情報科学特別演習 スライド 2011/11/16 情報科学科4年 渡辺諒一 概要 実装とその結果 今後の方針について 論文の内容 Features Points Extraction from Faces Hua Gu, Guangda Su, Cheng Du(Tsinghua Univ.) citeseerx.ist.psu.eduに収録 SUSANオペレータを利用して顔の特徴点を抽出、 その後、それぞれの特徴点がどの場所に当たるの かを検証する。 論文の内容 SUSANオペレータを利用して特徴点を抽出する ある点について、その周囲の画素と比較し、定めた値 よりも階調値の差が小さい場合カウントをする。 このカウントが予め決めた値よりも小さい物で、特に値 が小さいものを特徴点として抽出する。 抽出した特徴点が、何処に当たるかを判定する。 目の場合、積分射影によって谷間になった部分を探し、 そこに近い特徴点を瞳や目尻と判定する。 実装内容 以上の論文を元にSUSANオペレーターを実装 論文の記述を元に作成。 論文では輝度で判定を行なっていたが、今回は輝度・ 彩度の両方について試した。 輝度・彩度はRGB値を元に算出。 以下のスライドでは、輝度or彩度の差の値を変更した 際の結果の違いを比較する。 結果 明度で比較した際の結果(緑の輪の中心が特徴点) V=27 (論文での値) V=50 V=100 V=150 V=200 結果 彩度で比較した際の結果(緑の輪の中心が特徴点) S=27 S=50 S=100 S=150 S=200 結果 その他の画像での結果(v=200の場合) 結果 その他の画像での結果(s=200の場合) 今のところ分かること 明度・彩度のどちらで調べるとしても値を大きめ (150~200程度)に設定しないと抽出される点が 多すぎてしまう。 明度と彩度のどちらで取得するかで抽出される点 がやや変わっている。 – 明度の場合は目の下側、彩度の場合は目の上側 が抽出される場合が多い。 今後の方針 まだ多くの画像については調べていないので、もっ とサンプルを増やし、最適の設定を見つける – H(色相)での判定や、HSVを組み合わせた判定も 実装して、調査する予定。 現状では目以外からも特徴点を抽出しているた め、抽出した特徴点から目のものだけを取り出す 手法を論文から実装する。
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