宇宙線の通る点の位置判定 宇宙線がどこを通ったか、 逆向きに置いたシンチの TDCを見て決めたい PMT シンチ1 シンチ2 宇宙線 PMT シンチ1とシンチ2のコインシデンスを取り、それをTDCのcommon startとする。Stopには各シンチの信号を入れ、それぞれtdc1,tdc2と した。その差のプロットは長方形になるはず。 ガウス関数が頭と尾にそれぞれある形になった。 それぞれのADCシグナルを考慮しなければならない。 シンチレーション一個でのADCとTDCの相関関係 波形が大きいとthressholdを超えるのが早くなり、tdcが 小さくなる。ADCシグナルは波形の積分値なので単純 に線形で大きくなるわけではないが、tdcとは線形関係 が成り立っている。 2つのシンチのADC・TDC差の相関 長方形でなく、平行四辺形の形をして いる。 シンチ2のadcシグナルがシンチ1のそれに対して相対的に大きくなるに従って、 tdc差が大きくなる。 シンチを泳ぐ時の減衰と思われる。後で一つのシンチレータで減衰度合 いを見る。 Adc差0、tmin付近のイベントがとても多いことについては理由を見いだ せていない。 まとめ ・TDCのみで位置を決めることはできないがす、 ADCと組み合わせることでそれができそうで ある。 ・先の二次元ヒストグラムを利用するなら、イベ ント数の高いところがある理由を見つけ、また、 横の傾きの理由を一つのシンチを用いて確 認する。
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