貨幣数量説って何? 「貨幣数量方程式」 byフィッシャー MV=PQ ・・・① 「貨幣の需給均衡式」 byマーシャル M=kPY ・・・② M:名目貨幣数量 P:一般物価水準 V:貨幣の流通速度 Q:実質的な取引量 Y:実質所得(GDP) k:貨幣の流通速度(マーシャルのk) ①にとき… Vは一定,Qも完全雇用水準で与えられると仮定 ②のとき… Kは一定,Yも所与と仮定 ⇒いずれの場合もPはMに比例する! =「ある国の物価水準は、その国に流通している貨幣 の量に比例して決まる」ということ。 (ex; 貨幣が2倍になれば物価も2倍になる。) っということは、 学者「デフレだからマネーサプライを増やせばデフ レ→インフレになるんじゃ?。。。」 But!!!!! 長期的にみて取引量(Q)が一定で貨幣の流通速 度(V,k)も一定という仮説は× Because ①日本の最近の経済成長率こそゼロに近いが、依 然として成長を続けている ②貨幣の流通速度は長期的には低下(マーシャル のkは上昇)を続けている。 相対価格:財Aで測った財Bの相対価格とは、財 単位と交換される財Aの量である。 絶対価格:貨幣価格ともいう(=物価) サービスの価値を貨幣額で表示したもの。 ・デフレ=貨幣的現象だからマネーサプライな どの金融政策によって決まる。 ⇒相対価格と絶対価格を区別することが重要 ポールの積み上げ批判論 • 需要が増えれば「相対価格」は上昇する • マネーサプライが増加すれば「絶対価格」が上昇する ⇒ある財の相対価格が上昇するためには ①ある財の絶対価格が上がる ②他のすべての財の価格が下がる Ex:野球選手の年俸 But 常識的に考えて普通の人は②のことなんて考えて いない! ⇒①でなければ価格のもつ情報価値はなくなってしまう。
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