2011年12月17日 2011年9月30日現在の 日本産科婦人科学会 新入会員数の推移 日本産科婦人科学会 医療改革委員会 日本産科婦人科学会 450 400 350 300 250 200 150 100 50 0 年齢・性別 医師会員数 2011年1月11日現在 女性 男性 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 産婦人科医は事実上全員が日産婦学会員です。日産婦学会の医師会員の年齢性 別分布はこのグラフのようになっています。産婦人科では若年層における女性医師 の割合が著しく増加しているというのが特徴的です。 日本産科婦人科学会 年度別入会者数(産婦人科医) 2010年9月30日現在 500 450 400 350 300 250 200 150 100 50 0 262 272 241 214 238 女性 男性 213 202 152 137 53 93 116 133 161 190 177 48 50 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2010年9月30日 の時点の日産婦 学会の年度別入 会者数を示しま す。 2006年度以降、 2009年度まで入 会者数は右肩上 がりで推移してき ました。 2010年9月30日 の時点で、2010年 度の入会者は449 名でした。 日本産科婦人科学会 年度別入会者数(産婦人科医) 2011年9月30日現在 500 450 400 350 300 250 200 150 100 50 0 262 299 241 214 238 251 213 202 152 137 53 93 116 133 161 190 192 154 48 50 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 女性 男性 その1年後の2011年 9月30日の時点の日 産婦学会の年度別入 会者数を示します。 2010年度の入会者 は最終的には491名 でした。10月以降42 名が入会したことにな ります。 2011年度の入会者 数は9月30日の時点 で406名でした。この 時点で1年前より43名 少ないことになりま す。 このままでは、前年 度並みの入会者数は 確保できない可能性 があります。 日本産科婦人科学会 卒業年度別会員数(産婦人科医) 2010年9月30日現在 500 450 400 350 300 250 200 150 100 50 0 253 232 215 232 220 女性 男性 250 227 133 136 108 125 162 178 144 39 20 30 18 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2010年9月30日 の時点の日産婦 学会の卒業年度 別入会者数を示し ます。 2004年度卒以 降、2007年度卒ま で入会者数は右 肩上がりで推移し てきました。 2010年9月30日 の時点で、2008年 度卒の入会者は 394名でした。 日本産科婦人科学会 卒業年度別会員数(産婦人科医) その1年後の2011年9 2011年9月30日現在 月30日の時点の日産 500 450 400 350 300 250 200 150 100 50 0 254 237 215 232 220 271 261 227 165 186 155 145 133 136 108 126 35 6 32 19 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 女性 男性 婦学会の卒業年度別 入会者数を示します。 2008年卒の入会者は この時点で426名でし た。1年間で32名が入 会したことになります。 2009年卒の入会者数 は9月30日の時点で 406名でした。この時点 で1年前の2008年卒よ り12名多いことになりま す。 2009年卒の入会者数 は2008年卒よりは若干 多くなる可能性があり ます。しかし、2007年卒 を超えることができるか は微妙な情勢です。 日本産科婦人科学会 卒業年度別女性会員の占める割合 (産婦人科医) 80% 60% 40% 20% 62% 63% 67% 64% 59% 58% 64% 64% 0% 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 女性医師の占める割合は、2008年卒も2009年卒も64%で変化が認められて いません。過去8年間に渡って、60%前後の状態が継続しています。 考察 • 新規産婦人科専攻医は2004年卒以降、2007年卒まで増 加を続けていましたが、2007年卒以降、各学年における 新規産婦人科専攻医は400人台の前半で横ばい、ないし 微減、という状態に変わってきているようです。 • 女性医師の占める割合が多いという状況には変化が認め られません。 • 「産婦人科医療改革グランドデザイン2010」 (http://shusanki.org/theme_page.html?id=75) では、20 年後の安定的な産婦人科医療提供体制の確保のために は、毎年の新規専攻医が最低500名は必要とされていま す。 • 産婦人科専攻医をさらに増やす必要があります。 • これまでの施策の単純な継続では、現在の伸び悩み状態 から脱するのは難しいと思われます。さらに積極的な施策 を展開する必要があります。
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