事前研究会・授業研究協議会のあり方

平成24年度 現職教育
キーワード
教員も、生徒も、共に「学び合う」
教師も学ぶ
「事前研究会」「授業研究協議会」
• 一部の人しか発言しない。
• 成果と課題が見えない。
• 社交辞令的な発言
「こんなこと言ったら笑われそう。」
「人間関係悪くなるのでは・・・(困)。」
今まであった大きな壁。
これって,生徒だけでなく先生にも言えますよね?
事前研究会(平成23年度から変更
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• 授業研究もそうですが、特定の教科の授業について
お互いに提案する「事前研究会」などの取り組み。
• 「発問」「指導形式」「教材」「教具」について語り合う。
目指すべき教師の見方
◇担当の教師だけでなく,教科部会で共有
◇学年の他の教師に投げかけ
「こういう攻め方でいきたいのですけど」
「どうすれば生徒は見てもらえますかね。」
授業についても学年の枠を超えて語れる教師集団へ
教科の枠を超えましょう!!
「授業研究協議会」(平成24年度から変更)
• ①3人から4人のグループで指導案について子どもた
ちになったつもりで、何が学べるか、どう変れるか、と
いうことを中心に語り合う。
• ②話し合った内容を模造紙に書き,キーワードを赤で
• ③発表 「授業者への投げかけ」→共有
• ④ 模擬授業
注意点 ①~③までは授業者への質問はしない
目指すべき教師の捉え方→授業者の「学び」へ
「発問はどうすればいいのだろうか」「資料はどのタイミングで出せばいいのだろうか」
目指すべき教師の見方→授業者だけでなく,参加者(教員全体)の学び
授業に対する考え方を学ぶ貴重な場になる。
授業研究のあり方について考える。
「授業研究協議会」(平成23年度から変更
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• 授業を通じて一人ひとりの子どもたちが、何
を学んだか、どう変わったか、ということを中
心に語り合い。
• 「あの子は先生の質問にこんな反応をした」
• 「こんなことをメモしていた子がいた」
• 「こんなことをつぶやいた子がいた」
目指すべき教師の捉え方
「以前、この子はこうだったのに、こう変わっていた。すごく成長している」
目指すべき教師の見方
すべての子どもたちを共有して一緒に育てているような雰囲気に包むように。
「授業研究協議会」(平成24年度から変更)
• ①3人から4人のグループで子どもたちが、何を学ん
だか、どう変わったか、ということを中心に語り合う。
• ②話し合った内容を模造紙に書き,キーワードを赤で
• ③発表 「授業者への投げかけ」→共有
• ④ ③の打開策の話し合い
• ⑤ 授業者反省
注意点 ①~④までは授業者への質問はしない
目指すべき教師の捉え方→授業者の「学び」へ
「ああそうか、あの時、こんなふうに言えばよかったのか」
目指すべき教師の見方→授業者だけでなく,参加者(教員全体)の学び
子どもたち対する見方、授業に対する考え方を学ぶ貴重な場になる。
こんな授業研究にもっと若いころから参加していたかった、とうらやましく思わせたい。