わかりやすい 各種助成金制度と活用事例集 働く人と企業を応援する 愛知労働局 助成金制度のご紹介 ●制度が複雑でわかりづらい ●どんな時に活用できるかわからない そんな悩みが少しでも解決できるよう作成しました 実際に各種助成金を活用した事業主の「生の声」入りで す! ひと、くらし、みらいの ために 愛知労働局 H2804 用語解説と支給に関する共通要件 働く人と企業を応援する 愛知労働局 助成金制度のご紹介 中小企業と大企業の区 別 下表の「資本または出資額」か「常時雇用する労働者数」のいずれかを満たせば中小企業。双方超えれば大企業。 ※社会福祉法人等 「資本または出資額」がない場合は、 「常時雇用する労働者数」で判断。 短時間労働者と短時間労働者以外の区別 ○短時間労働者:1週間の所定労働時間が20時間以上30時間未満 の者 ○短時間労働者以外:1週間の所定労働時間が30時間以上 の者 支給に関する共通要件(受給できない事業主:7 項目) ①不正受給処分後3年以内の事業主、あるいは支給申請日後、支給決定日までの間に不正受給をした事業主 ②支給申請日の属する年度の前年度より前の保険年度において労働保険料の滞納がある事業主(支給申請日の翌日から起算して2か 月以内 に納付を行った事業主を除く) ひと、くらし、みらいのため ③支給申請日の前日から起算して過去1年間の中で労働関係法令違反があった事業主 に ④性風俗関連営業、接待を伴う飲食等営業またはこれら営業の一部を受託する営業を行う事業主 愛知労働局 1 ⑤暴力団関係事業主 ⑥支給申請日または支給決定日の時点で倒産している事業主 ⑦不正受給が発覚した際に、都道府県労働局が実施する事業主名等の公表について予め同意していない事業主 雇用調整助成金 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 景気の変動、産業構造の変化等の経済上の理由により、事業活動 の縮小を余儀なくされた場合に、休業・教育訓練・出向によって、 その雇用する労働者の雇用の維持を図る事業主に対して助成。 【休業・教育訓練の場合】 ・休業手当等の一部助成(中小企業:2/3 大企業:1/ 2) 教育訓練を行った場合、教育訓練費として1人1日あたり1,20 0円加算 【出向の場合】 ・出向元事業主負担額の一部助成(中小企業:2/3 業:1/2) 活用して良かっ たことは? 大企 ・この先の見通しを考えつつ、仕事量が増えることを待つ状態ですが、雇 用調整助成金を受給したお蔭で、突然の解雇等せずに、社員の勤務体制の 調整ができることとなり、大変助かりました。 ・急速に受注減となり途方に暮れていた矢先に、雇用調整助成金があるこ とを知り活用させていただいた。その甲斐があり、従業員の雇用維持がで き、社長としての社会的責任も果たすことができた。本当にありがたい制 度に感謝しています。 2 ・事業規模縮小等に伴い離職を余儀なくされる労働者に対し、民間の職業紹介事業 者に委 託した場合の助成 → 再就職支援奨励金 ・事業規模縮小等に伴い離職を余儀なくされた労働者を離職後3か月以内に期間の 定めの ない労働者として雇用した事業主に助成 → 受入れ人材育成奨励金(早期雇入れ 支援) ・事業規模縮小等に伴い離職を余儀なくされた労働者を雇入れ、職業訓練を実施し た事業 主に助成 → 受入れ人材育成奨励金(人材育成支援) ・移籍による労働者の円滑な労働移動を実現するため、65歳を超えて働くことが できる事業 【再就職支援奨励金】 委託費用の 中小企業:2/3 大企業:1/2 所で中高年齢者を受入れた事業主、移籍によって受入れた労働者に職業訓練を ※対象者が45歳以上の場合 中小企業:4/5 大企業:2/3 行った事 支給上限60万円/人 → 委託時10万円 残りは再就職実現時に支給 業主に助成 →休暇付与 キャリア希望実現支援助成金 中小企業:8,000円/日 大企業:5,000円/日 労働移動支援助成金 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 活用して良かっ たことは? 【受入れ人材育成奨励金(早期雇入れ支援)】 30万円/人 【受入れ人材育成奨励金(人材育成支援)】 off-JT 賃金助成:800円/h 訓練経費助成:実費相当額(上限30万円) OJT 実施助成:700円/h 【キャリア希望実現支援助成金】 生涯現役移籍受入支援:支給対象者1人につき40万円 移籍人材育成支援: off-JT(賃金助成 800円/h 訓練経費助成 実費相当額 (上限30万円) OJT(実施助成:700円/h) ・取引先からの受注減により事業縮小を余儀なくされ、休業してもいつ回 復できるのか見通しが立たず、やむなく解雇せざるを得ない状況であった が、これまで頑張ってくれた社員に対し恩返しの思いで再就職支援会社へ あっせんを委託した。