16.Mar

Trip-t 32chボード
&
MPPCプラスチックコネクター
ND280J 2007.3.16(金)
京都大学 M1 五味 慎一
32ch Trip-t ボード
• 32ch Trip-t ボードが京都に届きました。
• ですが、何故かやはりうまく動かない。
– Trip-tに電圧はかかっているのだが、電流計で見た
Trip-tに流れる電流の値が以前の動いていた時のも
のと比較してやけに小さい。(~1.0A  ~0.4A)
• チップの異常か?
 一度KEKで回路室の方々に見てもらう
・・・ということで幾つかの機器と一緒にKEKへ移送中。中
平さん、受け取りの方、よろしくお願いします。
MPPCプラスチックコネクター
キャップ式MPPCプラスチックコネクターの試作品が予定
より早まって完成し、サンプルを手に入れた。
MPPCハウジング
ファイバーハウジング
押し付けに関しては現行では問題無い印象を受けた。実
際にファイバーと接着し、削ってみた後にどうであるかは
まだ試していない。
問題点
予想はしていたが、非常に入れにくい・出しにくい。
12.5mm
コ
ネ
ク
タ
ー
MPPC
ピンの先端が底に届いていな
い!・・・ので非常に入れ難い。
12mm
一応の対応策
セロハン
テープ
見えにくいが、セロハンテープを用いてピンの長さを延長
して入れやすくした。これを数万個分やるのは厄介である。
対応策 案
• 対応策としていくつか考えてみる。
– MPPCのピンの長さを延長してもらえるかどうか、
HPKさんの方に尋ねてみる。
– プラスチックコネクターの底部分に何か工夫を施す。
一応すり鉢状にして入れ易くはしてあるのだが、すり
鉢を大きくするか、別な構造を考えるか。(ジーテック
さんと型屋さんの方でも考えてくれている。)
– 爪部分を短くするのは、押し付ける構造を考えるとで
きることなら避けたいところではある。
– ピンの通る穴をΦ4mmの穴一つにしてもらい、ピンの
方にシグナル・HVの区別がつくような工夫を施す。
最後の案の補足
MPPC
の向き
は何で
もよい
ピンと溝
の向きを
同じにし
なければ
ならない
入れにくいのは『ピンを溝に
差し込むのが難しい』のであ
るから、溝ではなく二つまと
めて大きな穴にしてしまえば
その困難さは解消する。しか
し、それだと中でMPPCが回
転してしまい、どちらのピン
がHVで、どちらのピンがシ
グナルなのかが解らなくなっ
てしまう。
ピンに判別がつくように工夫
することでうまくいくか?
その他、報告
• コネクターに関連して、ジーテックさんと型屋さん
の方でも考える材料に欲しいとのことでしたので、
MPPCを4つ送りました。
• 身の回りの実験機器をKEKに送りました。重ね
重ね、中平さん、よろしくお願いします。こうなる
と僕は本当に来年KEK常駐になりそうです。
• 最後になりますが、私用で欠席してしまい申し訳
ありません。
その他、コネクターの幾つかの写真
またコネクターの詳しい設計図については下記のURLに有ります。
http://www-he.scphys.kyoto-u.ac.jp/member/gomi/Connector/Connector_order.pdf