宇部市移住定住プロモーション業務委託仕様書(PDF:235KB)

宇部市移住定住プロモーション業務委託~うべ市民募集中!~仕様書
1 業務の名称
宇部市移住定住プロモーション業務委託~うべ市民募集中!~
2 業務の目的
宇部CCRC構想が目指す多世代共働交流のまちづくりを実現するため、「うべ市民募
集中!」と題したプロモーションを行うことで都市部からの移住者獲得及び若年層の市外
への流出を食い止める。
具体的には、宇部市が重要ターゲットとする都市部のアクティブシニア及び子育て世代
に向けたセミナーの開催を行い、新たな移住者を獲得する。また、市内の若年層の定住促
進に向けては、就職を控えた子を持つ親へのセミナー開催という従来とは異なる形でのア
プローチを行い、地元に定住し安心して生活ができるイメージを親子間で醸成することで、
人口減少に歯止めをかける。さらに宇部出身の若者が多く通う県外の大学と連携し、Uタ
ーンを促すような新たな取り組み方法を考案することで若年層の人口を増やす。これら全
ての事業及びうべ暮らしの情報発信の中心基地として、ポータルサイトの開設を行うこと
により、宇部市に関心がある人が「うべ市民」となるよう働きかける。
3 業務委託契約期間
委託契約期間は、契約締結の日から平成29年3月31日までとする。
4 履行場所
宇部市常盤町一丁目7番1号 宇部市役所 総合政策部 移住定住推進課
5 業務内容
(1)都市部のアクティブシニア、子育て世代向けのセミナーの実施
宇部市が移住者の重要ターゲットとする都市部のアクティブシニア及び子育て世代向
けのセミナーを行う。参加人数は 20 人以上を目標とする。
セミナーは宇部市への移住を効果的に促すものとし、それぞれの世代に合わせた内容
とする。
(以下業務委託内容)
①
対象者への周知活動
必要に応じ、「広報うべ」及び市HPでの周知を可能とする。
②
セミナーの運営
③
実施後のアンケート及びその分析
アンケートの内容については移住定住推進課と打ち合わせの上、決定すること。
(2)これから就職する子を持つ親に向けたセミナーの実施
大学3年生等、就職活動を控える子を持つ市内の親向けに、子の就職先として市内
の中小企業を紹介したり、若い世代向けの市の政策等を紹介することで、子が安心し
て市内で暮らせるイメージを持ってもらうためのセミナーを開催する。
参加人数は、30人以上を目標とする。(以下委託業務内容)
① 親への周知活動
必要に応じ、「広報うべ」及び市HPでの周知を可能とする。
② セミナーの運営(会場手配、設営含む)
市の施設を利用して開催する場合は、施設使用料の減免措置あり。
③ 協賛する市内中小企業のセッティング
④ 実施後のアンケート及びその分析
アンケートの内容については移住定住推進課と打ち合わせの上、決定すること。
(3)大学と連携した学生のUターン事業の提案、実施
宇部市出身の大学生が多く通う県外の大学と連携して、市内の中小企業に就職、定
住してもらうよう効果的に働きかける事業の提案・運営を行う。
連携する大学は、市内の若者が多く通う福岡大学、立命館大学のうち1校以上とす
る。(以下委託業務内容)
① 大学との連携交渉
② 事業提案
③ 事業運営
(4)情報発信の中心基地として移住定住ポータルサイトを制作
宇部市が移住者の重要ターゲットとする子育て世代とアクティブシニアそれぞれに効
果的なプロモーションが行える内容とする。(以下委託業務内容)
なお、サイト公開日の期限は平成28年12月末とする。
①
サイト構築
(ア) 検索機能(サイト内検索、場所・期間・目的別のイベント検索)
(イ) 同サイト内にフェイスブックページを設けること。
(ウ)
宇部市(サイト管理者)が移住希望者に向けて発信する情報(移住促進窓口、
移住者の声、仕事・就職支援、住まいの情報、子育て支援情報、施策など)を
載せ、関連する市のポータルサイト(市HP、はたらこBASE等)をリンク
させること。
(エ)
作成したコンテンツ内で動画再生ができるようにすること
(オ) サイト内のページ構成を一覧できるよう案内ページ(サイトマップ)の配置を
実施すること。
(カ) 閲覧しやすいよう文字サイズの拡大・縮小が可能であること。
(キ) 閲覧者が必要な情報に原則3クリック、最大でも5クリックで到達できるよう
な構造にすること。
② アクセシビリティ
高齢者や障害者でも容易に情報が取得できるようアクセシビリティに配慮し、JIS
X8341-3:2016 の「レベル A」に準拠すること。提案書には達成可能な根拠や実績等を
明示すること。
③ スマートデバイス用の画面最適化及び情報の連携
スマートフォン及びタブレット端末上で適切な表示が行えるよう表示画面の最適化
