資料7 第 2 次島田市総合計画策定に向けた 数値に⾒る島田市の現状及び課題 -0- 1 島⽥市の⼈⼝に関する推移と将来の⾒通し (1) ⼈⼝予測 ●国勢調査に基づき、国⽴社会保障・⼈⼝問題研究所が推計した島田市の⼈⼝予測 ⼈ ●島田市まち・ひと・しごと創生⼈⼝ビジョンによる⼈⼝目標 ⼈ 【2060 年の目標⼈⼝…8万⼈】 若い世代の就労・出産・子育ての希望を実現し、合計特殊出生率を2040年(平成52年) に2.07、社会移動を2020年ごろに均衡させ、更なる合計特殊出生率や転⼊超過、⻑寿によ る⼈⼝増加をめざして、2060年の目標⼈⼝を「8万⼈」とする。 -1- (2) ⼈⼝の推移(自然増減・社会増減) 島⽥市の⼈⼝の推移 ⼈ ⼈ 110,000 105,000 100,000 95,000 4,500 104,127 4,000 103,675 103,065 102,607 102,097 101,466 100,921 2,812 2,531 2,472 2,594 2,582 2,563 2,359 978 3,000 2,500 2,649 2,644 90,000 3,500 100,441 2,712 2,358 2,251 2,356 2,397 1,090 1,064 1,096 1,124 2,265 2,288 1,090 1,194 2,000 1,166 1,500 1,000 85,000 832 785 823 807 766 828 761 754 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 80,000 500 0 人口 出生数 死亡者数 転入者数 転出者数 ※左側の目盛り…⼈⼝(棒グラフ) 右側の目盛り…出生数等(折れ線グラフ) ※出典 住⺠基本台帳(各年とも12月31日現在の数値) ⼈⼝ 自然増減 出生 死亡 社会増減 自然増減計 転⼊ 転出 社会増減計 純増減 H20 104,127 832 978 △146 2,644 2,812 △168 △314 H21 103,675 785 1,090 △305 2,358 2,531 △173 △478 H22 103,065 823 1,064 △241 2,251 2,472 △221 △462 H23 102,607 807 1,096 △289 2,356 2,582 △226 △515 H24 102,097 766 1,124 △358 2,397 2,594 △197 △555 H25 101,466 828 1,090 △262 2,265 2,563 △298 △560 H26 100,921 761 1,194 △433 2,288 2,359 △ 71 △504 H27 100,441 754 1,166 △412 2,649 2,712 △ 63 △475 -2- (3) ⼈⼝数値から⾒る市⺠生活への影響 島⽥市の世帯数と一世帯当たり⼈数 ⼈ ⼈ 38,000 3.00 37,000 36,000 35,000 2.95 2.91 2.88 2.94 35,245 35,426 35,662 34,000 36,420 36,162 35,937 36,858 2.90 2.85 2.80 2.84 2.81 33,000 2.75 2.77 32,000 2.73 31,000 2.70 2.65 30,000 2.60 H21 H22 H23 H24 世帯数 H25 H26 H27 一世帯あたり人数 ※左側の目盛り…世帯数(棒グラフ) 右側の目盛り…1世帯当たり⼈数(折れ線グラフ) ※出典 住⺠基本台帳(各年度とも12月31日現在の数値) 市内では、⼈⼝は減少しているのにも関わらず世帯数は年々増えています。それに反⽐例して、世 帯を構成する⼀世帯当たりの⼈数は年々減少しています。 要因として、晩婚化による若者のみの世帯や⾼齢者の⼀⼈のみの世帯が増えていることなどが考え られます。 ⾼齢者⼈⼝と一⼈暮らし⾼齢者率 ⼈ 30,000 25,590 25,951 26,029 27,163 26,256 % 27,996 14.0 25,000 20,000 11.2 12.0 13.0 12.5 13.5 12.0 10.0 15,000 10,000 16.0 8.0 6.0 6.5 4.0 5,000 2.0 0 0.0 H21 H22 H23 65歳以上人口 H24 H25 H26 一人暮らし高齢者率 ※左側の目盛り…65歳以上⼈⼝(棒グラフ) ※出典 市町の指標(静岡県発⾏) 右側の目盛り…⼀⼈暮らし⾼齢者率(折れ線グラフ) ⾼齢化がの進展により、65歳以上の⾼齢者が増えている中で、さらに課題となることは、⼀⼈暮ら しの⾼齢者が増えていることです、今、市内では、約7〜8⼈に1⼈の⾼齢者が単⾝で生活している ことになります。 