統一原理 復帰原理1 ようこそ 復帰摂理 創造本然の人間 血統的罪→新たに生まれ直さなけ ればならない→父母が絶対に必要 創造目的完成 創 造 原 理 青 年 期 少 年 期 取って 食べた 幼 年 期 無原理圏 復 帰 摂 理 復 帰 原 理 原罪 (人間始祖が犯した血統的罪) 堕落人間 ■「復帰摂理」とは、堕落した人間に創造目的を完成せしめるために、創造本然の 人間に復帰していく神の摂理をいいます。 ■復帰摂理は、創造目的を再び成就するための再創造の摂理ゆえに、原理によっ て摂理されなければなりません。それゆえに、これを「復帰原理」といいます。 ■しかし、堕落人間は自分自身では絶対に原罪を清算できません。原罪を清算し ない限り、すなわちサタンの血統から神の血統に転換されない限り、創造目的を 成就して創造本然の人間になるところまで復帰することはできません。 真の父母 (メシヤ) 完 成 期 長 成 期 蘇 生 期 ④創造目的を完成 ③メシヤに従って更に成長 ②メシヤを迎え、重生 (原罪を清算) 完成級 長成級 蘇生級 ①サタン分立路程 サ 無原理圏 サタン分立 自己否定・自己犠牲(奉仕) 宗教の役割 堕落人間 ■人間は長成期の完成級において堕落し、サタンの主管下におかれるようになり ました。このような人間を復帰するためには、先ず、サタンを分立する摂理をし なければなりません。サタンを分立し、長成期完成級まで復帰した立場に立って から、原罪を清算しなければなりません。この時、原罪を取り除くためには、真 の父母として来られるメシヤによって、重生されなければなりません。 ■それゆえに、堕落した人間は、①サタン分立の路程を通して、アダムとエバが成 長した基準、すなわち長成期の完成級まで復帰した型を備えた基台の上で、② メシヤを迎え、重生することによって、原罪を脱いで、堕落以前の立場を復帰し たのち、③メシヤに従って更に成長し、④創造目的を完成することができます。 神 親 創造主 血縁 サ 神 分 立 サ 人間 中 間 位 置 善なる条件 悪なる条件 人間 ■人間は堕落して、救おうとされる神と、血統を条件に主管下に置こうとするサタ ンとの間において、中間位置に置かれるようになりました。 ■このような堕落人間を、神はどのようにしたらサタン分立させることができるで しょうか?堕落人間は、人間自身が善なる条件を立てた時には天の側に、悪な る条件を立てた時にはサタンの側に分立されます。 蕩減復帰摂理 健康 本来の位置・状態 信頼 蕩減復帰 失う 節制 リハビリ 蕩減条件 堕落 病気 謝罪 誠意 不信 ■どのようなものであっても、本来の位置と状態を失った時、それを復帰しようとす れば、そこに必要な何らかの条件を立てなければなりません。このような条件を 立てて償うことを「蕩減」といい、そうやって再び本来の位置と状態に戻っていく ことを「蕩減復帰」といいます。 ■蕩減復帰のために立てる条件のことを「蕩減条件」といいます。 ■このように蕩減条件を立てて、創造本然の人間に復帰していく神の摂理を「蕩減 復帰摂理」といいます。 蕩減条件 信頼 本来の位置・状態 (例)債務者の温 情によって少し だけで許される。 を誠 取心 り誠 戻意 しで て信 い頼 く 謝罪 小さい価値で蕩 減条件を立てる のに失敗した時 より 小さい価値 同一価値 より 大きい価値 反 対 の 経 路 不信 聖書「命には命、目には目、歯には歯 …をもってつぐなわなければならない」 ■「蕩減条件」はどの程度に立てなければならないのでしょうか。 ①同一なる価値の蕩減条件 ②より小さい価値の蕩減条件 ③より大きな価値の蕩減条件 の三つの場合があります。 ■蕩減条件を立てる方法は、堕落するようになった経路と反対の経路をたどること によって、蕩減条件を立てなければなりません。(堕落は神を悲しませたので、これ と反対に、堕落人間は創造本然の人間に復帰して神を慰労しなければなりません) ■蕩減条件は、人間の責任分担として人間自身が立てなければなりません。 メシヤ 完 成 期 長 成 期 蘇 生 期 神 メシヤ 真の父母 完成級 真の父 長成級 蘇生級 真の母 真の愛 メシヤのための基台 重生・原罪清算 ■メシヤは、偽りの父母から生まれた人類を重生させるために、人類の真の父母 として来られます。 ■人間は責任分担を果たせず自ら堕落したのですから、自ら蕩減条件を立てて元 の位置と状態まで復帰したという立場に立たなければなりません。そうやって、 真の父母として来られるメシヤを迎えて、原罪を脱がなければなりません。 ■このように堕落人間は、サタン分立路程を通してメシヤを迎えるために蕩減条 件を立てて行き、「メシヤのための基台」を造成しなければなりません。 ■それでは、「メシヤのための基台」のために、どのような蕩減条件を立てるべき なのでしょうか?(人類歴史において誰も知り得なかった内容を調べましょう。) 神 神と心情一体 み言の完成実体 実体基台 信 仰 基 台 ③成長期間を経過 ②み言を信じ守って ①アダムが ■元来、人間始祖アダムが創造目的を完成するためには、二つの内容が必要で した。第一に「信仰基台」の造成であり、第二に「実体基台」の造成でした。 ■「信仰基台」とは、①アダムが、②神の御言を信じ守って、③成長期間を全うす ることです。 ■「実体基台」とは、信仰基台の上で、神と一体となり、「み言の完成実体」(創造 本性完成)となることです。 信仰基台 メシヤのための基台= + 実体基台 実体基台 信 仰 基 台 堕落性を脱ぐた めの蕩減条件 堕落性 ■アダムが成長期間(の長成期完成級)で堕落したことによって、「信仰基台」と 「実体基台」を失いました。したがって、先ず初めに「信仰基台」を蕩減復帰し、 その基台の上で「実体基台」を立てれば、「メシヤのための基台」を造成すること ができます。そうやって初めてその基台の上でメシヤを迎えることができます。 ■この時、堕落人間が「実体基台」を立てるためには、「堕落性を脱ぐための蕩減 条件」を立てなければなりません。 信仰基台 ①中心人物 ②条件物(み言に相対できない位置にまで落ちてしまったので代わりとなる条件物) ③数理的な蕩減期間 実体基台 「堕落性を脱ぐための蕩減条件」 メシヤのための基台 信仰基台 + 実体基台 ■「信仰基台」を蕩減復帰するには、次のような三種類の蕩減条件を立てなけれ ばなりません。①中心人物、②条件物(み言に相対できない位置にまで落ちて しまったので代わりとなる条件物)、③数理的な蕩減期間 の三つです。 ■「実体基台」を立てるための「堕落性を脱ぐための蕩減条件」の立て方は、後ほ ど説明いたします。 ■このような「信仰基台」と「実体基台」による「メシヤのための基台」を造成するた めに、人類歴史が今日まで織り成されてきたことをこれから学んでいきましょう。 人類始祖アダムの家庭における復帰摂理 信仰基台 神 神にもサタンにも対応する非原 理的存在に、神は摂理できない。 アダム サタンの未練が小さい 次男を選ばれた。 次男 アベル 善 善 の 表 示 体 サ サタンが先に被造世界を占有 したので、長男に大きな未練を もち長男を先に取ろうとした。 悪 悪 の 表 示 体 長男 カイン ■聖書を見ると、堕落した人間を救おうとする神の復帰摂理は、すでにアダムの 家庭から始まっていました。先ず、「信仰基台」を蕩減復帰するため、中心人物: アダムが条件物の蕩減条件を立てなければなりません。 ■しかし聖書の記録を見ると、息子カイン(長男)とアベル(次男)の時から、供え 物を捧げたとなっています。その理由は、善悪二つの母体となったアダムの代 わりに、二人の子を各々、アベルは善の表示体として、カインは悪の表示体とし て、分立したのち、神かサタンのどちらか一方だけが対応できるようにして、供 え物を捧げるように仕向けられたからです。 「初子と肥えた羊」にアベルの真心の心情が表れています。神に とって孫と共に万物世界が復帰される基台ができたので、神はこ の時の喜びを忘れられません。後の歴史にも、イサクの雄羊や 神の子羊(イエス)が登場します。神は、このアベルの忠誠の心 情の基台の上に、子孫である人類全体の救援摂理を今日まで 導くことができました。それと同様に、再臨時代に、「私」が捧げる 最初の精誠の供え物は、神が「私」の氏族と後孫に救いの摂理 を展開していくことができる貴い基台となります。(美・善・義) 初子 肥えた羊 アダム 神 善 次男 アベル サ 悪 長男 カイン 中心人物 ■アベルは神が取ることができる相対的立場で、 信仰によって神のみ意にかなうように供え物 をささげたので、神はそれを受けられました。 ■このようにして「信仰基台」がつくられ、「実体基 台」の中心人物アベルの立場も確立しました。 創世記 第4章 日がたって、カインは地の産物を持っ てきて、主に供え物とした。 アベルも また、その群れのういごと肥えたもの とを持ってきた。主はアベルとその供 え物とを顧みられた。 しかしカインと その供え物とは顧みられなかったの で、カインは大いに憤って、顔を伏せ た。 そこで主はカインに言われた、 「なぜあなたは憤るのですか、なぜ顔 を伏せるのですか。 正しい事をして いるのでしたら、顔をあげたらよいで しょう。もし正しい事をしていないので したら、罪が門口に待ち伏せています。 それはあなたを慕い求めますが、あ なたはそれを治めなければなりませ ん」。 カインは弟アベルに言った、「さあ、野 原へ行こう」。彼らが野にいたとき、カ インは弟アベルに立ちかかって、これ を殺した。 主はカインに言われた、 「弟アベルは、どこにいますか」。カイ ンは答えた、「知りません。わたしが 弟の番人でしょうか」。 主は言われた、 「あなたは何をしたのです。あなたの 弟の血の声が土の中からわたしに叫 んでいます。‥‥ 実体基台 堕落性を脱ぐ ための蕩減条件 堕落性 神の愛をより多く受けて いたアダムを愛せなかっ たことによって、①②③ ④の堕落性が生じた。 アダムの立場 次男 アベル アダム 善 悪 アベル カイン ④③②① 天使長 アダム ④ 罪 を 繁 殖 ③ 離② を① 主 れ自 と神 管 る己 れと 性 の な同 位 いじ 転 立 置 倒 場 を 脱ぐ 愛の減少感 天使長の立場 長男 善み ④ 受屈 ③ るし ② と神 ① て ア ると ア を言 ア け服 ア 神ベ 同ベ 繁を ベ るし ベ ル ル ル の て じル 殖伝 か に を 愛 、 立を え 主従 を仲 場愛 受ら 管順 受保 をし け善 て をに けと ての カイン 愛の減少感 ■人類最初の家庭である、アダムの家庭において「信仰基台」の上に「実体基 台」がつくられるためには、兄カインと弟アベルとの関係において「堕落性を脱 ぐための蕩減条件」を立てるべきでした。 ■(図のように)堕落性を脱ぐためには、堕落性をもつようになった経路と反対の 経路をたどることによって、蕩減条件を立てなければなりませんでした。 人類歴史は、真の家庭(創造本然の四位基 台)ではなく、不倫と殺人の家庭から始まった。 再 臨 主 アダム 殺害 アベル アベル イ エ ス カイン カイン ④③②① 象徴的:実際は何十万年 ■しかし、カインがアベルを殺したので、彼らは天使長がエバを堕落させたのと同 じ立場に再び立つようになりました。ゆえに、「堕落性を脱ぐための蕩減条件」 を立てられず、「実体基台」をつくることができませんでした。 ■したがって、「メシヤのための基台」を造成することができなかったので、アダム の家庭における復帰摂理は失敗に終わってしまいました。 ■アダム一代で救いの摂理を完了しようとされた神様は、この時いかばり悲しま れたことでしょうか?結局、アダム一代でなすべき復帰路程を、歴史全体で再 びなし遂げていくようになりました。神様は、中心人物たちの捧げた心情の基台 を積み上げながら、悠久なる復帰摂理歴史を今日まで導いてこられたのです。 最初の家庭 神 心 体 教会 父 堕人 母 子女 真理 民 国 堕人 世 メシヤ 尊敬 する人 堕人 堕人 復 帰 歴 史 真の家庭 神 道・真理・命 父 母 子女 ■アダムの家庭の教訓は、カインはアベルを通してしか神の前に出ることができな いことを教えてくれています。これは、人間の責任分担に当たるものなので、神 は干渉できません。このように、神のみ旨成就は、神の責任分担と人間の責任 分担が合わさり一つになって初めて完成するようになっています。 ■堕落人間は、常にアベル的な存在を求め、彼に従順に屈服することによって、 初めて天が要求するみ旨を知らずになし遂げていきます。 ■アダムの家庭で成し遂げようとした摂理が、人間の不信によって、今日まで引き 続き反復されてきました。したがって、私たちも同じような蕩減路程を歩まなけれ ばなりませんし、成せなかった真の家庭を築かなければなりません。
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