GREENHEART

平成22年度事業計画(案)
いわてエコショップ制度への取組
み
平成22年3月14日
特定非営利活動法人グリーンハート
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主な活動実績
◎平成16年2月 団体設立(平成16年7月NPO法人認証取得)
◎設立の目的(定款より抜粋)
持続可能な循環型社会と活気ある地域社会の実現をめざし、
社会全体の利益に寄与することを目的とする。
◎主な活動実績・経歴
・平成16年~平成20年
BDF製造・利用に関する調査研究
環境啓発活動としてキャンドルナイト開催(年2回)
・平成21年
県南広域振興局委託事業『地域の環境お宝・発掘発見調査』受託
県南広域振興局委託事業『地域から始める温暖化防止事業』受託
『いちのせき環境フェスタ』開催(一関市)
・きらめく水環境を保全・創造する協議会委員(平成17年~現在)
・一関地球温暖化対策地域協議会運営委員(平成19年~現在)
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計画内容
1.あるべき姿
2.あるべき姿とのギャップ(課題抽出)
3.審査及び認定業務
4.普及啓発と利用促進の施策
5.ごみ減量化等に係る意見集約
6.その他・事業運営に関して
7.業務推進・コンプライアンス遵守体制
8.まとめ
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1 あるべき姿
「多様な主体による持続可能な循環型地域社会」を形成する
ことにより、『日本一ごみの排出が少ない県』を目指す
 <多様な主体>・・・県民、小売業者、行政、NPOなど
 <県民、小売業者>・・・高環境意識により自主的に環境負荷の低減に
つながる3R活動(Reduce、Reuse、Recycle)に取組むことが理想
 <行政、NPOなど>・・・連携しながら、県民や小売業者の取組みを有機
的に結び付け、支援していくことが必要
 『地域経営』の考え方に基づいた県民総参加による取組みにより循環型
社会を形成
※地域経営=地域社会の多様な構成主体の総力を結集した取組み
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1 あるべき姿
あるべき姿(イメージ)
循環型社会の形成
県民の取組み
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行政・NPOなどに
よる結び付け・支援
小売業者の
取組み
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2 あるべき姿とのギャップ(課題抽出)
(1)県内の家庭から排出されるごみが減量できていな
い!
県内のごみ排出状況
◎県内から排出されるごみの量は、ほぼ横ばいをたどっている
◎資源ごみのリサイクル率もほほ横ばい。一方、全国的にはリサイクル率は上昇傾
向
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2 あるべき姿とのギャップ(課題抽出)
(1)県内の家庭から排出されるごみが減量できていな
い!
ごみ排出量全国順位
全国
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
一人1日当たり家庭から出る
ごみ排出量全国順位
9
10
◎家庭から出るごみ排出量の全国順位は下降・停滞している状況
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2 あるべき姿とのギャップ(課題抽出)
(2)エコショップ制度の参加者が限定的!
エコショップ認定店舗数推移(事業者別)
◎スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニの一部の事業者による参加が中心
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2 あるべき姿とのギャップ(課題抽出)
(2)エコショップ制度の参加者が限定的!
県内市町村のエコショップ制度参加状況
◎県内34市町村中、5市町(■部分)が参加して
いない状況
◎岩手県人口の約134万人に対し、この5市町の
人口は約30万人であり、約22%を占めている
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3 審査および認定業務
①認定事務の円滑な実施のために
■業務内容や連携体制についての事前確認・整合
県と年間スケジュール及び委託内容・範囲を確認
県及び市町村の担当部署(者)と、緊密な連絡体制を構築
エコショップ審査員を環境問題に取組む団体・個人や有識者等から選定
エコショップ判定委員を学識経験者や民間事業者、行政職員から選定
■円滑、かつ適切な認定申請受付け業務の実施
専任職員の配置、専用電話番号やメールアドレスの用意
⇒受付け業務のワンストップ対応
専任職員による詳細な説明・的確なアドバイス・訪問実施
⇒申請手続きまでのきめ細やかな対応
申請受付け・進捗状況を定期的に県に報告
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3 審査および認定業務
①認定事務の円滑な実施のために(つづき)
■エコショップ判定委員会による認定審査
エコショップ審査員による認定申請書審査、実地調査
⇒認定申請店の活動状況を確認
所轄市町村及び広域振興局に、認定申請店の活動状況について照会
エコショップ審査員による審査・調査、市町村等からの意見を取りまとめ
⇒エコショップ判定委員会へ提出
エコショップ判定委員会の開催
⇒公平かつ厳正な審査により認定適否を判定
⇒判定結果は県および所轄市町村等へ報告
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3 審査および認定業務
②認定店の推奨項目の取組推進について
■認定店の取組みを県民に理解してもらうよう支援
