ファイナンス第四回レポート 安田 真 目次 1.現状理解 2.制度・法律 3

ファイナンス第四回レポート
安田 真
目次
•1.現状理解
•2.制度・法律
•3.数量的側面
戦後復興期
• 戦後の株式再開
• 新証券取引法
• 「ドッジ・デフレ」
• 朝鮮戦争の勃発
高度経済成長期からバブル期
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1950年代後半以降、高度経済成長期
公定歩合引き上げによる「証券不況」
戦後初の国債発行
第一次石油ショック
「貿易黒字大国・債権大国日本」
「バブル経済」
バブル経済崩壊から今まで
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バブル経済の崩壊
戦後初の銀行倒産
大手金融機関の経営破たん
新興国の経済発展
アメリカのサブプライムローン問題
リーマン・ブラザーズ経営破たん
2.制度・法律
• 1.会社法
証券市場で取引される株式、社債、新株予約
権の基本的な性質を定める
• 2.金融商品取引法
株式や社債などに加え、国債やオプションな
どを有価証券もしくはその類似物として定義し、
その有価証券の気泡的な取引ルールを定める
1.会社法
• 2005年7月に、商法第2編と、有限会社法、
株式会社の監査などに関する商法の特例に
関する法律などを一つの法典としてまとめ、
再編成した会社法が交付され、翌2006年5
月に施行
• 会社に関係する諸制度間の規律の不均衡を
是正するため、あるいは最近の社会経済情
勢の変化に対応するための改正
商法と違う点
• 有限会社が株式会社に統合され、新たに有
限会社を設立することができない
• 合同会社の誕生
• 会計参与制度の導入
• 法定準備金の減少に関する規制の撤廃
• 現物配当もできるようになる
etc
金融商品取引法
• 証券取引法の一部改正として2007年9月3
0日に施行
• 主に有価証券とデリバティブ取引を規制対象
とする
• イギリスの投資サービス法(金融サービス市
場法)を範とする
施行までの流れ
• 株式市場での運用実績に応じて保険金が変
動する保険商品や年金商品
• これらは金融市場の価格動向に応じて変化
• 金融商品相互の類似性を著しく高めている
• 投資家を混乱させないようにイギリス流をま
ねる
• 主要部分は2007年までに施行
証券取引法の改正
• 1.証券市場での公正性の維持を任務として
いる証券取引等監視委員会の調査権の整備、
開示書類の虚偽記載や不公正取引に対する
罰則の強化
• 2.株式等の公開買付(TOB)制度と、株式を
大量に保有した場合の報告義務に関する規
制
• 3.証券取引法を金融商品取引法へと衣替え
概要
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総則
情報開示制度
金融商品取引業者などの規制
取引の公正を確保する制度
雑則、その他
参考文献
• 日本証券業協会 証券教育広報センター、高
橋文朗「新証券市場2009」中央経済社
• 日本証券経済研究所「日本の証券市場」
• 岸田雅雄「金融商品取引法」新世社
• 川北英隆「テキスト株式・債券投資」中央経済
社
• 佐藤彰絋「新会社法で変わった会社の仕組
み」日本法令
3. 数量的側面