MPPC多量サンプルテスト 2007.1.5 ND280m ミーティング M1 五味 慎一 一様光源 • 試験した光源 – 青色LED×1 の光を、紙×2 枚 を用いてぼかす。 – MPPCまでの距離は取りう る最大を、とりあえず考えて みる。 紙 青色LED 電源供給 箱 PMT(開口部Φ1.5mm)で縦・横・ 奥行きにスキャンして、一様になっ ているかをテストする。 一様光源テスト結果 Const. =0.8766 σ=103.7 Const. =0.8965 σ=101.7 Const. =0.9281 σ=101.5 5mm ~300mm 光源からの距離のズレによる光量の 変化量について • 光源に近付く程、広がりは小さくなり光量は大きくなる。 • 横方向のズレに対する見積もり – ポジション 1,4 ・・・ 0.23%/mm – ポジション 2,3 ・・・ 0.13%/mm • 奥行き方向のズレに対する見積もり – ポジション 1,4 ・・・ 0.56%/mm – ポジション 2,3 ・・・ 0.57%/mm • スキャンした結果から考えると、光量の不安定性は約 ±2%程のぶれ幅を有している。つまり、1~2mm程度の 精度で位置を決定できるのならば、位置のズレに伴う 1%に満たない光量の増減は無いものとして見て良い。 trip-t を置いてみた。 • trip-t ・ trip-t用のpc (Windows)一式 ・ ラボビューやら 諸電源やら諸々・・・ を配置した。 • trip-t を 使って みた。 MPPC到着 • MPPC 100個が、12/28に到着。全て400ピクセルタイプ。 • かけるべき電圧を決定するため、HPKが測定したデータ を元に表を作成した。どうやら、HPKでは『同じゲイン』と いう観点で測定を行っているようなので、Vop(HPK)の 値を元に、その順に並べタグ付けをする。 8 Vop(HPK測定時)のばらつき 7 6 ( 400ピクセル×100個 ) 5 この時ゲインは約7.5×10^5 4 3 2 1 0 69.7 69.8 69.9 70 70.1 70.2 70.3 70.4 70.5 70.87 71.16 ノイズ測定 • 新しくタグ付けしたうちのNo.50について、通常 通りの測定法でノイズの測定を行った。この値と、 ゲート幅を800nsecでとった時のADC分布での 0.5p.e以上のカウント数との比較からノイズを測 定する。これは一個一個ディスクリ&スケーラー でノイズを測定するのが困難なためである。 • 現在、No.56まで測定を終了。 今後の予定 • ノイズの測定 • 新しい一式が届いたようなので、交換して再セット アップを行う。 • LEDを用いて、ゲイン・PDEの測定を行う。 ・解析 ・・・ 1/19(金)まで!
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