熱中症 ってどんなこと?

ねっちゅうしょう
熱 中 症 ってどんなこと?
平成28年7月1日
横浜市立神大寺小学校
養護教諭 佐藤 香織
ねっちゅうしょう
て あし
ねつ
よ
ひ かげ
きゅうけい
すいぶん
ほきゅう
熱 中 症 には、めまいや手足のしびれなどの熱ストレスと呼ばれる、日陰で休 憩 し水分を補給
かいふく
じょうたい
ず つう
は
け
からだ
じゅしん
ひつよう
ねつ ひ ろ う
すれば回復する状 態 から、頭痛、吐き気、 体 がぐったりするなどの受診が必要な熱疲労と呼ば
じょうたい
しょうじょう
すす
い し き しょうがい
こうたいおん
きゅうきゅうはんそう
ひつよう
ねっしゃびょう
れる状 態 、さらに 症 状 が進み意識 障 害 やけいれん、高体温などの 救 急 搬送が必要な熱 射 病
あつ
ひ
ふ
やす
じかん
あせ
あそ
じどう
じょうたい
ふ
きょうしつ
もど
まえ
みず
こえ
あつ
そと
き
へ
や
からだ
あつ
よ ぼう
つぎ
き
たいせつ
しんぱい
大切です。
「 教 室 に戻る前に、お水をのんで」と声をかけています。暑すぎる外も心配で
れいぼう
ねっちゅうしょう
といわれる状 態 のものまであります。 熱 中 症 を予防するには、次のことに気をつけることが
暑い日が増え、休み時間には、たくさん汗をかいて遊ぶ児童が増えてきました。
げんき
すが、冷房の効いた部屋にばかりいると、いつまでも 体 が暑さになれず、元気よ
かつどう で
き
しんぱい
すいぶん ほきゅう
きゅうけい
たの
なつ
す
よ ぼ う ほうほう
く活動出来ないのも心配です。水分補給や 休 憩 をうまくとり、楽しい夏を過ご
おくがい
ぼうし
ひかげ
はい
予防方法 ①屋外では帽子をかぶる。日陰に入る。
おも
してほしいと思っています。ご家庭での体調管理もよろしくお願いします。
すいぶん
ほきゅう
ふん
かい て い ど
②水分をこまめに補給(30分に1回程度)
ど いじょう
うんどう
ど いじょう
げんじゅうちゅうい
③35度以上は運動しない(31度以上は 厳 重 注意)
すいぶんほきゅう
むしさ
ひ
ふ
すこ
虫刺されやあせもなど、皮膚のト
ほけんしつ り よ う
ふ
ラブルによる保健室 利用 が増 えて
います。かゆいのをかかずにがまん
するのは、むずかしいですが、かい
てしまうと“とびひ”になってしま
かのうせい
むし
う可能性もあります。あせもや虫さ
よぼう
されは予防できるといいですね。予
防方法を紹介しますので、参考にし
てください。
がつ
しんたい そくてい
とき
4 月 の 身体 測定 の 時 と プ ー ル
しどうまえ
あせ
あと
汗をかいた後、そのままに
えんぶん
しておくと、塩分やアンモ
ひ
ふ
のこ
えんしょう
こ とし
か
今年 は蚊 にさされるこ
ねつ
ねつ
とで、ジカ熱やデング熱
かんせん
しんぱい
ニアが皮膚 に残 り、 炎 症
への感染 も心配 されて
をおこしやすくなります。
います。蚊 が多 くいる
かんせん
で ぐち
つ
また汗腺 の 出口 が詰 ま る
あせ
か
ば しょ
なが
おお
なが
場所では、長そで長ズボ
はだ
ろ しつ
指導前に、
「プライベートゾーン」の
はなし
なつやす
お 話 をしました。夏休みは、いろい
ば しょ
ともだち
で
ろな場所に行ったり、お友達と出か
き かい
おも
けしたりする機会 もあると思 いま
いじょう
す。そんなときは、いつも以上に〝
き けん
め
ふ
危険”な目にあうことが増えてしま
じ ぶん
うかもしれません。自分だけのプラ
とあせもになります。汗を
ンで肌 を露出 しないよ
かいたら、タオルでふきと
うにしましょう。虫除け
イベートゾーンをしっかりと守り、
ざい
自分を大切にすることを、おうちで
ぬ
りましょう。濡れタオルで
はだ
やさ
ふくと肌に優しいです。
む しよ
たいしつ
剤 は体質 にあうものを
し よう
使用しましょう。
まも
じ ぶん
たいせつ
はなし
もお 話 してください。