修論マイルストーン 臼井健 研究の背景 AI3のUDLネットワークでは、UDLRのトンネ ルが使用する、受信ネットワークから送信 ノードへの通信経路の性能が低い トンネルが通る経路の性能が悪いため、UDL の性能が十分に発揮されない可能性がある Polycom,VoIPなど双方向のアプリケーション を効率良くしたい AI3ネットワーク デフォルト経路 狭帯域 Receiver (many) 狭帯域 QoS実現 インターネット 現地のプロバイダ Feeder 一般の優先制御は、IPヘッダの中を見る UDLRのトンネルでは、イーサネットフレーム をカプセリングしている カプセル化後のパケットは、同じに見える。 既存の実装をそのまま適用できない IP_hdr GRE_hdr DL_hdr IP_hdr Data 研究目的 UDLR環境の通信品質を調べ、UDLの戻り の通信経路の要件を分類分けする。 UDLR環境での帯域保証、トンネルリレー (?)の有効性を検証する。 調査要件 現状のトラフィックの測定 下り、上り フロー毎 現在の状態を知る パートナーの通信経路の調査 First Hopの回線 UDLの戻りの経路の調査 転送遅延時間、ジッタ、パケットロス、帯域幅 現状のトラフィックの測定 どのようなフローが流れているか調査 上り、下り パートナー毎 使用アプリ:ntop Global TCP/UDP Protocol Distribution TCP/UDP Protocol Data Percentage HTTP 20.3 KB 0% DNS 14.3 KB 0% 1.6 MB 4% NBios-IP 18.5 KB 0% SNMP 59.2 KB 0% SSH 1.1 K B 0% Other TCP/UDPbased Prot. 33.0 MB 95% Telnet パートナーの通信経路の調査 First Hopの回線 UNHAS: 128k UNSRAT: 128K UNHAS: 33.6k AYF: 1.5M CHULA: 45M UCSY: 256k NUOL: 33.6k ITB: 1.5M AIT: 512k IOIT: 512k ASTI: 512k パートナーの通信経路の調査② UDLの戻りの経路の調査 転送遅延時間(片方向) ジッタ パケットロス 方法:パートナーのネットワークから、定期的に(1時間に 一回ぐらい)連続して、いくつかUDPパケットを送信して、 SFCサイドで受信して調査する。 パケットにシークエンス番号をうめこんでおき、パケットロスを調 査 転送開始時刻を埋め込み、到着時間より転送遅延、また標準偏 差を計算して、ジッタを求める。 NTPにより、時刻を同期する。 パートナーの通信経路の調査③ UDLの戻りの経路の調査 帯域幅 使用アプリ:iperf Cronで1時間に一回ぐらい取る スクリプト ネットワークへの負荷は少ない。 割と、正確な気がする。。 RTT Pingで既に調査している。 http://sfc-serv.ai3.net/cgi-bin/ping.cgi パートナーの通信経路の調査③ 必要要件 ルータでのアカウント ルート権限はなくても大丈夫 調査後 シミュレーション 評価項目 帯域利用効率 RTT 片方向遅延 それぞれ複数のフローが流れていると仮定して、シ ミュレーションする。 QoSを適用しない場合との比較、有効性の分類 実装
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