インターネット放送

平成２２年度事業計画（案）
インターネット放送
「いわて希望チャンネル」の開
局
平成２２年３月１４日
特定非営利活動法人グリーンハート
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主な活動実績
◎平成１６年２月団体設立（平成１６年７月NPO法人認証取得）
◎設立の目的（定款より抜粋）
持続可能な循環型社会と活気ある地域社会の実現をめざし、
社会全体の利益に寄与することを目的とする。
◎主な活動実績・経歴
・平成１６年～平成２０年
ＢＤＦ製造・利用に関する調査研究
環境啓発活動としてキャンドルナイト開催（年２回）
・平成２１年
県南広域振興局委託事業『地域の環境お宝・発掘発見調査』受託
県南広域振興局委託事業『地域から始める温暖化防止事業』受託
『いちのせき環境フェスタ』開催（一関市）
・きらめく水環境を保全・創造する協議会委員（平成１７年～現在）
・一関地球温暖化対策地域協議会運営委員（平成１９年～現在）
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１事業の目的（ねらい）
全国へ向けて、新しい視点に立った
岩手の情報を配信するインターネット放送局により、
たくさんの岩手の魅力を感じてもらい、
また将来の姿を共有することで交流定住を促進し、
人口減少の歯止めを図るとともに地域活性化に貢献する。
【目標】
県外からの定着者数：1,000人（放送開始一年後）
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補足資料
◆インターネット放送とは
インターネット通信網を使い、音声や動画などのマルチメディアデータを不特定
多数に送信すること。法的には放送ではなく通信であり、視聴者はパソコンと
インターネット環境があれば受信可能。ブロードバンド（広帯域の高速・大容量
通信）環境の整備・導入により利用拡大中。
◎リアルタイム放送（マルチキャスト方式）
・多数の視聴者へ、同じ時間に同じデータを送信。
・放送に近いが、専用機器が必要であり、普及していない。
◎オンデマンド放送（ダウンロード方式）・・・本企画提案での方式
・視聴者の要求に応じてデータを送信。
・ホームページの延長と考えてよく、安価に構築できる。
特定非営利活動法人グリーンハート
２現状認識
◆岩手には全国から注目され、全国に誇れる豊かな地域資源
があります。
◎多彩で安全、かつ質の高い農林水産資源
◎歴史ある、高い評価の伝統工芸・伝統産業資源
◎貴重な歴史遺産、優れた自然環境や景観、受け継がれる
伝統芸能・文化など、豊富で特色ある観光資源
◎全国的にも先進的な、持続可能な自然エネルギー資源
◎様々な分野で活躍した多くの先人に見られる豊かな感受性と、
強い忍耐力を持つ人的資源
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２現状認識
◆その一方で、県内の人口減少・少子高齢化が進行しており、
地域力の低下が懸念されています。
◎岩手県の総人口：平成9年から人口減少化
◎予想人口推移：平成20年：135.2万人⇒平成30年：125万～
120万人へ（年間一万人以上減少）
◎65歳以上の高齢者割合：平成20年：26.3%（4人に1人）⇒
平成30年：32.1～33%（3人に1人）
◎先人が築き、守り、受け継いできた地域資源を、次世代へ
引き継ぐ担い手が減少
◎また、人口減少による地域コミュニティ機能の低下、過疎化に
よる集落機能の衰退が深刻化
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３企画意図
岩手には優れた特色ある地域資源が豊富にあります。
一方で人口減少が進み、次の世代に引き継いでいく担い手が
減少しています。
これを解決する手段として、全国に岩手を紹介し、交流・定着を
促進するインターネット放送の開局を提案するものです。
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４企画コンセプト
◆「希望郷いわて」の価値共有と共創
インターネット放送という視覚に訴えたプロモーションで、
岩手県の豊かな地域資源を紹介することにより
県外に住む視聴者に交流・定住の誘致効果を
最大限高めると同時に、
岩手の未来像である「希望郷いわて」のビジョンを
県民全員で共有しあい、そして一緒に創り上げていきま
す。
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５想定する視聴者層（ターゲット）
①本当の豊かさを求める人々
②癒しや、健康でゆとりある生活を求める人々
③平泉文化をはじめとする岩手の歴史・文化に触れたい人々
④環境意識の高い人々
⑤就農・就林・就漁を希望する人々
⑥文化・芸術・音楽等の創作活動を行いたい人々
⑦セミリタイヤ、リタイヤなどで、第二の人生を楽しみたい人々
・・・
等々