(レスポンシブデザイン)を行うこと。なお、トップページ等主要ページは別にモバ
イル版を作成することとしても差し支えない。
Web ブラウザの対応について
④
Internet Explorer、 Firefox、google chrome、safari に対応すること。
⑤
簡易更新システムの導入
専門知識を持たない職員であっても各コンテンツページの作成・更新作業が容易に
できるようホームページを一元管理するCMS(コンテンツ管理システム)を導入す
ること。基本的には全てのページをCMS配下に置くこととするが、デザイン上複雑
なページ等職員で対応困難なものについてはこの限りでないものとする。
ユーザIDやパスワードで管理すること。登録職員やページ数の増加によるライセ
ンス料金が発生しないこと。
⑥
サーバー及びシステム、ドメイン
ホームページを管理するサーバー(ホスティング・クラウドサーバー)及び新ドメ
インの提案。ホスティング等構築の形態は問わないが、ウェブサイトから送信された
個人情報が容易に漏洩しないもので、翌年度以降の保守費用がなるべく安価なもので
あること。あわせて問い合わせ対応等、メール及びフォーム等の設定を行うこと。
⑦
システム及びサーバーの運用保守
(ア) 本業務完了後の平成 29 年 3 月末まで、システム及びサーバーの運用保守(運
用サポート、セキュリティ対策を含む。
)を実施すること。
(イ) 運用開始前に職員に向けてCMSの操作研修(管理者・承認者・作成者別)を
実施すること。
(ウ) 平成 29 年 4 月以降のシステム及びサーバーの年間保守費用(運用サポートを
含む。
)の見積書(内訳明細)を提出すること。
⑧
アクセス解析
Google Analytics など各種サービスによりアクセス解析できる仕組みを導入するこ
と。
6 費用に係る要件
(1)宇部市から事業者に支払う委託料は、本業務に要する一切の費用を業務完了後に支
払うものとする。
(2)成果品が本仕様書で規定するものより減少した場合は、本市と事業者において委託
料の減額を協議するものとする。
7 成果品
① サイトデータ(CMS 含む)
② サイト操作マニュアル制作データ一式
③ サイト操作マニュアル10部
8 成果品の所有権
① 成果品の所有権は、宇部市に帰属するものとする。
② 成果品の著作権
受託者は、成果品が著作権法(昭和45年法律第48号。以下「法」という。)第2条第
1項第1号に定める著作物(以下「著作物」という。)に該当する場合には、当該成果
品に関する受託者の著作権(法第21条から第28条までに定める権利をいう。以下同じ。)
を当該成果品の引き渡し時に宇部市に無償で譲渡するものとする。ただし、当該成果
品に、受託者が従前より有していたプログラム(法第2条第1項第10号の2に定める
ものをいう。)が含まれる場合については、この限りでない。
受託者は、成果品に関する受託者の著作人格権(法第18条第1項、第19条第1項及び
第20条第1項に定める権利をいう。)を行使しないものとする。
受託者は固有著作物に関する著作権について、委託者に利用を無償で許諾するもの
とする。
受託者は、第三者著作物に関する著作権について、委託者の利用に必要な利用許諾
契約の締結、費用の負担その他一切の必要な手続きを行うものとする。
8 保証
本委託業務の検収後1年以内において、あきらかに設計・製作上に起因する障害及び通
常の使用において障害が発生した場合は、無償にて改修を行うものとする。
9 業務の適正な実施に関すること
(1)関係法令の遵守
本業務の実施に当たっては、関係法令等を遵守すること。
(2)個人情報の遵守
本件業務の実施に当たって個人情報を取り扱う場合には、宇部市個人情報保護条例(昭
和62年条例第16号)及び宇部市個人情報保護条例施行規則(昭和62年規則第21号)、そ
の他関係法令に基づき、その取り扱いに十分留意し、漏えい、滅失及びき損失の防止そ
の他個人情報の保護に努めること。
(3)守秘義務
本件業務の実施にあたり、業務上知り得た秘密を他に洩らし、又は自己の利益のため
に利用することはできない。なお、業務終了後にあっても同様とする。
10 損害賠償
(1)受託者は、その責めに帰すべき理由により、業務の処理に関して宇部市に損害を与
えたときは、その損害を賠償するものとする。
(2)賠償すべき損害額は、別途協議の上定めるものとする。
(3)受託者が委託業務の実施に関し、第三者に損害を与えたときは、受託者の負担にお
いてその賠償をするものとする。ただし、その損害の発生が宇部市の責めに帰すべき
理由による場合は、宇部市が負担する。
11 その他
本仕様書及び実施要項、又は契約書に定めのない事項又は疑義が生じた事項については、
その都度協議して本件業務を進めるものとする。