関西の地盤情報に基づく防災ハザードマップ開発研究委員会の委員公募 公益社団法人 地盤工学会関西支部 関西支部では、以下の趣旨に基づき委員の公募を行います。 1. 委員会名称:関西の地盤情報に基づく防災ハザードマップ開発研究委員会 2. 委員会設立趣旨 2011 年 3 月の東北地方太平洋沖地震災害や 2015 年 9 月の関東・東北豪雨災害など、地震や豪雨など の自然災害が多発し、甚大な被害を引き起こしている。 このような近年の自然災害の規模・頻度を鑑みて、引き続き国土強靭化が進められており、その中で も、より正確な災害リスクを捉えるためには地盤情報を取り入れた防災ハザードマップの整備が重要と 考えられる。特に関西では各機関の地盤情報を集約した「関西圏地盤情報データベース」及びそれを基 に構築した 250 メッシュ地盤モデル「関西圏地盤情報ライブラリ」が整備されており、地盤情報を有効 に活用することができる状態にある。 そこで、本研究委員会では、関西支部会員の技術者・研究者が結集し、関西圏地盤情報データベース を有効活用して自然災害に対する自然地盤,土構造物の被害予測と防災対策について調査研究し、その 成果を用いて防災ハザードマップを開発し、具体的に社会に発信することを目的としている。防災ハザ ードマップを開発していく上で、被害予測や防災対策について社会にわかりやすく情報発信できるよう マップの表現や情報の発信方法等の研究を行い、市民の防災意識の向上や防災行政の一助となることを 目指す。 3. 活動内容 上記のとおり、関西圏地盤情報データベース及び関西圏地盤情報ライブラリを活用した地震と豪雨に よる災害に対する自然地盤,土構造物等の被害予測と防災対策の調査研究及びその成果を用いた防災ハ ザードマップを開発することを目的とし、本研究委員会では以下のような研究テーマを基にいくつかの 検討グループを立ち上げ、具体的な調査研究活動を行う予定である。また、研究成果はシンポジウムや 講演会などで発信する。 ・地震による揺れやすさと液状化検討:沖積平野、丘陵・台地、盛土(宅造地、道路、鉄道) ・豪雨による破堤・浸水域と土砂災害検討:河川堤防、自然斜面 ・防災ハザードマップ検討:既存マップの収集と分析、見せ方、発信方法 4. 構成委員:委員は原則として公募とする。なお、委員長は以下の通り予定している。 大島昭彦(大阪市立大学大学院) 5. 活動期間 3 年間を目途とする。 6. 申込み方法 参加希望の方(原則として,地盤工学会個人会員)は,平成 28 年 3 月 31 日までに、(1)氏名、(2)所属 と職名、(3)連絡先住所、(4)電話番号、FAX 番号、E-mail アドレス、(5)当委員会で取り組みたい事項の 要約(A4 用紙 1 ページ以内、様式自由)を添えて、お申し込みください。なお、産学官のバランスに 配慮して委員を選定する場合もありますのでご理解ください。 問い合わせ・申し込み先:公益社団法人地盤工学会関西支部事務局 〒540-0012 大阪市中央区谷町 1-5-7 ストークビル天満橋 801 Tel:06-6946-0393 Fax:06-6946-0383 E-mail:[email protected]
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