委託費は高額であったが、経費の2/3が助成され、 会社としては非常に助けられた。再度の活用は考えたくないが、困った時 3 の神頼み的な助成金でした。 特定求職者雇用開発助成金 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 活用して良かっ たことは? ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等の紹介により、雇い入れた事業主に対し助成。 3つの助成金で構成される。 ①特定就職困難者雇用開発助成金 高年齢者(60歳以上65歳未満)・障がい者・母子家庭の母等・父子家庭の父 など、就職が困 難な者を、継続して雇用する労働者(※)として雇用した場合。 ※継続して雇用する労働者とは → ①雇用期間に定めがない場合 ②有期契約 の場合は ①と同等であると判断できる雇用契約(自動更新等) ②高年齢者雇用開発特別奨励金(65歳以上) 65歳以上の離職者を、1年以上継続して雇用する労働者として雇用した場合。 ③被災者雇用開発助成金 東日本大震災による被災離職者を、1年以上雇用されることが見込まれる労働者 として雇用 した場合。 対象労働者の区分により 【短時間労働者以外】 ・中小企業:60~240万円(助成対象期間 1年~3年) ・大企業:50~100万円(助成対象期間 1年~1年6か月) 【短時間労働者】 ・中小企業:40~80万円(助成対象期間 1年~2年) ・大企業:30~40万円(助成対象期間 1年) ※6か月を1単位として支給 ・初めて精神障がいの方をハローワークの紹介により採用しました。 どのような対応をすれば良いのか採用当初は悩みましたが、ジョブコーチ支援や、 特定求職者雇用開発助成金も受けることができ、また会社として社会的貢献も果た せたので、非常に助けられました。これからも良い人材がいたら積極的に助成金を 活用し採用します。 ・永年経験を積んだ熟練者を雇うことができ、また助成金までいただくことができ、 至れり尽くせりでした。このような制度があれば、中小企業としては雇用の第1歩 が踏み出しやすくなる。 4 障害者トライアル雇用奨励金 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 【障害者トライアル雇用奨励金】 就職が困難な障がい者を、ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等の紹介 により、 一定期間(原則として3か月)試行雇用を行い、一定の要件を満たした事業主 へ助成。 【障害者短時間トライアル雇用奨励金】 直ちに週20時間以上勤務することが困難な精神障がい者・発達障がい者を、 3か月か ら12か月の期間をかけながら20時間以上の就業を目指して試行雇用を行い、 一定の要 件を満たした事業主へ助成。 【障害者トライアル雇用奨励金】 1人当たり月額最大4万円(最長3か月) 【障害者短時間トライアル雇用奨励金】 1人当たり月額最大2万円(最長12か月) ※ 精神障がい者を初めて雇用する場合、支給額はそれぞれの倍額(支給対象者の雇入れ日の前日から過去3年間に、 精神障者保健福祉手帳の交付を受けている精神障がい者を常時雇用する労働者として雇用したことがない場合に限 る) ※ 障害者トライアル雇用奨励金受給後に正規雇用へ移行した場合、特定求職者雇用開発助成金の併給が可能 活用して良かっ たことは? ・事前に応募者の人柄や募集職種への対応力を把握することができ、また、助成金 までいただき安心して雇用することができた。 ・そもそも助成金受給が目的で雇用した訳ではないが、実際に活用してみれば、中 小企業にとっては非常にありがたい制度であった。ゆくゆくは正社員化を目指し、 安定雇用へとつなげていきたい。 ・障がいがある方のために、必要な物品等の購入経費に充てることができ助かった。 ・新人教育に係る経費に充当することができ、非常にありがたい制度だと思う。 5 障害者初回雇用奨励金 (ファースト・ステップ奨励金) どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 活用して良かっ たことは? 障がい者雇用の経験のない中小企業が、雇用率制度の対象となる障がい者を初めて 雇用し、その雇い入れによって法定雇用率を達成した事業主に対し助成。 ※障がい者の雇用義務制度の対象となる労働者数が、50~300人の中小企業が 対象 ※1人目の対象労働者を雇い入れた日の翌日から起算して、3か月以内に法定雇用 率を達 成することが支給条件。 対象となる措置のすべてを満たした場合、一律120万円 ・この助成金があることで、障がい者の採用に関して、環境整備の面で安心して投 資することができた。 ・身体2級の方を初めて採用しました。障がい者雇用は初めての経験で要領を得て いませんでしたが、教育等に係る費用に充当することができ、大いに助かりました。 ・障がい者雇用率も達成することができ、また助成金までいただけたことは非常に ありがたかった。引き続き良い人材に巡り合える機会があれば、更なる障がい者雇 用を進めていきたい。 6 発達障害者・難治性疾患患者雇用開発助成金 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 活用して良かっ たことは? 発達障がい者または難治性疾患患者をハローワークまたは民間 の職業紹介事業者等の紹介により、常用労働者として雇用した事 業主に対し助成。 1人あたり 中小企業:120万円 大企業:50万円 ただし、短時間労働者の場合 中小企業:80万円 業:30万円 ※6か月を1単位として支給 大企 ・難治性疾患患者を初めて雇用したことにより、疾患についての理解が深 めれたことと、何よりも社内において、障がい者雇用について話ができる ようになったことが一番大きな成果でした。また、助成金もいただくこと ができ大変助かりました。 ・内定後、社員に対象者本人の特性等について説明し理解してもらうこと に先ずは奔走しました。助成金を活用し本人のための設備投資もおこなう ことができ、社内円満の環境の下、仕事をおこなっております。 7 障害者雇用安定奨励金 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 活用して良かっ たことは? 【障害者職場定着支援奨励金】 障がい者を雇い入れ、その業務に必要な援助や指導を行う職場支援員を配置した事業主 【訪問型職場適応援助促進助成金】 職場適応援助者による援助を必要とする、他に雇用される障がい者のために、職場適応 援助者 を訪問させる事業主 【企業在籍型職場適応援助促進助成金】 職場適応援助者による援助を必要とする障がい者のために、職場適応援助者を配置して 援助を 【障害者職場定着支援奨励金】 行う事業主 ・雇用契約または業務委託契約での配置 中小企業:月額4万円/人 大企業:3万円 /人 ※短時間労働者 中小企業:月額2万円/人 大企業:月額1万5千円/人 ・委嘱契約による配置の場合 支援1回あたり1万円 【訪問型職場適応援助促進助成金】 助成対象期間は1年8か月(精神:2年8か月)が 上限 ・1日の支援時間 4時間以上:1万6千円 4時間未満:8千円 ・訪問型職場適応援助者養成研修の受講料の1/2 【企業在籍型職場適応援助促進助成金】 助成対象期間は6か月が上限 ・1人あたり 中小企業:月額8万円 大企業:月額6万円 ※短時間労働者 中小企業:月額4万円/人 大企業:月額3万円/人 ・企業在籍型職場適応援助者養成研修の受講料の1/2 ・助成金の支給によって、余裕をもってゆっくりじっくり指導することが できたので、結果的に定着につながった。 ・助成金の支給要件である、職場支援従事者を指名することにより、援 助・指導内容を明確にしたことで、職場支援従事者の意識向上並びに複数 の精神障がい者の採用につながった。 8 障害者職場復帰支援助成金 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 活用して良かっ たことは? 事故や難病発症等による中途障がい等により、3か月以上の長期 休職を余儀なくされた労働者に対し、職場復帰のために必要な職 場適応の措置を行い、職場復帰させた事業主に対し助成。 1人あたり 中小企業:70万円 大企業:50万円 ※6か月を1単位とし、2期に分けて支給 ・どのようにリワーク支援すればよいか正直なところ悩んでいた が、この 助成金を活用することにより、スムーズな職場復帰が実現でき た。 ・職場復帰に当たって、勤務時間の変更及びリワーク支援等を実 施しま したが、コスト的に負担も少なく、職場復帰に向けたプログラ ムを確認 9 トライアル雇用奨励金 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 活用して良かっ たことは? 