コンピューター概論 (パソコン編) 慶應義塾大学 環境情報学部一年 祖父江 塁 パソコンとゲーム機、何が違う? シングルタスク ・ゲーム機は情報をただひとつだけ 作業(処理)していればよい。 (流れ作業で決められた仕事をずっ と続けていると仕事は速いけどたく さんの仕事はしない。) マルチタスク ・PCは情報を同時に複数処 理することが出来る。 (たくさんの仕事を考えながら同時進行で 進めることでゆっくりだけどたくさんの 仕事が出来る。) パソコンって何で便利なの? ・人間が出来ないようなこ とをしてくれる。 -高速な計算 -情報の貯蓄 ↓ デジタル情報を 手軽に扱える機械 (Personal Computer) デジタル情報 デジタル情報 デジタル:情報を一定の数字で表したもの。 アナログ:情報がそのままの状態。 デジタルだと情報が数字だから保存していた情報 が簡単に、正確に復元できる。 (コンパクトに保存できる、音や画質が劣化しない等・・・) つまりはこういうこと。 [保存] [入力] 11 91 71 %1 あらま! [出力] あらま! 100年後・・・ 11 91 71 %1 [取り出して復元] 人間が見ても??? モノは人に語り掛けない デジタルを活用した例 ・音楽CD -昔はアナログレコード ・デジタルカメラ -撮影するとファイルに ・CG -手で書くよりも書きやす く、使いやすい。 デジタルを扱う ・簡単に、正確に情報を再生・ 作成できる -PCでゲーム、音楽、映画鑑 賞など… -表計算ソフトで家計簿をつ けたり… ・デジタル情報を相手と簡単に 共有できる -メールやチャット、WWW… デジタルを扱う上での注意 ・情報を入力するときに生じる漏れでデータが 欠落する。 -CDでは音楽のサンプリングにより臨場感がない。 -電子メールだと手書きのぬくもりが感じられない。 ・数字情報を復元する手段がないと使えない -CDプレイヤーやパソコンがないと情報が詰まった媒 体があっても仕方がない。 パソコンの仕組みと装置 情報を扱う流れ ・情報を扱うということは・・・ 情報を入力する ↓ 情報を処理、格納する ↓ 情報を出力する →ということはその機能と装置 が必要になる。 情報の入力 人間が情報を脳へ伝達するため に目、鼻、耳などの五感を使うの と同じ。 ・情報の入力 -キーボードから文字を -マウスで動きを -タブレットで手書き入力 -スキャナで映像入力 -マイクで音を -電子鍵盤で音階を -媒体(CDなど)から読み込み ・・・等 情報の処理・格納 ・情報が入ってきたら・・・ -CPU(中央演算処理装置)が人間 の脳の様に情報を処理す る。 -OS(基本ソフト)というソフトウェ アで処理のための基本的 な考え方を持つ。 -処理用の一時記憶領域(メ モリ)と覚えておくための主 記憶領域(HD)に分ける。 人間の頭の中は物体として脳が あって、一定の考え方によって情 報が処理する。 また人間の脳はその情報を覚え ておく役目もするが、PCではその 装置は別においてある。 情報の出力 ・格納された情報は出力する。 脳から情報と命令を伝達させ、手や足が それを受け取って実際に体を動かすよう な感じである。 -ディスプレイは文字、映 像など格納した情報を そのまま出力 -スピーカーは音を -プリンターは紙に文字、 絵を出力 ・・・等 パソコンを便利に使うには ・デジタル情報を扱っているんだ、と認識する -その性質を理解すると生活の改善が出来る。 例:ノートをPCで取ると一年次の復習が簡単! ・仕組みを理解して、どこをよくすれば使い勝手 がよくなるんだろうと考えてみる。 -タイピングの練習をすることで素早い入力が可能。 -入力、出力、処理、格納のどこの精度を上げるかは 自分次第。 おわりに・・・ パソコンは便利な道具です。 是非とも有効活用して下さい。 以上。
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