過去に行くのは不可能ではない

過去に行くのは不可能ではない
金子美咲
2011/10/26
過去には戻れない!!
アルベルト・アインシュタイン
 相対性理論
スティーヴン・ホーキング
 時間順序保護仮説
相対性理論とは?
特殊相対性理論
と
一般相対性理論
相対性原理
特殊相対性理論
光速度不変の原理
相対性理論を考える上で・・・
• 光より早い物質は存在しない
• 光の速さは秒速30万㎞(真空中の場合)
というのが、大前提。
光速度不変の定理
→「誰にとっても光の速さは同じ」というものです。
光は、およそ秒速30万㎞(真空中の場合)
(例)
今あなたが光速(秒速30万km)で移動するロケットに乗ってい
るとします。
(実際には、どんな物質も光速になる事は出来ないので、正しく
は『光速に近い速度』になりますが、いまは細かい事は気にし
ないでください)。
その横を、平行して光(秒速30万km)が飛んでいるとしましょう。
さてこのとき、あなたから光はどのように見えるでしょうか?
普通ならば、自分と同じ速度で走っているものを見れば、それ
は止まっているように見えます。
30万㎞先
光
光
進む方向
(例)地上から宇宙へ向けて、物体Aと光を同時に光速で
発射したとします。 物体Aも、光も、発射と同時に秒速3
0万kmとなります。 そして1秒後、物体Aからみて、光は
どこにあるでしょうか?
①
②
③
30
万
㎞
A
そこ
のの
1 2
秒つ
後を
物同
体時
に
か発
ら射
光す
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み。
る
と
・
・
・
A
光
地上
A
地上
光
60
万
㎞
と
な
っ
て
い
る
が
、
地
上
か
ら
見
る
と
・
・
・
A
光
30
万
㎞
地上
秒速30万kmで飛ばされた物体Aから見ると、
光は更に30万km先、地上から60万kmの所にあるのです。
しかし・・・
「光速は30万kmなのに、光が1秒で地上から60万km地点に
到達するのは、おかしい」
ここが、光の不思議な所。
なんと、地上にいる人にとっては、物体Aも、光も、同じ地上30
万kmの所に存在しているのです。
物体Aから見ると、光は地上60万kmのところにあるのに、地
上から見ると物体Aも光も地上30万kmのところにある。
矛盾した話ですが、少なくとも理論上はこうなっています。
地上から見ても
光は30万㎞の所に存在・・・
物体Aから見ても
光は30万㎞の所に存在する。
よって、「誰から見ても光の速度は変わらない」
というアインシュタインが発見した原理を・・・
光速度不変の原理という。
過去に戻るためには・・・
→光よりも早く、移動することができなければ
不可能とされています。
なので、3泊2日と4泊3日という過去に戻る旅
行をするのは、相対性理論が常識とされてい
る現代では考えられないことです。
・・・がしかし
「ニュートリノ」は光速よりも速い
名古屋大や神戸大、宇都宮大などが参加する
国際共同研究グループが、素粒子の一つ
ニュートリノが、光より速く飛ぶことを示す実験
結果を発表した。
ニュートリノは光よりも1億分の6秒ほど早く到
達し、速度を計算すると真空中の光速(秒速約
30万キロ)を秒速7.5キロ(0.0025%)上
回っていた。
~結果~
「ニュートリノ」という、光速よりも速い物質が発
見された今、私の言った3泊2日と4泊3日という
過去に行く旅行をすることは、不可能ではない
ということが言える。
と同時に、常識とされてきたアインシュタインの
相対性理論が覆された、ともいえると思う。