こうしたことから、⾼齢者にとって日々の安全・安心な生活を実感いただくためにも、さらに地域 の⾒守りの⼒を⾼めていく必要があります。 -3- 小中学校の児童数・生徒数とクラス数 ⼈ 9,000 8,000 218 204 クラス 250 214 210 193 190 194 2,667 2,631 2,642 2,611 2,534 2,532 2,557 5,678 5,588 5,507 5,493 5,414 5,383 5,279 200 7,000 6,000 5,000 150 4,000 100 3,000 2,000 82 85 85 83 H21 H22 H23 H24 95 94 98 50 1,000 0 0 小学校児童数 中学校生徒数 H25 小学校クラス数 H26 H27 中学校クラス数 ※左側の目盛り…児童・生徒数(棒グラフ) 右側の目盛り…⼩・中学校クラス数(折れ線グラフ) ※出典 児童・生徒数…市町の指標(静岡県発⾏) ⼩中学校クラス数…島田の教育 児童・生徒数については、平成21年度と平成27年度を⽐較し、特に、⼩学校の児童は約400名程度 減少しました。その反面、⼩学校・中学校ともクラス数は増えていますが、これは、平成21年度から 進められている「静岡型35⼈学級編成」による影響と考えられます。 ⼀方、市内3つの⼩学校では、児童数の大幅な減により、複式学級(2つ以上の学年を⼀つに編成 した学級)による学校運営がされています。未来の子どもたちの健全な教育のためにも、望ましい学 校教育のあり方について検討を進めています。 -4- 地区の⾼齢化 ⾏政区域内(集落)で 65 歳以上の⾼齢者 が占める割合 … 50%以上 … 40%以上 粟原 峯 市尾 切山 前山 葛籠 石風呂 明ヶ平 中部 栃下 髙日向 日向 が40%を超える⾏政区域が50もあり、さらにそ の中には、50%を超えるものが18を数 え、冠婚葬祭や川ざらいなどの地域の⾏事を地 域で進めていくことが難しくなっています。 大平 桑の山 特に、過疎地域に指定されている川根地区、 ⼀部辺地地区の指定を受ける集落がある伊久⾝ ⻄向 笹間渡 八坂 が、そのうち、65歳以上の⾼齢者が占める割合 二俣 石上 出本 竹島 旧川根町 雲⾒ 島田市には全部で185の⾏政区域があります 日掛 地区でその傾向が⾼いものとなっています。 白井 犬間 大和⽥ さらに、島田、⾦⾕の中心部においても、⾼ 中平 久奈平 齢者が多い⾏政区域が増えてきました。 小川 こうした状況が進む中で、、市⺠の皆様が日 ⻑島 々の安全・安心な生活を送るにあたって必要と 伊久⾝ 鍋島 なる「公共交通」や「日常生活用品」の確保を 川⼝ 最優先に⾏政は考えていかなければなりませ ん。 千葉 旧⾦⾕町 旧島⽥市 新東名⾼速道路 尾川 元島⽥東町 ⾦⾕⾦山町 ⾦⾕坂町 ⾦⾕城山町 ⾦⾕緑町 ⾦⾕上十五軒 ⾦⾕下十五軒 ⾦⾕中町 ⾦⾕扇町 ⾦⾕宮崎町 中講 六合 扇町・幸町 大川町 本通四・五丁目 初倉 ●コミュニティバスの利用状況 ※出典 -5- 成果に関する報告書 2 数値に⾒る政策展開の課題(第2次総合計画で踏まえるべきもの) (1) 福祉、介護、医療などの市⺠の安全・安⼼を確保する上での課題 ① ⾼齢者の増(介護費用の増大) 団塊の世代が後期⾼齢者となる2025年問題 千円 を⾒据え、平成27年度に医療・介護制度が⼀ 介護保険給付費決算額と認定者数等の状況 8,000,000 体的に⾒直されました。 50,000 7,000,000 例えば、「要⽀援」に認定された⼈を対象と 6,252,606 ⼀律のサービスから市独自のサービスとして提 5,000,000 供されるようになりました。 4,000,000 ⼈⼝推計からも、今後、⾼齢者や⾼齢者のみ 3,000,000 の世帯が増え続け、⽀出に占める医療・介護の 2,000,000 割合が⼀層大きくなると考えられることから、 1,000,000 予防に⼒点を置いた施策を展開していく必要が 0 あります。 6,912,862 45,000 40,000 5,256,1115,450,701 35,000 30,000 27,996 28,750 25,918 25,998 26,216 27,136 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 3,229 3,458 H21 H22 3,672 H23 また、地域包括ケアシステムを早期に構築す るため、医療と介護の連携を強⼒に推進すると 6,581,645 5,851,152 6,000,000 する介護予防サービスの⼀部が⾒直され、全国 ⼈ 介護保険給付費決算額 3,924 4,046 4,138 H24 H25 H26 0 65歳以上被保険者数(第1号) ともに、地域の中で⾒守りあう⼒をさらに⾼め ※左側の目盛り…介護保険給付費決算額(棒グラフ) ていくことが求められています。 