仕組み:弾力 紙バネ・紙ゼンマイ(5・6年) 実施学年 (仕組みの技法の造形活動の評価規準) 学習の目的 ①(関心・意欲・態度) 自分の思いをもって ・紙の弾力から発想して、試しながらおもちゃをつ くる ・つくる目的や意義を意識して、仕組みを思い付 いたり、使い方を考えたりしている。 ③(創造的技能) 経験を生かして、工夫する ・仕組みと材料の特徴などを生かして、試行錯誤 しながら工夫している。 ④(鑑賞の能力) 意図や特徴、美しさを感じ取る ・感じたことを話し合う中で、表現の意図や特徴を とらえている。 ・生活の中にいかされている仕組みに関心をもち、 機能の工夫や美しさ、よさを味わっている。 仕組みの魅力! ・材料の特徴と加工から動きを予想し、 自分の思いを表す活動がしやすい。 ・試行錯誤しながら造形する体験とな る。 ・生活に生かされている仕組みに関心 を持つ機会となる。 月( 時間) 準備物 ・材料の特徴を生かした仕組みに関心をもち、自 分の思いをもって造形活動に取り組もうとしている。 ②(発想・構想の能力) 特徴を基に思い付いたり、 用途や構成を考えたりして 年 活動例 ・色画用紙、工作紙、ケント紙、紙パック、紙皿 ・はさみ ・カッターナイフ、カッター版、定規 ・糊、ボンド ・その他、糸など応用で使えそうな物 指導のポイント 紙の弾力で動かす仕組みを見つけよう ②発表の場を設定し、見せるという目的を重視して 発想させる 【これまでの体験を組み合わせて考える】 ・2枚の帯紙をスライドさせて ・紙テープを巻いてゼンマイ ・2本の紙テープを交互に折り畳んでバネ ・二つ折りの紙を開くと中に貼った紙が起き 上がる仕組み ・紙皿を2つに折って戻る力 ・紙パックの中央の向かい合う2面を切り抜 き、箱を縮めたり伸ばした ・紙パックの箱を畳んだり戻したりする動き ③紙の弾力のしくみから工夫し、また、これまでの材 料や技法の知識を組み合わせて、テーマに沿った 動きを工夫させるために、材料を十分に用意する ○○の動きをつ くるには、2つの 材料を使うとい いかな 鼻を伸び縮みさ せるにはこの材 料を使おうかな おもちゃで人を楽しませよう (低学年への人形劇、文化祭 の学級発表など) -1- ③紙の種類を用意し、紙質で弾力が変わってくるこ とを理解し、工夫して使わせる ④披露する場を設定し、工夫や面白さを学び合う (低学年の児童や施設訪問で見せたり、学校行事 などで見せる場を設定するとよい。) 仕組み:弾力 紙バネ・紙ゼンマイ(5・6年) 引っ張ると 飛び出る 開くと・・・立つ 飛び出る 上下に 動く 縮んだり伸び たり、歪んだり おもしろい動き 紙の弾力を 応用 揺れる 揺らす 開く 閉じる パクパク
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