環境経営の持続可能性

環境経営の持続可能性
Reported by 出見世ゼミDグループ
Saki Moriyama
Yuzuru Ishibashi
Kenichi Nishimura
森山早紀
石橋 弦
西村謙一
Kunio Iida
Yukihiro Uesugi
飯田邦夫
上杉行弘
そもそも環境経営って何ですか?
環境
経済
社会
環境経営=環境を重
要な経営課題と位置
づけた企業経営
社会・経済環境と同様
に環境にも配慮する企
業経営をいう。
1,地球環境問題と企業
図解!!企業活動と環境問題の関係
INPUT
OUTPUT
地球環境問題と企業;Part2
地球温暖化・酸性雨・オゾン層破壊
海洋汚染etc・・・
OUTPUT
サイドで
発生!
近年の環境関連の法的規制強化
こいつは困
った~(焦)
企業にとっての地
球環境問題
☞「出口が塞がりつ
つある問題」
2,環境経営の必要性とそのコンセプト
なぜ企業経営に環境経営が必要とされるの
か?
社会的な要請
企業市民としての責務
企業だから可能な環境保全への貢献
環境経営の必要性とそのコンセプト;Part2
環境経営の実践ツール
環境マネジメントシステム
Environmental Management System
環境会計
環境関連情報の開示
①環境マネジメントシステム(EMS)
?
一般に、ISO14001を取得するケースが多い。
PDCAサイクル=計画(PLAN)➞実践(DO)➞
統制(CHECK)➞フィードバック(ACTION)を通
じて、継続的な環境マネジメントの改質・改
善
ACTION
PLAN
CHECK
DO
後述
「環境経営の実践
事例」で、実際の
企業での取り組み
事例を紹介!!
②環境会計
環境会計とは?
環境改善
の成果
環境保全のた
めのコスト投入
コスト
成果
環境経営における費用対効
果を把握・測定・伝達するた
めのツール
③環境関連情報の開示
環境への取り組み☞企業評価を左右する時代に!
環境関連情報開示の必要性
環境報告書の作成
自社HP上でのPR&啓蒙
シンポジウム等によるコミュニケ
ーション
経営戦略的な手段
として用いる場合
にも有用!!
☞後述・「環境経
営の戦略的側面」
3,環境経営の実践事例
事例①;リコーの製品リサイクルの場合
☺リサイクルの実践
原材料
調達部門
廃棄・
リサイクル
部門
☞各部門間の連携
製品
リサイクル
物流部門
製品設計
部門
生産部門
=ヨコのパートナー
シップ
☞企業全体でPDCA
サイクルを回す。
➥首尾一貫した環
環境経営の実践に
不可欠!!
企
業
の
環2『
日
境0
0
経4本
営年経
済
ラ1
2
ン月新
キ6聞
ン日』
グ
よ
り
環境経営の実践事例;Part2
事例②トヨタの連結環境マネジメント
トヨタ☞非常に多くの下請け企業と取引
☞下請け企業にも自社の環境経営基準を遵
守させる必要あり!!
ノウハウ提供・経済的支援
トヨタの環境基準の遵守
下請けA 下請けB 販社
トヨタ
タテのパートナーシップ
➥グループとしての環境経
営の全体最適を実現
環境経営の実践事例;Part3
社会的要請への対応・法規遵守
自明の前提
次はいよいよ、
企業にとって環境保全と収益性の両立が今後の課
題 ☞リコーやトヨタは両立を実現している!何故?
環境経営の戦略
面の解説だぁ!
継続的な環境経営の実践には・・・・
☞収益性の確保が不可欠➭企業≠慈善団体
☞収益性を確保するためには戦略が必要!!
4,環境経営の戦略的側面
環境経営≒高コスト経営
投入コストを回収し、持続的な環境経営を実践する
ためには、戦略的要素を織り込む必要がある。
技術革新
先行性のアドヴァンテージ
Webによるブランディング
環境経営に
競争優位性
をもたらす!
環境経営の戦略的側面;其の弐
技術革新
既存製品の利便性・経済性
環境への配慮
技術革新が不可欠!!
技術革新➠製品性能の向上につながる可能性
➠顧客の利便性向上☞顧客満足向上
➠市場での当該製品の競争力向上
Ex;IBMのThinkPad
環境経営の戦略的側面;其の参
先行性のアドヴァンテージ
環境関連の法規制強化
法案が出されてから対応したのでは遅い。
ライバル企業に先行されるリスクも・・・
時流に先んじた先見性・先行性が重要!!
➠先発者利益を享受できる可能性
☞競合他社に対する参入障壁
Ex ; トヨタのプリウス➠エコカー・イメージの確立
環境経営の戦略的側面;其の四
Webによるブランディング
消費者の環境意識の高まり
インターネットによる企業情報検索・収集の増加
Webサイトを企業ブランド構築に利用☞プロモ-ショ
ン手段としてのwebサイト活用
☞「ブランド」は持続可能な競争優位の源泉
Ex;リコーwebサイト「ECO
TODAYテンペル・タ
WebサイトへGO!
ットルストーリー」☞
結論
競争優位性
の確立
継続的な
環境保全活動
利害関係者の
支持
環境保全と収益性の両立を達成
☞環境と経営は相反するものではない!!
環境と経営の両立
☞自然・社会・経済環境ともに潤う➠三方一両徳!
持続可能な発展へ!!