TRAIN MESSAGE! Vol.147 2016年 7月 号 自 分 の 体 を 使った 体 験 が 財 産 に な る Q. 武蔵野大学で学んだことを教えてください 看護師が行うケアには一つ一つに根拠があり、採血するにも患者様と会話するにも、 全てのケアにおいて根拠を元に実践します。大学時代の看護技術演習の授業で、 先生から 「なぜそうするのかを考えるように」 と指導していただいていたので、根拠を 考える力が身に付き、今の現場で役に立っています。 Q. 現在のお仕事について教えてください ICU(集中治療室)に勤務しています。大変な部署ですが、重症の患者様が回復した 姿を見たとき、 一番やりがいを感じます。 働きながら、 業務上の知識のほか医療の知識や 看護の技術を磨く必要がありますが、志の高い先輩や同僚に恵まれており、 日々刺激 を受け自分のモチベーションアップにつながっています。 Q.これから社会に出ていく学生にメッセージをお願いします 家にいてもスマートフォンなどでいろいろな情報が簡単に得られる時代ですが、ぜひ 自分の体を使った体験をしてください。 ボランティア活動でも、一人旅でもいい。実際に 自分で見たり聞いたりしたことが成長の糧になり、財産になります。部屋の中、仲間の 中だけに閉じこもらずに、幅広く社会の人と関わる経験をしてほしいです。 卒業生 三 原 悠 佑 Mihara Yusuke 2011年 看護学部看護学科卒業 本学卒業後、看護師として聖路加国際病院に入職。ICU(集中治療室) で 24時間体制で集中的に治療・処置を受けている重症の患者様への看護 を実践している。教育担当として、後輩の指導にも当たっている。 武蔵野大学 企画部 企画・広報課 〒135-8181 東京都江東区有明3-3-3 www.musashino-u.ac.jp
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