要介護(要支援)認定者数 右側の目盛り…被保険者数、要介護認定者数(折れ線グラフ) ※出典 成果に関する報告書 ② 医療政策転換への対応 ⼈ 200.0 190.0 医療費の増大など社会保障費が膨らんで ⼈⼝10万⼈当たりの医師数 190.4 連携、在宅医療の充実等を内容とする医療 184.8 ます。 151.4 151.8 進するリビングウイルのPR等に取り組 146.7 147.3 190.1 183.0 177.6 180.0 いる中で、国は、医療機関の機能の分化・ 183.5 176.4 170.2 168.1 185.3 170.0 160.0 147.1 149.1 143.8 150.0 140.0 145.9 140.4 130.0 120.0 132.0 当市でも、平成26年度から在宅医療を推 み、平成28年度には、「包括ケア推進課」を 142.2 147.3 サービスの提供に係る制度改⾰を進めてい 140.8 設置し、24時間365日利用可能な訪問看護 ステーションを整備するなど、他市に先駆 けた事業を展開しています。 131.9 110.0 在宅医療を推進する上で重要なのは、在 100.0 宅においても質の⾼い医療・介護サービス H21 島田市 H22 H23 藤枝市 H24 焼津市 H25 H26 が受けられるようにするということです。 県平均 そのためには、在宅医療を担う医師など医 ※左側の目盛り…⼈⼝10万⼈当たりの医師数(折れ線グラフ) ※出典 市町の指標(県発⾏) -6- 療介護従事者の⼈材確保及び在宅医療・介 護を⼀体的に提供するための関係機関の連 携体制の構築が求められています。 ③ 生活習慣病による死亡率上昇 ⼈ 350 304.1 293.9 300 生活習慣病は、中年〜⾼齢者の間で急増して 生活習慣病(悪性新生物)による死亡者 250 248.4 よる年間死亡数は2,500万⼈に、また、がんによ 282.9 る死亡数は1,300万⼈に増加すると予測していま 272.9 263.1 る死亡数が5,500万に増加し、そのうち心疾患に 306.8 268.2 261.9 おり、WHOは2030年までに、生活習慣病によ 252.3 269.6 す。 276.4 200 特に、がん(悪性新生物)に関しては、島田 150 市では、県平均の死亡率を上回っている状況と なっています。 100 がん検診の受診率の状況を踏まえ、今後、さ らに予防と早期発⾒に⼒を⼊れていく必要があ 50 ります。 0 H21 H22 H23 島田市 H24 H25 H26 県平均 ※左側の目盛り…⼈⼝10万⼈当たりの悪性新生物死亡者数(折れ線グラフ) ※出典 市町の指標(県発⾏) 【参考:がん検診受診者数の推移(出典:成果に関する報告書)】 H21 H22 H23 単位:⼈ H24 H25 H26 乳がん検診 3,604 3,677 4,034 3,508 3,602 3,386 子宮頸がん検診 4,878 5,097 5,414 2,909 5,141 2,544 胃がん検診 4,110 4,130 4,951 4,586 4,582 4,248 肺がん検診 12,748 12,449 10,340 10,134 9,595 9,223 大腸がん検診 6,664 6,811 8,699 8,864 8,860 9,234 前⽴腺がん検診 2,405 2,560 2,823 2,874 2,928 3,176 ④ 生活保護世帯数の増 厳しい社会情勢の影響を受けて、生活保護を 受給する世帯が増えており、島田市では、平成 21年度と平成26年度を⽐較すると、生活保護費 ⽀出ベースで約1.8倍、世帯数は1.6倍にも増加 しています。 さらに、非正規雇用といった労働形態、離婚 による⺟子家庭の増といった社会構造・価値観 の変化により、苦しい生活を強いられる方も増 えており、生活保護受給に至る前からの⽀援体 制の強化が求められています。 