11 大気環境(1)大気汚染物質 大気汚染物質 ○発生源 固定発生源(工場等)→SOx、NOx、 SPM、ばいじん等 移動発生源(車、飛行機等) →CO、NOx、SPM、炭化水素等 ○一次汚染物質(発生源から直接放出)→炭 化水素、CO、NOx、SOx、SPM、ばいじん等 ○二次汚染物質(二次的に生成)光化学オキ シダント、硫酸ミスト 大気環境に係る環境基準 9項目(ダイオキシンは別枠で環境基準あり) SO2、NO2、CO、光化学オキシダント(O3、PAN等)、 SPM、ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロ エチレン、ジクロロメタン ○SO2 重油や石炭 目、気道粘膜刺激、酸性 雨、近年減少傾向 ○NO2 高温で発生、サーマルNOx、フューエル NOx、肺障害、メトヘモグロビン血症、酸性雨、近 年ほぼ横ばい、大都市では増加傾向 ○CO チアノーゼ、無色無臭無刺激→中毒 100%環境基準達成 ○光化学オキシダント 目、喉の粘膜刺激 ○SPM ディーゼル車、じん肺、近年横ばい 大気汚染に係る排出基準→SOx、NOx 自動車からの排出基準(自動車NOx、PM法) →NOx、SPM 考えてみよう(大気環境) 1 硫黄酸化物は低速走行中の自動車が主な 発生源である(82回) × 工場等の固定発生源 2 SO2は目や気道の粘膜を刺激するが、硫酸 ミストの刺激作用はSO2より弱い(既出なし) × 3 イオウ酸化物は、呼吸器粘膜を刺激して気 管支炎などを起こしたり、植物を枯死させたり する(75回) ○ 4 イオウ酸化物の測定法には、試料空気を微量 の硫酸を含むH2O2溶液に通じ、その吸収液の導 電率の変化を求める溶液導電率法がある(75回) ○ 5 硫黄酸化物の発生源がある地域に集中して いる場合には、発生する汚染物について総量規 制が実施されている(82回) ○ 6 大気中にはNO2と比べNOが多い(86回) × 7 大気中の窒素酸化物の多くは、高温で燃焼 が行われたとき、空気中の窒素と酸素が反応 して生成するが、一部は、燃料中の窒素化合 物の燃焼によって生じる(既出なし) ○ 8 化石燃料の燃焼で生成するNOxの窒素は、 主として空気中のN2に由来する(86回) ○ 9 ディーゼル排ガス中の窒素酸化物は、主と して燃料中の窒素に由来する(84回) × 空気中の窒素に由来 もっと考えてみよう(大気環境) 10 NOxの吸入は肺障害の原因となる(84回) ○ 11 ザルツマン法による窒素酸化物の定量に 際しては、NOを硫酸酸性KMnO4で酸化してNO2 とし、ザルツマン試薬と反応させる(80回) ○ 12 窒素酸化物の測定法には、試料空気を吸 収発色液に通じ、生じるアゾ色素(橙赤色)の 吸光度を求めるトリエタノールアミン・パラロザ ニリン法がある(75回) × ザルツマン法
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