本居宣長研究会

本居宣長研究会
――私たちは二百年後のこの社会に何を遺したいのか――
学問研究の過度の専門化
• 各専門分野における「グローバル・スタンダード」が、日本社
会の歴史的・文化的文脈から乖離しがちだという問題
• アカデミックな学問研究の評価尺度に、長期的に社会を構
想する視点が反映されにくいという問題
[…]
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福田恆存「伝統にたいす
る心構」『保守とは何か』
文春学藝ライブラリー、
230頁(私訳)
古
典
を
読
む
本を読む二つのスタイル:
A
B
「私は、著者は正しい/間違って
いると考える」
• 「私」 =批判的思考の自立的主
体
「テクストは(私を通じて)…と考え
る」
• 「私」=テクストの思想の現実化
のための媒体
福田スタイル
その伝承は長期的に持続する研究の
場を必要とする。
本居宣長研究会の発足へ
「日本回帰」への批判
• 「近代の超克」?
• 「オリエンタリズム」?
• 「ネーション」の実体化?
普遍的な知的リサーチとしての哲学、学問は特
定社会の歴史的、文化的文脈から独立である。
• たしかに「ネーション」の実体化は正し
くない。
• しかし社会の特定の文脈によって引き
起こされる固有の問題の存在を無視す
ることは生産的ではない。
• さしあたりはグローバルなスタンダード
からの「ずれ」としてのみ知覚されてい
る問題の固有性
(
のも思別もをいのぶ漢
ぞやふ 、いふ善の意
こがはここふた悪み
りて、とと也ぐ是をと
がか一にな。ひ非いは
たらわ漢る 、よふ、
きごた意こ す に漢
物ゝりととそべさあ国
にろさいなもてあらの
ななるふくそみしずふ
むれここ、もなさ、り
有ばとと善人漢を大を
け、の、悪の籍論か好
るとやあ是心かひたみ
にうる非は 、世、
かなべに、ら物のか
くれく二皇ぶの人の
にどもつ国み理の国
此、あなものを、を
意然らけ外趣さ萬た
は思ずれつなだのふ
、ふとば国るめ事と
)
(
[…]
)
(
[…]
本居宣長『玉勝間 上』岩
波文庫、34頁以下
)
本居宣長研究会
設立に向けた計画
2014年度前期
• 設立メンバーの募集
• 設立準備会合(数回)
• 研究会の進行方法、頻度
• 対象テクストの選定、中長期計画
連絡先:中野裕考
[email protected]
2014年度後期
• 設立