千円 生活保護費と支給世帯数の状況 500,000 226 450,000 197 201 250 208 181 400,000 世帯 200 350,000 300,000 140 150 250,000 406,416 419,322 427,259 200,000 459,000 100 349,840 150,000 250,796 100,000 50 50,000 0 0 H21 H22 H23 生活保護費 H24 H25 H26 世帯数 ※左側の目盛り…島田市の生活保護費⽀給額(棒グラフ) 右側の目盛り…⽀給世帯数(折れ線グラフ) ※出典 成果に関する報告書 -7- ⑤ 障がいがある⼈への理解 H21 H22 H23 H24 H25 H26 ⾝体障害者数(⼈) 3,457 3,290 3,291 3,270 3,228 3,236 知的障害者数(⼈) 644 639 668 718 739 768 精神障害者数(⼈) 354 391 404 438 466 484 障害者雇用率(%) 1.63 1.49 1.32 1.47 1.66 2.07 障害者雇用率(%) 1.65 1.68 1.61 1.65 1.72 1.80 (ハローワーク島田管内) (県内ハローワーク合算値) ※出典 成果に関する報告書(障害者数) ハローワークからの報告(雇用率) 障がいがある⼈がごく普通に地域で暮らし、地域の⼀員として共に生活できる社会を実現 するため、市では、障がいがある⼈への就労⽀援施策を展開するほか、就労施設等の物品調 達を⽀援するため、市役所内で「販売所」を定期的に開設しています。 ⺠間企業における障害者雇用率を⾒てみると、ハローワーク島田管内では、障害者の雇用 率が平成21年度から県平均を下回る状況でしたが、平成26年度において2%に届きました。 ただし、⺠間企業は平成25年度から法定雇用率2.0%に義務付けられていることから、引 き続き、障害のある⼈が働きやすい環境が確保できるよう働きかけていく必要があります。 ⑥ 保育所定員数と待機児童数 ⼈ 1,800 1,700 今年に⼊り、ブログをきっかけとする都市部で 保育所定員数と待機児童数 ⼈ 15 1,650 1,650 1,670 1,670 1,695 1,702 11 9 1,500 16 14 11 1,600 1,719 8 1,400 12 の待機児童問題が話題となり、国はその解消に向 けた緊急対策を発表したところです。 ⼀方で、待機児童数減を目的とした保育所整備 計画に、地域住⺠の理解が得られない事例が発生 するなど、将来を担う子どもたちのために地域、 10 自治体が⼀体となった取組が必要であることを認 8 識させられました。 6 島田市においては、他市との⼈⼝規模と⽐較す 1,200 4 ると保育所の定員数は充⾜し、待機児童数は年々 1,100 2 1,000 0 5 1,300 4 H21 H22 H23 H24 保育所定員数 H25 H26 H27 減少傾向を示していました。 平成27年4月から、子ども子育て⽀援新制度が はじまり、⼊園要件が緩和されたことで、待機児 童が増える要因となっています。 平成28年度からは育休退園を廃⽌し、潜在的な 待機児童数 ※左側の目盛り…保育所定員数(棒グラフ) 右側の目盛り…待機児童数(折れ線グラフ) ※出典 市町の指標(県発表)、成果に関する報告書 -8- 待機児童数対策にも取り組むなど、子育て分野に おいて引き続き⼒を⼊れていきます。 【参考】 ⼈ 保育所定員数(島⽥市・藤枝市・焼津市) 1,900 1,650 1,650 1,670 1,670 1,695 1,490 1,530 1,550 1,260 1,290 1,305 H23 H24 H25 1,702 1,700 1,500 1,300 1,590 1,420 1,460 1,100 1,140 1,140 H21 H22 1,402 900 700 500 島田市 藤枝市 H26 焼津市 ※左側の目盛り…保育所定員数(折れ線グラフ) ※出典 市町の指標(県発表) (2) 島⽥市の地⼒を⾼める上での課題 ① 島田市の農業は… 島田市は、農家世帯⽐率(全世帯における農 家世帯の割合)は、県内5位の位置を示してお り農業の⽐重が⾼い都市であると認識していま す。 ha 3,500 3,692 3,284 2,954 2,500 2,000 林業センサスの結果を⽐較すると、島田市の販 1,500 売農家数は、平成22年までの20年間で50%近く 1,000 500 農業従事者の⾼齢化という構造的要因に加え 2,189 2,972 2,876 2,706 2,547 2,662 H2 H7 H12 H17 H22 0 農産物の輸⼊増加などの外的要因により、今後 もこの傾向が進むことが予想される中で、農業 を守る取組を進めていく必要となっています。 4,056 3,000 その⼀方で、平成2年と平成22年度の世界農 減少している現状が分析できます。 