職業経験、技能、知識等から判断し、安定的な就職が困難な求 職者について、ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等の紹 介により、一定期間(原則として3か月)試行雇用を行った事業 主に対して助成。 1人あたり月額で最大4万円(最長3か月間) ※・対象労働者が母子家庭の母等、または父子家庭の父の場合 ・若者雇用促進法に基づく認定事業主がトライアル雇用 (開始日に対象者が 35歳未満であるものに限る)を実施する場合 → 月額で最大5万円(最長3か月) ・トライアル雇用制度を活用し、予想を裏切る素晴らしい人材を採用する ことができ、社内も今までにないフレッシュな風が吹くようになりました。 ・新人教育には経費もかかりますが、この助成金を研修費に充てることに より、会社にとっては経費削減となり、また本人にとってはスキルアップ につながっており、労使双方に対し良い制度であると思います。 ・労使双方が一定期間で適性を見極めることができ、リスクが少なくて済 1 みます。 三年以内既卒者等採用定着奨励金 学校等の既卒者・中退者が応募可能な新卒求人の申込み・募集を 新たに行い、採用後一定期間定着させた事業主に対して助成。 【既卒者等コース】 どんな助成金 なの? 新たに既卒者等が応募可能な新卒求人の募集・申込みを行い、労働者を採用し、定着させた事業主に対する助成 措置 (当該募集・求人申込み前3年度間において、既卒者等が応募可能な新卒求人の募集・申込みを行っていないこ と) 【高校中退者等コース】 新たに高校中退者が応募可能な新卒求人の募集・申込みを行い、労働者を採用し、定着させた事業主に対する助 成措置 (当該募集・求人申込み前3年度間において、高校中退者が応募可能な新卒求人の募集・申込みを行っていない こと) いくら助成され るの? 【既卒者等コース】 (A)1人目を雇入れた場合 第1期(労働者の雇入れ日から起算して1年経過するまでの日):50万円(大企業は35万 円) 第2期・第3期:10万円(中小企業のみ) (B)2人目を雇入れた場合(中小企業のみ) 第1期:15万円、第2期・第3期:10万円 【高校中退者コース】 (A)1人目を雇入れた場合 第1期:60万円(大企業は40万円)、第2期・第3期:10万円(中小企業のみ) (B)2人目を雇入れた場合(中小企業のみ) 第1期:25万円、第2期・第3期:10万円 ※若者雇用促進法に基づく認定企業の場合は、いずれも10万円加算 1 職場定着支援助成金 雇用管理改善を推進し、人材の定着・確保と魅力ある職場の創出を図ることを目的 として2つのコースから構成。 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 【個別企業助成コース】 → 雇用管理制度の導入等を通じ、従業員の離職率の低下に取組む 事業 主に対して助成。 ※介護関連事業主の場合は、介護福祉機器等の導入や 賃金制度の整備を行った場合も助成対象。 【中小企業団体助成コース】 → 事業協同組合等が、中小企業の人材確保や職場定着の支援 を行 【個別企業助成コース】 う場合に助成。 ●雇用管理制度助成 評価・処遇制度:10万円 研修制度:10万円 健康づくり制度:10万円 メン ター制度:10万円 制度導入後に事業所規模に対する離職率低下の目標を達成した場合 → 60万円を加算 ●介護福祉機器等助成 介護福祉機器の導入費用の1/2(上限300万円) ●介護労働者雇用管理制度助成 制度導入助成:50万円 制度導入後に目標を達成した場合 → 1回目60万円、2回目90万円 【中小企業団体助成コース】 上限値は事業年度単位 ・大規模認定組合等(構成中小企業者数:500以上) → 上限1,000万円 ・中規模認定組合等(構成中小企業者数:100以上500未満) → 上限800万 円 ・小規模認定組合等(構成中小企業者数:100未満) 活用して良かっ たことは? → 上限600万円 ・制度導入により、スタッフのやるべきことが明確となり、モチベーションが上 がった。また、資格を取得してキャリアに活かす社員が増加した。 ・役職者となるための基準も明確となったので、スタッフの意欲が間違いなく向上 した。 ・求人時に「社内研修制度あり」と謳えることが効果を発揮している。 ・介護福祉機器導入は大変助かりました。助成金が無ければ正直導入は出来ません でした。社員の腰痛予防に機器が貢献しています。あとは定着率の向上が課題。 1 建設労働者確保育成助成金 建設労働者の雇用の改善、技能の向上を行う中小建設事業主等 に対して助成。8種類の助成コースから構成。 