「非営利組織の経営」 の手引き Ⅰ部 総合政策学部3年鋤先麻美 環境情報学部3年生田目啓 「非営利組織の経営」の概要 中心的な主張 非営利組織とは 使命→人・金のマネジメント→成果 のサイクルである 「非営利組織の経営」の概要 Ⅰ部:使命が第一。 (リーダーはどう行動するべきか) Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ部: 使命→成果のための人・金の戦略 Ⅴ部:使命→成果のための自己開発 ①リーダー論:使命と目標 使命は永久的なものだが、使命の表現(目 標)の有効期限は短い。目標は常に変化する 必要がある。 「リーダーの使命が重要なのである」(p5) 「使命の表現は、それに基づいて現実に動け るものでなければならない。」(p7) ①リーダー論:機会 リーダーは組織のために常に好機を伺う必 要がある。特に「成長」と「革新」の機会は重 要である。 「成功につれて成長していくべきことを知って おかなければならない。」(p15) 「内外に機会を求める姿勢を組織に組み込ん でおかなければならない」(p17) ①リーダー論:資質 リーダーたる人間の資質は仕事から学ばれ るものである。また、リーダーは、自分の欠点 を知る必要がある。 「リーダーは、生まれついてのものではない」 (p29) 「自分にはどのようなまずい性向があるかを 知っておかなければならない」(p33) ②組織論:リーダーとしての個人 非営利機関では、一人一人が未来の市民社会を作り上 げるためのリーダーである。 「問題は、自分が何をするかであって、組織が何をする かではない。行動の責任は自分が取らなければならな い。」(p61) 「そうした社会では、一人一人がリーダーであり、責任を 負い、行動するのである。」(p63) 個々人が使命を成果のある行動に転化させること、 これが非営利機関の姿である。
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