島⽥市の農家総数と耕地面積 耕地面積 農家総数(販売農家) ※左側の目盛り…耕地面積(棒グラフ) 右側の目盛り…農家総数(折れ線グラフ) ※出典 市町の指標(県発表)、成果に関する報告書 -9- ⼾ 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 ② 島田市の製造業は… 億円 島⽥市の製造品出荷額と従業員数の推移 製造品出荷額等の状況から島田市の工業の状況 を分析すると、平成21年度と平成25年度を⽐較し ⼈ 11,000 て、特に、⾷料品製造業については出荷額で16% 10,800 程度、従業員数は11%の伸びが⾒られますが、主 10,600 要業であったパルプ、業務用機械器具製造業が出 10,400 荷額、従業員数とも減少している影響から、総額 2,000.0 10,200 ベースにおいて減少しています。 1,500.0 10,000 9,868 9,800 3,500.0 10,894 10,769 3,000.0 2,500.0 10,480 10,368 1,000.0 500.0 3,275.8 2,918.7 3,222.7 3,128.1 3,022.5 0.0 H21 H22 H23 H24 製造品出荷額等 これは、企業側による工場の撤退や本社、⽀社 機能の統合等の影響による経営上の理由が含まれ 9,600 ていると考えられますが、特に、従業員数の減少 9,400 は、⼈⼝減少に直結し、島田市の活気に影響する 9,200 ことから、社会交通基盤等の優位性をPRすると ともに、さらなる工業用地の開発、積極的な企業 誘致を展開する必要があります。 H25 従業者数 ※左側の目盛り…製造品出荷額(棒グラフ) 右側の目盛り…従業者数(折れ線グラフ) ※出典 工業統計調査報告書(従業員4⼈以上の事業所) 【参考】 労働市場(有効求⼈倍率)の推移 倍率 1.40 1.23 1.11 1.20 1.00 0.97 0.60 0.40 1.10 0.82 0.80 0.90 0.79 0.54 1.21 0.95 0.80 1.30 1.25 1.27 1.28 1.28 1.21 1.23 1.24 1.24 1.17 1.19 1.19 1.18 1.19 1.13 1.15 1.16 1.16 0.85 0.81 0.78 0.82 0.89 1.24 1.25 0.98 1.00 1.04 1.28 1.24 1.25 1.27 1.11 1.11 1.08 1.07 0.64 0.20 H24 H25 H26 H27 27.4 5月 6月 7月 8月 9月 月 全国 ※出典 静岡県 ハローワーク島田月次報告 - 10 - 島田管内 10月 11月 12月 1月 2月 3月 ③ 観光客交流客数の状況 島田市には毎年250万⼈前後の観光客が 訪れています。特に、3年に⼀度の島田大 祭開催時には、270万⼈程度の観光交流客 数を数えます。(H22、H25) 観光交流客数(周辺市との⽐較) ⼈ 4,500,000 4,234,110 4,138,517 4,118,257 3,904,538 市内には主要観光施設として、蓬莱橋、 4,000,000 お茶の郷、川根温泉のほか、SLが⾛る大 3,500,000 井川鐵道など⼈を惹きつける観光資源が各 地にちりばめられています。しかし、観光 3,000,000 交流客数を⾒ると、藤枝市、牧之原市と拮 2,500,000 抗しており、さらに魅⼒を活かした取組が 必要となります。 3,626,919 2,760,222 2,685,617 2,445,453 2,208,637 2,352,320 2,366,735 2,524,479 2,425,913 2,380,691 2,000,000 2,232,756 2,239,611 2,042,074 今後、新東名島田⾦⾕IC周辺のにぎわい 1,500,000 拠点施設の整備などハード事業を展開して 1,000,000 いきますが、それを補完するソフト事業の 展開も求められています。 3,982,671 1,831,854 1,438,857 1,083,087 1,285,750 917,944 1,008,885 500,000 0 H21 H22 島田市 ※出典 H23 藤枝市 H24 焼津市 H25 H26 牧之原市 静岡県観光交流の動向 ④ 経済活動の状況は… 各市の産業構造(第1次、第2次、第3次産 ⼈⼝1⼈当たりの市⺠所得(中部5市) 業の割合)が異なるので、⼀概には⽐較できま 千円 せんが、静岡県のGDP(域内総生産額)をも 4,000 3,731 3,561 3,500 3,591 3,556 3,457 3,123 3,103 3,000 3,606 3,150 得額は中部5市で最下位となっています。 