非営利組織の経営 リーダーの役割 総合政策学部3年 鋤先麻美 環境情報学部3年 生田目啓 この本の意図 現在非営利組織はアメリカの中枢となっているにも関わらず、 非営利組織用に開発されたリーダーシップやマネンジメント はまだ少ない 本書は非営利機関の関係者に向けたリーダー シップとマネンジメントに関する本である 使命とリーダーシップ 非営利機関=人間変革機関 患者 治癒した患者 非営利機関 不登校児 若者 学ぶ子供 自尊心を持った青年 非営利機関の挑戦 ・寄付者を貢献者に変えること ・コミュニティ意識を与えること コミュニティの一員として貢献できる人材を抱えること →リーダーシップとマネジメント 使命は行動目標 組織は何をしようとしているのか? ・使命は行動とセット ・使命はシンプルで当たり前にできること ex.)「患者を安心させること」が使命の救急治療室 今できることは何か? ・使命は永遠であっても、目標の有効期間は 短い ・変化に即応した個別目標を 使命達成の3要素 「機会」 何が機会であり、ニーズであるか ex.)縮小傾向の産科、需要大の精神科 「能力」 強みを発揮し、成果を上げられるか ex.)病院は病気予防には向かない 「信念」 心底から信じ、支持できるか ex.)フォード社のエドセル リーダーは、 成功につれて成長していくべき 学生のニーズの増大のため、規模を縮 小したビジネススクール 一人一人をよく知るため発展を避けた 教会 市場が拡大しているときに成 長しないと、落伍してしまう 待っていてはいけない! 成人教育が教育の中心的な存在になりつつあることに気 づいた高等教育機関 マイノリティーを取り入れたことにより、成長したガールス カウト 大衆の健康に対する意識に気づいた米国心臓協会 イノベーションの機会を教えてくれるよ うな変化を、常に探し求めていなけれ ばならない リーダーとは、叩き上げのもの 混乱期にリーダーであったため、立派なリーダーと なったチャーチルとフランクリン・D・ルーズベルト 政権にとってもっとも優先すべき課題が国外にあった ため、大急ぎで外交問題を勉強したトルーマン大統領 なすべき仕事があるということ が、実際にリーダーを育て上 げていく 「汝自身を知れ」 長期/短期 機会/リスク 慎重/性急 資源の集中/多様性の維持 リーダーには決定に当たってバランス感覚が必要 自分にはどのようなまずい性向があ るか、知らなければならない リーダーがしてはならないこと 自分の行動が組織内に理解されていると信じてはいけ ない 組織内の強みを恐れてはならない 自分の後継者を自分だけで決めてはならない 手柄を独り占めし、部下の悪口を言ってはならない 自分の事ではなく、組織のこと を第一に考えること 一人ひとりがリーダー 使命⇔行動 長期的かつ変動的な使命と、常に短期的な行動 リーダーの心得 ・行動し、使命をたえず見直すこと ・優先順位をつけること 自己責任のもとに行動する非営利機関 使命やリーダーシップは、 一人ひとりが成果ある行動を起こすためにある
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