仕様書(PDF:109KB)

広報紙制作支援業務仕様書
1.業務の概要
(1)趣旨
市制施行50周年を機にデザインを一新し、情報発信に加え、本市の魅力なども
発信し、より多くの市民、特に子育て世代に広報紙をご愛読いただくため、デザ
イン力・企画力のある専門性の高い民間業者に委託する。読者の郷土への愛着と
誇りを醸成し、郷土への関心を持ち、記事の場所に足を運びたくなるような紙面
づくりのため広報紙のリニューアル及びデザイン委託を行う。
2.業務委託内容
(1)広報紙全体のリニューアル業務
①広報紙「広報たかいし」のデザイン一新
広報紙表紙のタイトルロゴデザイン・広報紙タイトルおよびキャッチコピーの作
成、定番ページのベースフォーマットのデザイン変更
※定番ページのベースフォーマットのデザイン変更とは、「広報たかいし」の「市
役所からのお知らせ」「人権のページ」「各種相談」「保健だより」「子育てイ
ンフォメーション」「募集とあんない」「アプラホール」「図書館情報」「Photo
Topics」のそれぞれのページデザイン変更のことである。
(2)特集記事制作業務
特集記事とは、広報紙のなかで表紙の次のページから始まり、以降4ページにわ
たる部分で、本市の魅力などを発信し、定住促進につながる記事で構成されたも
のを示す。3ページ目まではカラーで4ページ目は2色刷で発行する。
①10月号の特集記事である市制施行50周年記念特集の企画提案
※ここでは「高石市の歴史を振り返る」「これからの高石」などの内容となる予
定。
②特集記事の企画提案(6題)
※6題とは、原則毎月6日に発行する「広報紙たかいし」の特集記事(11月号
~4月号)の企画提案のことを指す。
※本市の都合により変更する場合がある。
③特集は基本的に取材を伴うものとする。
④取材のアポイントメントや交渉、撮影許可は原則受注者が行うものとする。
⑤撮影は基本的に専門家が行うものとする。
※取材によっては専門家以外が撮影しても可。その場合は本市の許可を受けるも
のとする。
1
⑥撮影日数は1号につき2日を基本とする。
(3)表紙、裏表紙の制作
①表紙はタイトルロゴ及びキャッチコピーをレイアウトし、より多くの市民、特
に子育て世代が広報紙を手に取りたくなるようなデザインを心掛けて制作するこ
と。また、内容については特集ページに関連させる必要はないものとする。
②裏表紙は主に告知ページ(市のイベント等)とする。
(4)編集・製作業務
上記の(2)
(3)に係る広報紙の編集、製作業務は以下のとおり行う。
①編集・製作
(ア)紙面デザイン・レイアウト・イラストや図表などの製作
見出しについては必要に応じて原稿内容に合った見出しを制作する。
(イ)誤字の修正や脱字の挿入、紙面の美的構成作業
(ウ)印刷入稿データの制作、色校正等の編集業務全般、最終原稿及び写真デー
タの保存・管理
②原稿の校正
校正は原則3回とするが、本市が適当と認める場合はこの限りでない。
また、校正については電子データで行うものとする。
③スケジュール
別紙3、別紙4のとおり
④文字フォント
「広報たかいし」で使用する文字フォントについては、原則、株式会社モリサ
ワ「MORISAWA PASSPORT」が提供しているフォントを使用すること。但し、
見やすさやインパクト及び色覚障がい者にできる限り配慮し、本文以外であれ
ば、他のフォントも可(本市とのライセンス契約などが必要のないもの)とす
る。イラストレータの文字は、アウトラインをかけること。
3.ページの色構成
「広報たかいし」の表紙、特集記事3ページを含めた巻頭の4ページ、裏表紙を含め
た巻末の4ページはカラー。その他は2色刷り。
4.取り扱い電子データ
本市及び受注者が扱う電子データは、Adobe 社の Mac 版インデザインCC2015、
イラストレータCC2015で利用、加工できるものとする。データ交換は、電子メ
ール又はセキュリティUSBメモリ及びDVD‐Rの記録媒体を原則とする(本市が
利用するOS環境はOS X 10.11以降)
。なお、データ交換用のクラウドサービ
スなどの利用については、本市に申請して承諾を受けた場合で、セキュリティを担保
2
されたものに限り可能とする。
5.著作権及びその他留意事項
(1)当該業務委託により制作された「広報たかいし」等については、本市が著作権を
保有することとし、掲載写真やイラストなどについては、二次利用も含め、本市
が自由に使用できるものとする。また、受注者が「広報たかいし」を制作する時
は利用するイラスト、写真、文書などについて、第三者が著作権等の権利を有し
ている著作物等は使用しないこと。
成果物に係る使用権及び著作権(著作権法(昭和45年法律第48号)第21条
から第28条までに規定する権利をいう)は、本市に帰属するものとすること。
(2)受注者による錯誤は、受注者において一切のその責任を負うこと。
(3)仕様書に記載のない事項又は仕様書に疑義が生じた場合は、本市と協議のうえ、
その決定に従うこと。
(4)上記仕様を変更する場合は、その都度、本市及び受注者の双方協議のうえ決定す
ること。
(5)突発的な事由等による記事や写真、イラスト等の修正、差し替えが発生した場合
は、すみやかに本市及び受注者の双方協議のうえ解決を図ること。
(6)本業務を通じて知り得た情報を第三者に漏らしてはならない。また「高石市情報
セキュリティポリシー」を遵守すること。
※高石市情報セキュリティポリシーとは、本市が管理する情報資産のセキュ
リティ対策について、総合的、体系的かつ具体的に取りまとめたものであり、
情報セキュリティの頂点に位置するものである。
したがって、高石市長をはじめとする全ての職員等及び外部委託事業者は、
情報セキュリティの重要性について共通の認識を持つと共に業務の遂行に当た
って高石市情報セキュリティポリシーを遵守する義務を負うものである。
3