農業、工業、商業、サービス業を活性化する 個別施策を展開し、バランスが良い産業構造に 3,120 3,105 3,058 3,066 3,133 3,090 2,988 3,133 3,165 3,125 2,998 とに計算した島田市の⼈⼝1⼈当たりの市⺠所 3,047 2,998 していくとともに、男⼥、年齢を問わずだれも が生きがいを持って働く場、そして、官⺠が連 携し、だれもが働くことにチャレンジできる環 境をつくることが求められています。 2,898 2,885 2,786 2,500 2,000 H21 H22 H23 静岡市 島田市 藤枝市 牧之原市 H24 H25 焼津市 【⼈⼝1⼈当たりの市⺠所得】 「静岡県の県⺠経済計算」で推計した県全体のGDP (域内総生産)を家計、企業・個⼈事業、政府(地方 自治体など)の3つの経済部門で分配、かつ、35市町 に振り分け、各市町の⼈⼝で割った額である。 賃⾦水準や個⼈の所得水準を示すものではなく、地 域の経済水準を捉える⼀つの指標としている。 ※出典 - 11 - しずおかけんの地域経済計算(静岡県作成) 【参考】第1次産業〜第3次産業 生産⾼ 中部5市との⽐較 第1次産業 百万円 18,000 15,935 15,189 14,801 16,000 14,271 13,237 14,000 12,000 14,244 14,347 14,462 14,979 14,024 6,073 6,236 6,344 6,411 6,421 5,162 5,418 5,240 5,330 5,342 4,978 5,429 4,737 5,461 4,897 H21 H22 H23 H24 H25 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 静岡市 島田市 焼津市 藤枝市 牧之原市 第2次産業 百万円 761,206 800,000 730,756 690,435 700,000 642,143 666,192 600,000 500,000 400,000 300,000 247,996 207,066 200,000 291,286 229,108 166,163 180,646 322,718 319,634 255,463 237,156 225,023 205,413 202,131 219,817 194,908 100,000 118,477 127,134 126,941 121,669 119,865 H21 H22 H23 H24 H25 0 静岡市 島田市 焼津市 藤枝市 牧之原市 第3次産業 百万円 2,500,000 2,319,952 2,364,987 2,366,843 2,332,793 2,355,791 291,206 278,999 295,667 282,751 295,225 283,457 294,188 280,962 293,399 278,916 2,000,000 1,500,000 1,000,000 500,000 0 207,169 207,854 209,410 208,246 206,497 98,429 99,453 96,997 97,558 98,117 H21 H22 H23 H24 H25 静岡市 島田市 (3) ⾏政運営の課題 焼津市 藤枝市 牧之原市 - 12 - ※出典 しずおかけんの地域経済計算 (静岡県作成) ① 市税収⼊額の推移と財政状況 市税収入額の推移(税目別) 百万円 百万円 16,000 8,000 14,741 14,496 14,397 14,000 13,638 6,796 6,790 14,281 14,465 14,399 7,000 6,821 6,485 6,586 6,543 6,550 6,081 12,000 6,000 5,699 5,384 5,681 5,789 5,844 5,863 4,957 5,007 5,042 5,000 5,366 10,000 4,848 4,778 4,218 8,000 4,000 6,000 3,000 4,000 2,000 1,062 1,136 2,000 715 1,166 487 446 62 H13 1,157 851 903 469 540 1,111 1,120 1,138 832 837 821 529 584 1,000 563 238 234 226 222 217 211 158 0 1,141 77 75 75 76 74 77 H21 H22 H23 H24 