仮想化の先へ… マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部 関田文雄 資料は、こちらへ http://blogs.msdn.com/fumios/ Page 1 仮想化、そしてその先へ 実現したいのは Dynamic IT 既存、あるいは 新しいシステムの モデルを作成 モデルに則した システム運用 Job Merc. SQL 必要なリソース Cache HTTP 運用特性 Stage Shuttle Feed Store DSS FTP 運用ポリシー モデルに則した自動的なリソース 確保とシステム構成 ITライフサイクルをつなぐ 共通定義モデル サーバー ストレージ ネットワーク Page 2 仮想化、そしてその先へ 見えてきた現実解 所有 仮想化 自動化 (プライベート クラウド) 利用 クラウド (パブリッククラウド) 自社 データセンター ベンダー データセンター ホスター データセンター ・サーバー集約 ・管理コストの削減 ・既存資産の活用 ・リソースのプール化 ・利用規模に合ったリソース ・固有のミドルウェア導入 ・膨大なサーバーリソース ・世界規模のディザスタ・ リカバリー ・従量課金 Page 3 アジェンダ • マイクロソフトの仮想化製品:Hyper-V • Dynamic Data Center Toolkit • パブリック クラウドでの仮想化の利用 Page 4 マイクロソフトの仮想化製品:Hyper-V ここから始まる •Windows Server 2008 から OS に搭載されたサーバー仮 想化機能 –ハイパーバイザ型のサーバー仮想化技術 •スケーラビリティとパフォーマンスを大幅に向上 –大規模な仮想環境に対応 •x64 OS、64GB メモリ、マルチ コア 対応 •物理ディスク アクセス、VLAN、クラスタ対応 管理OS ドライバは ここだけ H/W リソースを エミュレーション せずに直接利用 管理OS (Windows Server 2008 R2) H/Wドライバ ゲストOS (Windows Server 2008 / 2003) Hyper-V 対応 モジュール XenSource 社 (現 Citrix 社)が対応 モジュール開発 ゲストOS (SUSE Linux) Hyper-V 対応 モジュール VMBus Windows 認定 H/W であれば OK! H/W リソースを 全て エミュレーション ゲストOS (その他 OS) エミュレーション Windows ハイパーバイザー Certified for Windows Server ハードウェア Page 5 マイクロソフトの仮想化製品:Hyper-V Hyper-V 2.0 の主な新機能 (1/2) • 新機能の実装 – Live Migration • 仮想マシンを停止させることなく、サービスを継続したまま 物理ホスト間を移動 – プロセッサ互換モード • 異なるプロセッサ バージョンを搭載したサーバー間での Live Migration を実現 – ストレージのホットプラグ • 起動中の仮想マシンを再起動することなく、仮想ディスクを 追加・削除する機能 • プロセッサ機能の強化 – SLAT (Second Level Address Translation) 対応 • ペアレント OS とゲスト OS 間のページテーブル変換処理 を、物理プロセッサに委任することでハイパーバイザー負荷 Page を軽減 6 マイクロソフトの仮想化製品:Hyper-V Hyper-V 2.0 の主な新機能 (2/2) • プロセッサ機能の強化 – コアパーキング • 処理をできるだけ少ないプロセッサに集約し消費電力削減 • ネットワーク機能の強化 – TCP オフロード 対応 • 仮想マシンの TCP/IP スタックが行う処理の一部を物理 NIC にオフロードすることにより、ネットワークスルー プットを向上 – ジャンボフレーム 対応 • Ethernet 標準よりも大きなフレームで通信することにより、 ネットワークスループットを向上 – Virtual Machine Queue (VMQ) 対応 • ネットワーク ドライバレベルで仮想マシン毎にインター フェースをルーティングすることでネットワークスループッ Page トを向上 7 マイクロソフトの仮想化製品:Hyper-V Hyper-V の何がいいの? Windows Server 標準の仮想化基盤 – – 既存のスキルを活かした仮想環境の構築・管理が可能 Windows Server に標準搭載(別途購入不要) 高いサポート レベル – – 比べれば安心、長期間のサポート ワンストップ サポートの提供、ハイパーバイザーも OS も (マ イクロソフト社製) アプリケーションも一括サポート Hyper-V を含む マイクロソフト企業向け製品 修正プログラムの提供:最短 10 年間 セキュリティ パッチの提供:最短 10 年間 ヘルプ情報の提供:最短 10 年間 対応機種豊富かつ堅牢な先進のアーキテクチャ – – – 一貫した管理ツールの提供 – Hyper-V マイクロカーネル型 ハイパーバイザー 堅牢なハイパーバイザー 対応ハードウェアが豊富 マイクロカーネル型ハイパーバイザーの採用 豊富なハードウェアを選択可能で予算に合わせたハードウェア の選択が可能 堅牢性の高いアーキテクチャ Microsoft® System Center により 物理、仮想化層、アプリ ケーション層までを一元管理 マイクロソフト System Centerは、物 理、仮想からアプリケー ションまでトータルに管 理可能 豊富な Hyper-V 導入事例は以下の Web サイトをご参照ください。 