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６事業内容
（１）県民と一緒になったコンテンツ創り
①県ホームページや県広報誌「いわてグラフ」やなどにより、
魅せたい（見せたい）岩手を募集
②集まった意見をベースに、コンテンツ創り
③県民からコンテンツ（動画等の情報）を募集
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６事業内容
（２）インターネット放送局の制作（Webサイトの制作）
①多彩なチャンネル（コンテンツページ）により、岩手の豊富な
魅力を動画で配信
（例）
県政チャンネル・・・「希望郷いわて」ＰＲ、県からのお知らせ、知事記者会見
観光チャンネル・・・観光地、寺社仏閣、景観、祭・イベント情報
環境チャンネル・・・自然エネルギーの利活用、農村原風景、山・川・海の自
然
物産チャンネル・・・農産、水産、畜産などの地元食材・食品、伝統工芸品な
ど
地元チャンネル・・・岩手各地のローカルな情報や暮らし
文芸チャンネル・・・伝統芸能、地域文化
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６事業内容
（２）インターネット放送局の制作（Webサイトの制作）
②ライブカメラ（Webカメラ）により岩手県内各地（観光名所等）
の「現在（いま）」を「生」で配信
⇒まずは平泉文化遺産から開始し、「黄金の國、いわて。」を
強烈にアピール
③Twitter連携機能により、リアルタイムで岩手の魅力や情報
を
ツイートしたり、視聴者からの岩手に対する声をツイートでき
る
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６事業内容
（３）インターネット放送局の開局
①独自ドメインを取得
（例）http://www.iwate-i.tv/
②SEO対策により、検索サイトで上位表示をねらう
③田舎暮らし支援サイトなど、関連するサイトと相互リンクを
設定し、アクセスアップを図る
④広告を募集し、安定した事業収入を確保していく
（次年度以降の収入を見込む）
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７期待効果
（１）直接的効果
①交流・定着者の誘致を促進できます。
②人口減少に歯止めをかけることができます。
③地域とのマッチングが図れます。
（雇用、担い手、コミュニティ、男女出会い）
（２）間接的効果
①地域ブランドが確立できます。
②農林水産品や工芸品等のブランドが浸透します。
③地域の再生と活性化に貢献できます。
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８事業のスケジュール
事業内容
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
意見・コンテンツ
募集
サイト企画制作・
試験
ライブカメラ設
置・試験
評価・課題抽出
サイト改善
放送（本番）開始
相互リンク・広告
募集
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９事業の実施体制
事業統括
コンプライアンス・
情報セキュリティ担当
企画担当
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会計担当
事務局
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10 事業費収支計画
事業費合計
1,050,000円
・県委託料収入：1,000,000円
・グリーンハート負担：50,000円
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11 訴求ポイント
◆地域力の低下は地方の共通した課題であり、競争力のある地域ブランドを
確立することが急務。そのためには、より魅力的で視聴者をつかむリアルで
新鮮な地域情報をタイムリーに発信していく必要がある。
◆従来型のメディア（雑誌・テレビ等）の運営を地域内で賄うことはコスト的に
非常に困難。しかしインターネットはこれを覆し、安価な情報発信が可能に。
さらにブロードバンド環境の整備が進み、動画配信サービスの利用が拡大。
◆インターネット放送により岩手の優れた資源や情報を全国へ発信することに
より交流・定着を促進し、人口減少に歯止め。また岩手ブランドを浸透させる
ことは交流・定着のみならず、岩手産品の販売・消費拡大にもつながる。
◆さらに、情報を発信する側の県民にも元気が生まれると同時に、「おもてなし」
の気持ちが芽生え、交流者を迎え入れる体制準備が自ずと整う。
◆将来的には、交流者と県民が岩手の未来を一緒になって創り上げていく姿が
理想。
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