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 活用して良かっ たことは? ①認定訓練 ②技能実習 ③雇用管理制度 ④登録基幹技能者処遇向上 ⑤若年者及 び女性に魅力ある職場づくり事業 ⑥作業員宿舎等設置 ⑦女性専用作業員施設設置 ⑧建設広域教育訓練(建設事業主団体等) ・①認定訓練 経費助成:補助対象経費の1/6 賃金助成:1人当たり日額5,000円 ・②技能実習 経費助成:実費相当額の9/10 (委託の場合は8/10) ※建設事業主が女性の建設労働者に受講させた場合の経費助成:実費相当額の1/ 2 賃金助成:1人当たり日額8,000円 ・③雇用管理制度 職場定着支援助成金(個別企業助成コース)の雇用管理制度助成に加え、入職率の 目標達成 で60万円 ・④登録基幹技能者処遇向上 登録基幹技能者1人あたり年額10万円 ・⑤若年者及び女性に魅力ある職場づくり事業 実施経費の2/3(中小建設事業主以外は1/2) ・⑥作業員宿舎等設置 実施経費の2/3 ・⑦女性専用作業員施設設置 実施経費の2/3 ・⑧建設広域教育訓練 推進活動経費助成:実施経費の2/3 施設設置等経費助成:実施経費の1/2 ・建設業は資格がないと何も作業が出来ない業種ですが、本助成金により、資格取 得に係る費用の一部と、当日の賃金に係る助成までいただける、中小企業にとって は非常にありがたい制度であり感謝しております。 ・助成制度の活用により、社員に必要な資格を取得させやすくなり、日々の業務に 活かせている。また、資格取得を希望する社員に対し、上司が許可をしやすくなっ た。 ・資格取得の講習を受講させることにより、技術取得のみならず、労働意欲、安全 意識の向上に役立った。 1 キャリアアップ助成金 有期契約労働者・短時間労働者・派遣労働者といったいわゆる非正規労働者に対し、 企業内でキャリアアップ等を促進する取組みを実施した事業主に助成。3種類の助成 コースから構成。 ①転換内容により、中小企業→10万円~60万円/人 大企業→7万5千円~45万円/人 ※1年度1事業 ①正社員化コース ②人材育成コース ③処遇改善コース ((1)賃金テーブル改定、 所あたり15人まで 更に、派遣労働者からの直接雇用は15万円~30万円/人を、母子(父子)家庭の母(父)の場合は5万円~1 (2)共通処遇推進制度(a)健康診断制度(b)賃金テーブル共通化、(3)短時間労働者の労働時 0万円/人を、若 間延長) 者雇用促進法に基づく認定事業主が35歳未満の者を転換等した場合は5万円~10万円/人を、勤務地・職務限 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 活用して良かっ たことは? 定正社員制 度を新たに規定した場合は1事業所あたり10万円(中小企業)、7万5千円(大企業)をそれぞれ加算する。 ②off-jt 賃金助成 800円/h(中小企業) 500円/h(大企業) ※育児休業中訓練は経費助成のみ。 off-jt 訓練経費助成(一般職業訓練・有期実習型訓練・育児休業中訓練) 訓練時間に応じ10万円~30万円(中小企業) 7万円~20万円(大企業) 訓練経費助成(中長期的キャリア形成訓練) 訓練時間に応じ15万円~50万円(中小企業) 10万円~30万円(大企業) ojt 訓練実施助成 800円/h(中小企業) 700円/h(大企業) ③(1)すべての有期契約労働者等の賃金テーブル等を2%以上増額改定した場合 ※1年度1事業所あたり1 00人まで (中小企業) 1人~3人:10万円 4人~6人:20万円 7人~10人:30万円 11人~10 0人:3万円/人 (大企業) 1人~3人:7万5千円 4人~6人:15万円 7人~10人:20万円 11人~ 100人:2万円/人 一部の有期契約労働者等の賃金テーブルを2%以上増額改定した場合 (中小企業) 1人~3人:5万円 4人~6人:10万円 7人~10人:15万円 11人~10 0人:1万5千円/人 (大企業) 1人~3人:3万5千円 4人~6人:7万5千万円 7人~10人:10万円 11 人~100人:1万円/人 ※職務評価の手法の活用により処遇改善を実施した場合1事業所あたり20万円(中小企業)、15万円 (大企業)を加算する。 ・契約社員、パート従業員をどのタイミングで正社員転換すればよいか分からず結果として社員の仕事への (2)(a)1事業所あたり1回のみ 40万円(中小企業) 30万円(大企業) 意欲が低 (b)1事業所あたり1回のみ 60万円(中小企業) 45万円(大企業) 下していたが、この助成 金の活用により、社員の会社への信頼感アップと、正社員化した社員のみなら (3)週所定労働時間を25時間未満から30時間以上に延長し、社会保険を適用した場合 ※1年度1事業所 ず他の社員 あたり15人まで のモチベーションもアップした。 