支点 針金のクランク軸をつかって(5・6年)20130306

仕組み:支点 針金のクランク軸 (5・6年)・
実施学年
(仕組みの技法の造形活動の評価規準)
学習の目標
①(関心・意欲・態度)
自分の思いをもって
・針金の動きを使って、面白い動きを工夫してつ
くる
②(発想・構想の能力)
特徴を基に思い付いたり、
用途や構成を考えたりして
③(創造的な技能)
経験を生かして、工夫する
・仕組みと材料の特徴などを生かして、試行錯誤し
ながら工夫している。
④(鑑賞の能力)
意図や特徴、美しさを感じ取る
活動例
時間)
・針金(18番線)・・・手で簡単に曲がらない硬さ
・ペンチ、ラジオペンチ
・曲がるストロー(細め、太め)
・貫ネジ、割り箸
・いろいろな大きさの横長の箱
・セロテープ
・画用紙、鳩目ピンなど
・マジック、色画用紙、絵の具など
指導のポイント
針金を曲げてクランク軸のしくみでつくろう
針金をいろ
いろ曲げて
みよう
箱の中でクラン
クが回るか
な ?つけてみ
よう
・感じたことを話し合う中で、表現の意図や特徴をと
らえている。
・生活の中にいかされている仕組みに関心をもち、
機能の工夫や美しさ、よさを味わっている。
割ピンを使った
人形をつけて
ブラビラ動かし
てみよう
箱の口の長さで
動きが変わるね
仕組みの魅力!
・材料の特徴と加工から動きを予想し、
自分の思いを表す活動がしやすい。
・試行錯誤しながら造形する体験とな
る。
・生活に生かされている仕組みに関心
を持つ機会となる。
月(
準備物
・材料の特徴を生かした仕組みに関心をもち、自分
の思いをもって造形活動に取り組もうとしている。
・つくる目的や意義を意識して、仕組みを思い付い
たり、使い方を考えたりしている。
年
展開 「動くおもちゃ」
-2-
①今までの材料体験を基に、楽しい動くおもちゃ
を考えさせる
②回転の動きを垂直の動きに変換する仕組み(ラ
ンク軸)をつくって試しながら面白い動きを探す
③2本のペンチを使って、思いとおりに 針金を
切ったり、曲げたりさせる
ペンチは奥の刃の部分で切らせる
③試す材料を十分に用意し、クランク軸の形や方
向性、長さの違いで生まれる複雑な動きを工夫さ
せる
④発表会でお互いの作品を見合い、その工夫や
よさを味わう
※ 曲げた針金のくねくねした動きだけをつかっ
ておもちゃを作ることができる (3・4年程度)
仕組み:支点 針金のクランク軸 (5・6年)・
棒を通す口
の長さで動
きが変わる
割り箸に貫
ねじをつけて
つなぐ
ストローの先
を丸めてつ
なぐ
曲げ方で動
きが変わる