兵庫県南部地震 ~現在の大都市を襲った地震~ 01T3035G 北野祐輔

兵庫県南部地震
~現在の大都市を襲った地震~
地震の概要
・発生年月日 1995年1月17日(火)
午前5時46分
・地震名 1995年兵庫県南部地震
・震央地名 淡路島
・震源の深さ 16km
・規模 マグニチュード7.3
震災での被害
・人的被害
死者
行方不明者
重軽傷者
6,432人
3人
43,792人
・家屋被害
全壊
半壊
計
186,175世帯
274,180世帯
460,355世帯
震災での負傷の原因
その他
転倒・墜 17%
落
7%
建物の下
敷き
34%
つまずき
3%
重量物の
落下
10%
家具の下
敷き
29%
鉄筋コンクリート造建築の被害
・年代の古いものほど大きな被害を
受けた。
・1981年改正された現行設計基準
で設計されたものは一部を除いて
大破・倒壊といった大きな被害を
避けられた。
被害の概要
1)ピロティ形式の建築物を主とする1階部分
の層崩壊
2)中高層建築物での中間階の層崩壊
3)壁の偏在に伴うねじれによる破壊
4)袖壁・たれ壁などの付いた柱のせん断破
壊
5)その他の被害
鉄骨造建造物の被害
1)昭和30年代に建設された建築物の被害
2)柱梁接合部における溶接部分の破断
3)柱客部の被害
4)筋交いの被害
5)上階部分の大変形
6)圧肉箱型断面の柱ので脆性破断
7)その他の被害
木造建築物の被害
・プレハブやツーバイフォー工法の
住宅が耐震性を示した。
・軸組み工法の住宅は新しいもので
も大きな被害を受けたものもあっ
た。
被害の要因
1)老朽化して耐力低下による被害
2)瓦葺き屋根の重量
3)筋交いの不足
4)不均等な壁配置
5)接合部、補強金物の不備
建築物の被害写真
(神戸市教育委員会ホームページより )
5階部分が壊れた神戸市役所2号館
木造建築が崩壊した地域