認定店と協働で3Rの普及啓発活動により、県民への理解促進
認定店の取組みに県民が参加するよう、県や市町村等と連携して支援
■認定店の取組み状況を管理
認定店から取組み実績を提出してもらい、達成度や進捗状況を確認
取組み状況が思わしくない場合は、エコショップ審査員により適切な指
導・
助言を実施
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4 普及啓発と利用促進の施策
①目標達成の方策とフォローアップ
■制度の周知徹底と業種拡大により、目標新規認定店数を確保
【目標新規認定店数】
小売店:106店舗以上、飲食店:10店舗以上
説明資料を作成し、小売業者や商工会・組合などの関係団体に配布
これまで認定されていない業種に対する積極的なアプローチ
例)家電・衣類量販店、書店、ホームセンター、自動車販売店など
申請店舗に対し課題を整理し、実行可能な取組計画となるようアドバイス
■認定店が継続した取組みができるようフォローアップ
取組み停滞、目標達成困難などに対し、認定が失効することのないよう、
随時指導・助言を実施
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4 普及啓発と利用促進の施策
②認定制度普及啓発と認定店舗利用促進PR
■認定制度の活発なPR活動の展開による普及啓発
行政発行の広報誌へのPR広告掲載、認定店や公共施設等へのポスター
掲示など
⇒効果的な普及活動により、県民に対して認知拡大を図る
店舗入り口ドアやレジスターなど、利用者が見やすい位置に掲示できる
ステッカーを制作
⇒利用者の認知機会が増加
⇒店舗事情(規模、雰囲気など)に柔軟に対応した普及啓発が可能
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4 普及啓発と利用促進の施策
②認定制度普及啓発と認定店舗利用促進PR(つづ
き)
■県民の環境意識高揚を図り、エコショップ利用を促進
ホームページによる認定制度や認定店の取組みの紹介、環境イベント等
に
おける積極的なPR活動
⇒メリットや重要性を訴えながら県民に対して広く理解を求める
認定制度に対する県民の理解を得て、また環境意識を高める
⇒エコショップが県民の小売業者を選ぶ際の基準に
⇒認定店の利用促進に期待
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4 普及啓発と利用促進の施策
③ホームページの作成及び管理運営
■コミュニティ型ホームページにより、情報発信と意見交換を活発
化制度説明や紹介だけでなく、情報が行き交う有意義なホームページを制作
例)3Rの解説・訴求、行政からのお知らせ、県民のひとこと掲示板、
認定店からのPRコーナー
文字の大きさや配色、構成など、見やすさに配慮
独自ドメインを取得し、覚えやすいURLを使用
例) http://www.iwate-ecoshop.jp
■当団体職員による責任あるホームページの運営管理
定期的な更新により情報の陳腐化を防ぎ、アクセス数の増加を目指す
障害発生時の迅速な復旧作業
信頼性の高い、レンタルサーバーを利用
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5 ごみ減量化等に係る意見集約
■年間を通じて広く意見を聴く場を設け、その意見を集約
県民、事業者、関係団体、行政による意見交換会を振興局単位で開催
ホームページを活用し、日常的に県民からの意見を受け付け
環境イベント等で、県民からの意見を聴く場を設ける
認定店に対し、エコショップ制度に関するアンケート調査実施
出された意見を取りまとめ、県に報告
⇒今後の事業活動へ反映するよう県と協議
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6 その他・事業運営に関して
■PDCAサイクルをチェックしながら事業を推進
年間行動計画を立て、それに沿って確実に実行
定期的に当団体にて事業運営会議を開催
⇒認定申請状況について進捗管理
■事業費の適正な会計管理
年間行動計画と同時に予算を計画
事業費専用の預金口座開設、管理台帳による適切な収支管理
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7 業務推進・コンプライアンス遵守体制
■事業運営会議により、事業執行を決裁
当団体による事業運営会議にて、年間行動計画・予算計画の決裁および
遂行状況をチェック
■事業統括責任者により、事業を執行
事業運営会議の決定事項は、事業統括責任者(当団体理事)の指揮の下、
当団体職員により責任をもって遂行
事業統括責任者は会計責任者を兼務し、健全な会計処理を実行
■内部統制管理者を設定し、コンプライアンスを遵守を徹底
内部統制管理者(当団体理事)により、職員に対するコンプライアンス遵
守・
情報漏洩防止に関する指導と内部監査を実施
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7 業務推進・コンプライアンス遵守体制
業務推進体制図
NPO法人グリーンハート
事業運営会議
・行動計画・予算決裁
・遂行状況・進捗管理
・申請状況確認
エコショップ事業運営
事業統括責任者
(兼)会計責任者
・事業執行責任
・会計処理責任
内部統制管理者
職員
・コンプライアンス遵守指導
・情報漏洩防止指導
・遂行状況の内部監査
・業務遂行
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8 まとめ
■県民や小売業者の環境意識が高揚
限られた資源の有効活用
廃棄物の再資源化による最大限活用
廃棄物発生のミニマム化への取組みが活発化
『環境王国いわて』の実現に貢献
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[参考]事業費内訳
事業費合計
2,970,000円
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