ユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザインを学ぶ
マルチメディアWeb教材の設計と開発
Design and Development of Multimedia Web Material
for Learning Universal Design
0312002112 鈴木研 中川智博
論文を選んだ理由
・発表者がデザイン分野に興味があるから
・ユニバーサルデザインを学生に教える
必然性を感じたから
・教材内容が充実していると感じたから
ユニバーサルデザイン(UD)とは何か
修正や特殊なデザインを必要としないで
できるだけ多くの人が使うことができる
製品や環境のデザイン
・性別や年齢、また障害などに関係なく
誰もが利用できるように設計された製品・デザイン
・車や文房具、ウォシュレットなど
適用の幅は生活用具全体に拡がっている。
授業で扱われるUD
・福祉に焦点を当てた学習の一部分
・UD配慮された製品の使用・評価
・児童がUD製品の提案を行う
問題点:
・UDと使用者との関連学習の不足
・情報のUDについての理解不足
研究の目的
・学習者が社会に様々な人がいる事を理解
・製品と環境のUDについての知識を得る
・情報のUDという概念を学ぶ
通常学習で補えないUDの知識を習得させる
Web教材の特徴
・5つのモジュールで構成
・各モジュールに課題・ムービー・ワーク
シートなどがセットされている
Ex. 様々な人の生活をムービーで視聴
・Stepを踏んで学習する仕組み
・製品や環境のUDから情報のUDへ
→情報という形のないものに対応させる
Web教材での学習の流れ
1:UDについての理解を深める
2:UDを必要とする人について理解
3:UDを意識した製品開発について学ぶ
4:情報におけるUDの用い方を学ぶ
5:UD利用意識の再確認
これからの課題
・Web教材の開発
・教材利用による教育効果の検証
・試用、アンケートを用いた評価
論文を読んでの疑問点
・「Web教材」である意味
どのモジュールもWebを必要としない内容である。
「情報のUD」に絡めたWebならではの教材作成が必要
・教材利用によって学習者がどこまでUDに理
解や興味を示せるか
UDという概念を小中学生に親しませる工夫が必要
一刻も早く教材開発と実践結果の公表を期待したい
論文を読んだ感想
・着眼点が面白く、(情報分野を含めた)UDについ
ての興味や理解を深められる教材は実用性がある
と思った。
・細かいモジュールを設けていて、効果的にUDに
(開発教材次第)
対する理解が深められる。
・教材利用がゆくゆくのUD製品開発の人材育成に
繋がることを期待したい。
まとめ
・現在のUD学習環境、その問題点
・UD学習のWeb教材の提案・内容
・これからの課題 / 疑問、感想