20万円/人(中小企業) 15万円/人(大企業) ・働く意欲の向上や仕事のやりがいの発見、技術や知識の向上に対し目標以上に成果を感じ、助成金まで支 給して いただき大変有り難い制度です。 ・この助成金制度があったおかげで、これまで躊躇していた諸問題の解決に取り組むきっかけができ、大変 良かったと 20万円/人(中小企業) 15万円/人(大企業) 実感している。 ・即営業に活かすことができ、雇用機会の増大につながりました。 1 1 キャリア形成促進助成金 職業訓練等を段階的かつ体系的に実施し、労働者のキャリア形成を効果的に促進する 事業主・事業主団体に対して助成。4種類の助成コースから構成。 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? 活用して良かっ たことは? ①雇用型訓練コース((a)特定分野認定実習併用 (b)認定実習併用 (c)中高年齢者雇用型) ②重点訓練コー ス((a)若年人材育成 (b)熟練技能育成・承継 (c)成長分野等・グローバル人材育成 (d)中長期的キャリア形 成 (e)育休中・復職後等人材育成) ③一般型訓練コース((a)一般企業型 (b)一般団体型) ④制度導入 コース((a)教育訓練・職業能力評価 (b)セルフ・キャリアドック (c)技能検定合格報奨金 (d)教育訓練休 暇等 (e)社内検定 (f)事業主団体助成) 賃金助成 → 800円/h(中小企業) 400円/h(大企業) 訓練経費助成 → 実費相当額の2/3(中小企業) 同 1/2(大企業) ojt 実施助成 → 700円/h 400円/h(大企業) (b)(c)off-jt 賃金助成 → 800円/h(中小企業) 400円/h(大企業) 訓練経費助成 → 実費相当額の1/2(中小企業) 同 1/3(大企業) ojt 実施助成 → 700円/h(中小企業) 400円/h(大企業) ②(a)~(d)賃金助成 → 800円/h(中小企業) 400円/h(大企業) 訓練経費助成 → 実費相当額の1/2(中小企業) 同 1/3(大企業) (e)訓練経費助成 → 実費相当額の2/3(中小企業) 同 1/2(大企業) ③(a)賃金助成 → 400円/h 訓練経費助成 → 実費相当額の1/3 (b)訓練経費助成 → 実費相当額の1/2 ※育児休業中等に係る訓練 訓練経費助成 → 実費相当額の2/3 ④(a)~(e)制度導入助成→50万円(中小企業) 25万円(大企業) (f)制度導入助成→実費相当額の2/3 *①②で若者雇用促進法に基づく認定事業主又は一定の要件を満たすセルフ・キャリアドック制度導入企業について は、助成率 を1/2のものを2/3、 1/3のものを1/2にそれぞれ引き上げ。 ①(a) off-jt ・本助成金の活用により、人材育成がしやすくなったと同時に、育成に係る経費の 部分でも本当に助かりました。また、後継者育成がしやすくなり、とてもありがた い制度です。 ・社員の意識向上につながり、キャリア形成に大きな成果が生まれた。 ・社員が希望し、業務に活かせる研修等への参加が、助成金受給により安易となり、 会社としても助かっている。最近は、研修後の社員の顔を見るのが楽しみになった。 ・専門性の高い講習は費用も高額であるが、この助成金があったお蔭で、中小企業 である当社においても、思いきって受講推奨することができました。 1 生涯現役起業支援助成金 どんな助成金 なの? いくら助成され るの? (平成28年度創設) 中高年齢者の方(①)が起業するにあたって、中高年齢者を雇い 入れた場合(②)にその雇い入れを行う際に要した募集・採用や教 育訓練の実施などの雇用創出措置にかかる費用の一部を助成。 ①起業の日の年齢が40歳以上の方 ②60歳以上の方を2名以上または40歳以上の方を3名以上の雇い入れることが 必要 【起業者が高年齢者(60歳以上)の場合】 計画期間内に行った雇用創出措置に要した経費の2/3 (上限200万円) 【起業者が上記以外(40歳から59歳)の場合】 計画期間内に行った雇用創出措置に要した経費の1/2 (上限150万円) 活用して良かっ たことは? 1 を ご 覧 く だ さ い 「 雇 用 関 係 助 成 金 の ご 案 内 」 そ の 他 の 助 成 金 制 度 は 、 1 各種助成金 雇用関係助成金案内(愛知労働局ホームページ) ☟下にスクロール 各種助成金 制度のご案内 1
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