保育士1・保育士14・調理員2・事務員1・処遇加算対象職員1・嘱託医2) ③乳児保育 生後57日目より保育できるよう保育体制を整備し個々の生活リズムを大切にしながら保育を 行う。 ④特別支援児保育 コーディネーターを配置し、健常児と共に保育することで、互いに刺激し合いながら育てる事を 目的に事業を行ってきた。その為に、保護者や関係機関との連携を密に行い、研修も積極的 に行ってきた。 ⑤延長保育 ⑥一時預かり保育 ⑦地域活動 ・親子サロン年13回開催(未就園児親子対象) ・子育て相談 ⑧休日保育 今年度より保育園、こども園に在籍している園児のみ利用可能 ⑨自己評価への取り組み ⑩苦情解決への取り組み ⑪リスクマネジメントへの取り組み ⑫保護者アンケート集計と報告 2 保健 健康診断・歯科検診・蟯虫検査・保健指導等は計画通り実施できた。 感染症対策は、看護師を中心にミーティングを重ね、嘔吐処理、手洗い、おむつ交換等のマニュ アルを整備し周知する。 3 職員に関する事項 外部研修・園内研修・法人研修の実施 その他、定例会議、ミーティング、職員健診、検便、インフルエンザの集団予防接種の実施。 4 保育学校実習生、総合学習、職場体験の受入れ 実習生 ・・・ 1校 2名 職場体験 ・・・ 6校 22名
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