2012年度ファイナンス 第4回レポート 津山 駿 目次 • 1 日本の金融に関する経時的な変遷(現状理 解) • 2 制度・法律 • 3 数量的側面 1 日本の金融に関する経時的な変遷 戦後経済復興期 (1945 年~1954 年) • 1945 年から1951 年までの6年間にハイパー インフレーションが発生。 • ドッジライン。 • 特需景気 1 日本の金融に関する経時的な変遷 高度経済成長期(1955 年~1973 年) • • • • 金融の引き締め政策 卸売物価と消費者物価の乖離 「輸出・投資主導型高度成長」 「金融正常化」の努力 1 日本の金融に関する経時的な変遷 海図なき航海期(1974 年~1985 年) • • • • インフレーションと不況の同時発生 1. 物価安定を最優先とする。 2. マネーサプライを重視する。 3.「金利の自由化」を推進し、「政策効果波及 経路」における「金利機能」を活用した。 1 日本の金融に関する経時的な変遷 その後(1986 年~) • • • • • • バブル崩壊 日本版ビッグバン 自己資本比率規 制などの健全経営規制 早期是正措置 預金保険制度 2 制度・法律 金融商品取引法(概要) • • • • • 透明性 公平性 1988年「SPEC法」 2000年「金融商品販売法」 2006年6月「金融商品取引法」 2 制度・法律 金融商品取引法(理念) • 投資家の保護 • 金融ビッグバンから金融商品取引法の流れ で規制緩和 • 投資に関わるサービスを、提供側、享受側か ら見直す法律 2 制度・法律 金融商品取引法(重要ポイント) • • • • • • • 「投資サービス」に関する規定 「開示制度」整備 証券取引所の「自主規制」 「罰則の引き上げ」 「ファンド」の規制 「外国為替証拠金取引」 「見せ玉(ぎょく)」の禁止 2 制度・法律 単位株制度 • 1982年の商法改正で導入 • 1単位当たりの純資産の額が5万円を下らな い場合には、会社が定款で売買単位を任意 に設定できることになっており、50 円額面で も100 株単位で売買できる銘柄も増えている。 • 個人投資家が買いやすくなる。 2 制度・法律 保管振替制度 • 1992年から全面的実施。 • 2001年の法改正を受けて2002年には財団法 人から株式会社に組織を改める。 • 投資家は、従来は名義書き換え中は株式の 売却ができませんでしたが、名義書き換えが 不要となり、いつでも売却可能になりました。 実際に株式を持たないため、保管の安全面 のメリットもある。 3 数量的側面 • • • • • • • 朝鮮戦争による特需景気 スターリン暴落 神武景気、岩戸景気、いざなぎ景気 第一次オイルショック バブル景気 ブラックマンデー リーマン・ブラザーズが破綻、世界金融危機
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