平成27年度津港保安委員会テロ対策合同訓練概要 別紙1 1 開催趣旨 津港において、保安の向上と入出管理の強化及び、関係各機関の連携強化を目的に 「津松阪港伊倉津ふ頭公共岸壁 埠頭保安規程」に基づき、合同訓練を開催します。 2 主 催 津港保安委員会 設置目的:国際テロ等の国際犯罪が世界各地で多発しており、これらを未然に防止す るための対策として、平成15年12月に内閣危機管理官が主宰する 「空港・港湾における水際対策幹事会」の決定に基づき、国際港湾にお いて各機関の連携による保安の向上と入出管理の強化を図ることを目的 に、平成17年1月27日設置されました。 構成委員:津南警察署、第四管区海上保安本部四日市海上保安部、名古屋税関四日市 税関支署津出張所、名古屋入国管理局四日市港出張所、中部運輸局三重 運輸支局、国土交通省中部地方整備局四日市港湾事務所、名古屋検疫所 四日市検疫所支所、津市消防本部、三重県県土整備部流域管理課、三重 県津地域防災総合事務所、三重県津建設事務所、津市建設部、JFEエ ンジニアリング(株)津製作所、ジャパン マリンユナイテッド(株)津 事業所、カヤバシステムマシナリー(株)三重工場、日本トランスシテ ィ(株)中部支社 以上16機関 3 開催日時 平成28年1月18日(月)13:30∼15:00 4 開催場所 津港伊倉津ふ頭公共岸壁 5 訓練内容 (1) 想定訓練(陸上及び海上訓練) ① 津南警察署に、「津港付近で爆発音を聞いた。確認したら津港岸壁に車両が駐 車、海上には不審な船が停泊している」旨の一般通報がもたらされる。 ② 津南警察署員が急行し、確認したところ不審者、不審船等を発見。 ③ 不審者に対して職務質問を開始したが、同不審者が刃物を持って抵抗等したた め、制圧、銃刀法違反等で現行犯逮捕する。 ④ 海上では、停泊していた不審船が四日市海上保安部巡視艇、水上警察隊に向け 発砲し、逃走を企図したことから、四日市海上保安部が同不審船に乗り込みこ れを制圧、銃刀法違反で現行犯逮捕する。 ⑤ 車両等を捜索した結果、爆発物容疑物件を発見したため、津港の立入禁止措置 を行い、機動隊爆発物処理班による爆発物の処理を実施する。 (2) 装備品実演・展示 想定訓練終了後、名古屋税関四日市税関支署によるX線車の透視実演を実施
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