図表やグラフを使って述べ る 図表・グラフを使って説明する、推論する 1. ~を見ると/~によると___のがわかる。 図-1「日本のエネルギー需要の動向」を見ると、日本の石油依存率が 徐々に低下しているのがわかる。また今世紀末には、石油産出国か らの総供給量が頭打ちとなり、日本の輸入量も、その後は、横ばい状 態が続くことがわかる。 図‐2の点線で示した傾向線を見ると、現内閣の外交姿勢に対する評 価はしり上がりに高くなっているのがわかる。 2. (Aでは)___のに対して、(Bでは)___である 図‐2によると、日本では女性の72.0%が「結婚したら、自分自身のこと より家族を中心に」と答えているのに対して、スウェーデンではわずか 6.1%である。 日本とアメリカの自動車生産高の推移を比べてみると、日本では1974 年から80年まで一貫して伸び続けているのに対して、アメリカでは変 動が多く、80年には日本に追い越されている。 3. (AはBと)際立った/著しい 対照を見せている。 内閣の外交政策に対する国民の評価は、防衛政策に対する評価と 際立った対照を見せている。 1961年と1981年の自動車保有台数をアメリカと日本で比べてみると、 アメリカが2.2倍、日本が18.8倍と著しい対照を見せている。 2. AはBを上回っている(←→下回っている) 労働省が31日に発表した「60年版婦人労働の実態」によると、企業な どで働く女子雇用労働者は、昨年の1,500万人を突破し、専業主婦を 中心とする家事専業者を初めて上回った。 〈サラリーマン世帯の実収入〉に占める〈妻の収入〉の割合は、昨年を 上回る8.2%となり、ほぼ一割に近づいた。 人口問題研究所の調査では、1982年の女性一人当たりの出生率が 1.77%となり、前年の1.74%をわずかに上回った。出生率の低下はほ ぼ底をうって、今後は安定期に入り、次第に上昇すると予想されてい る。
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