H25 H26 合計 個人市民税 法人市民税 市民税計 都市計画税 軽自動車税 たばこ税 入湯税 - 13 - 固定資産税 0 ② 島田市の目的別歳出の状況 島⽥市の目的別歳出の状況 1,653 1,082 4,126 H26 10,661 3,746 4,520 10,146 5,392 3,209 5,254 9,836 5,264 4,900 H23 9,551 6,383 H22 9,211 5,856 3,708 3,586 3,481 33,871 4,526 1,635 634 3,383 7,722 35,883 4,506 731 1,469 571 H21 3,662 3,729 1,742 433 1,578 623 3,503 35,606 4,521 1,785 3,435 1,023 323 3,653 672 36,556 4,506 2,285 3,538 1,035 H24 342 3,277 1,780 1,631 H25 単位:百万円 1,771 376 3,580 34,613 4,083 1,809 672 3,791 6,693 36,373 4,309 1,296 686 4,253 H13 0 6,324 5,000 総務費 民生費 8,820 3,499 1,869 10,000 15,000 衛生費 農林業費 20,000 商工費 1,616 25,000 土木費 4,228 30,000 消防費 教育費 36,565 3,974 35,000 公債費 40,000 その他 ※出典 市町村決算カード(総務省) H13分については、旧島田、旧⾦⾕、旧川根の合算値 ※国の三位⼀体改⾰前の平成13年度歳出総額と平成26年度の歳出総額はほぼ同額 ③ 島田市の起債(地方債)残⾼、借⼊額、 起債(地方債)残⾼、借入額の状況 百万円 百万円 6000 50,000 5,174 45,000 5000 40,000 3,860 35,000 3,405 30,000 3,708 25,000 20,000 4,031 4,251 2,729 3000 3,112 2,767 2000 15,000 10,000 5,000 4000 1000 35,329 37,440 42,268 42,112 43,920 42,821 42,829 42,949 43,244 0 0 H13 H17 H20 H21 H22 起債残高 H23 H24 H25 H26 借入額 ※出典 市町村決算カード(総務省) ※左側の目盛り 地方債現在⾼(棒グラフ) 右側の目盛り 借⼊額及び償還額(折れ線グラフ) H13分については、旧島田、旧⾦⾕、旧川根の合算値 H17については、島田と旧川根の合算値 - 14 - ④ 島田市・藤枝市・焼津市の財政状況(財政指標抜粋) ●島田市 H21 H22 H23 H24 H25 H26 財政⼒指数 0.81 0.79 0.77 0.75 0.75 0.76 経常収⽀⽐率(%) 89.5 85.6 87.9 89.8 90.5 91.6 実質公債費⽐率(%) 13.5 11.8 10.6 10.0 9.6 8.8 100.2 87.0 68.6 51.5 35.5 25.0 将来負担⽐率(%) ●藤枝市 H21 H22 H23 H24 H25 H26 財政⼒指数 0.87 0.87 0.86 0.84 0.85 0.85 経常収⽀⽐率(%) 86.5 81.9 84.3 84.6 83.0 84.9 実質公債費⽐率(%) 14.4 13.2 13.0 12.8 12.3 11.8 将来負担⽐率(%) 95.1 83.8 73.2 70.3 53.6 45.9 ●焼津市 H21 H22 H23 H24 H25 H26 財政⼒指数 0.96 0.94 0.92 0.90 0.89 0.89 経常収⽀⽐率(%) 82.0 78.8 80.1 81.7 82.9 83.9 実質公債費⽐率(%) 12.8 11.8 10.9 9.8 9.3 8.4 将来負担⽐率(%) 89.0 75.8 73.6 65.5 47.0 40.2 ⑤ 島田市の職員数の推移 ⾏政職員数の推移(普通会計) ⼈ 800 744 750 700 663 723 709 695 700 696 651 660 652 650 645 638 639 634 626 620 H22 H23 H24 H25 H26 650 600 652 550 500 450 400 H21 島田市 ※出典 藤枝市 焼津市 市町村決算カード(総務省) - 15 -
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