MPPC多量サンプルテストにむけて の準備 2006.12.22 ND280m ミーティング M1 五味 慎一 MPPC多量サンプルテスト • 12/27(水)に来る、MPPC100個の基礎特性 測定のためのセットアップを行った。 – 一様光の作成 – 多量MPPC読み出しのための環境づくり 一様光について • 光源としては、青色LEDを用いる。これを出 来るだけ『一様な光』にすることを考える。方 法としては、 1. 紙を用いて光をぼかす 2. LED-MPPC間の距離を大きくとる の2つを用いた。 光源 • 試験した光源 – 青色LED×1 の光を、紙×2 枚 を用いてぼかす。 – MPPCまでの距離は取りう る最大を、とりあえず考えて みる。 紙 青色LED 電源供給 箱 PMT(開口部Φ1mm)で縦・横にス キャンして、一様になっているかを テストする。 一様光源テスト結果 縦スキャン 横スキャン σ = 107.8 • 約2%程の範囲で、一応 一様と言える程度では 有ることがわかった。 σ = 98 縦 直径50mmの円 横 MPPC基盤について 読み出し ×4 • どうにも固定する方法がうま いこと思いつかなかったので、 基盤を新たに作成することに 5mm した。 • 4個同時に並べる構造をとる。 • 銅のテープが12/25に宇治か ら帰ってくるので、後でグラウ ンドを強化する。 • 上の層で、MPPCを固定する。 Bias MPPCをはめる所 ×4 MPPC基盤の台について • 実験室に転がっていたもので作成。出来るだけ簡易 で・再現性が高いもの、が理想。 ここが当たって止まる。 MPPCの着脱が 出来る。 現段階での全体図 • 現段階での全体図。最終的 には、光源側は中心を合わ せるため移動ステージを使 うべき。 • 両者間の距離は、(1). 光源 側は手を触れない (2). MPPC側は土台が結構重 いので大丈夫。 • MPPC側を移動ステージを 使えばいいんじゃないのと も思うが、移動ステージをつ けっぱなしにするとノイズが 変にのる可能性が有る。 今後の予定 他 • trip-t を置くスペースを作る。机か何かを一つ、何処 かから持ってくる。 • 光源からの光の分布を詳細に調べる。 – 奥行きについての依存性 – LEDからの光量の大小によって、分布が変化するか? • セットアップを完成させる。trip-t を含む回路の配置。 • セットアップが完成した後、MPPCを用いてLEDにか けるべき電圧の値を決定し、PMT(開口部=1mm^2・開 口部は、面積の正確な量がわかっていれば良い)で光量の 測定を行う。(3次元?)
© Copyright 2024 ExpyDoc