日本、海外を含め 100 社以上の事例が既に公開されています。 http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/technologies/hyperv-casestudies.mspx Page 8 Dynamic Data Center Toolkit • Hyper-VとSystem Centerによる、自動化されたデータセンター (Dynamic Data Center) 構築を支援するツールキット (英語, 無償) – ベストプラクティス • 技術ガイダンス – データセンター自動化を実現するモジュール (ソースコード付き) • • System Center の機能をラップした Web サービス セルフポータル (Silverlight) – 現在はホスター向けを提供中(企業向けは2010年H1) 公開サイトから関連モジュールを ダウンロード可能 http://www.windowshda.com • 海外10社がDynamic Data Center Toolkit を利用してサービスを 提供 (2009年5月時点) Page 9 Dynamic Datacenter Toolkit Dynamic Data Center Toolkit アーキテクチャ ・ドキュメント(ベストプラクティス) ・モジュール (ポータル、Web サービス) セルフサービスポータル (Silverlight) System Center Family Guest OS Guest OS Guest OS HOST OS Hyper-V Windows Server 基盤 AD SQL Server サーバー ストレージ ネットワーク 負荷分散 Page 10 パブリック クラウドでの仮想化の利用 圧倒的な規模の経済 メガ データセンター データ センター建設に 5 億ドルを投資 1,800台~2,500台/コンテナ 200基のコンテナが配置可能 Live Search の検索件数: 20 億/月 MSN のページ ビュー: 100 億/月 Live ID の認証件数: 300 億/月 IMの処理メッセージ数: 2,400 億/月 Page 11 パブリック クラウドでの仮想化の利用 Windows Azure とは クラウド OS クラウド DB サービス統合 • サービス ホスティング • データベース • サービス バス • ストレージ • データ アクセス • アクセス コントロール 拡張性(elastic) 柔軟性 論理的な容量は無限大 • サービス管理 Hyper-V をベースに可能な限 り自動化 • 開発環境 Visual Studio/.NET により既 存スキル、ツールが利用可能 SQL Server のコアな機能を サポート 既存アプリケーションから のアクセスをサポート • アーキテクチャ データベース単位で複製を 自動的に行い、可用性を向 上すると共に、複数ノード でデータベースを管理する ことで拡張性も実現 オンプレミス、クラウド間 のメッセージ交換を実現 クレームベースの ID 管理を 実現し、Active Directory や Windows Live ID 等の ID 連携を実現 Page 12 パブリック クラウドでの仮想化の利用 ファブリック コントローラ 構成定義 (XML) 管理ポータル(Azure.com) コンピューティング ストレージ ファブリック ファブリック ファブリック コントローラー マイクロソフト データセンター Page 13 パブリック クラウドでの仮想化の利用 ファブリック コントローラの役割 1: ノード割り当て 停止ドメインで分散 更新ドメインで分散 2: 3: 4: 5: 6: OS とロールのイメージを配置 設定 ロールの開始 ロードバランサーの設定 必要数のロールを維持 停止したロールは自動再起動 ノードが停止した場合は、 別のノードを自動割り当て 停止・更新ドメイン にまたがりノードを 割り当て LB Page 14 パブリック クラウドでの仮想化の利用 http://windows.azure.com Page 15 Microsoft Best of PDC Tech・Days 2010 Tech・Days “Best of PDC” は、PDC の日本版として マイクロソフトが提唱する “ソフトウェア + サービス” の世界を具現化する 数年先の次世代テクノロジ/製品/サービスを紹介するカンファレンスです。 開催日 場所 2010年 2月23日(火)- 24日(木) グランパシフィック LE DAIBA (台場) オフィシャルサイト: http://www.microsoft.com/japan/techdays/ Page 16 © 2009 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. Page MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION. 17
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