大 阪 事 務 所 大阪事務所 1 観光・物産PR活動の推進 県外からの観光客の約半数を占める関西圏において、今後も身近な観光地として岡山のさらなる 認知度の向上・リピーターの確保を図るため、関係機関との連携を深めながらメディア等を活用し た情報発信や各種イベントを行う。 (1) メディア等を活用した情報発信 テレビ・ラジオの番組制作者などをはじめとする各種メディア関係者と連携を密にしながら、 彼らの求める情報などを的確に把握し、デスティネーションキャンペーン向けに造成した着地型 観光素材や新着観光情報などをタイムリーに提供しながら、メディアなどでの岡山県の露出度を 高める。 また、1~2カ月先の情報を盛り込んだ「晴れの国おかやまpeachピチ通信」を毎月提供して いく。 (2) 旅行エージェント等への情報提供 デスティネーションキャンペーン向けに造成した着地型観光素材等が、DC期間後も継続的に 活用されるよう、関西圏を中心とした訪問を県観光関係者と協力し進めていく。 また、関西圏におけるセールスの場として、例年参加者に好評の「晴れの国おかやま観光プレ ゼンテーション」を今年度も引き続き開催する。 (3) 観光・物産展の開催や県内観光情報の提供 県観光連盟や市町村などが主催する、関西圏での観光物産展を引き続き支援する。 また、都市部で集客力が見込めるイベントに参加し観光PRを実施するとともに、マスメディ ア、県人会等への情報提供を行い観光情報の浸透に努める。 事務所内では、県内全市町村の観光・物産パンフレット等を取り揃えて、旅行を予定している 人や旅行エージェント、マスコミ関係者等の数多くの来訪者や電話による問合せに、引き続き滞 りなく対応できるよう努める。 (4) 関係団体と連携したPR ① 岡山県人の集いの開催 会員数約480名の近畿おかやま会との共催により、岡山県人の集いを開催し、関西圏在住 の県出身者等と岡山県関係者との交流を図るとともに、観光や物産を広く紹介する。 ② 県物産品の販路拡大 県産品の販路拡大の一環として、JA全農おかやま大阪事務所等と協力して、県産農水産 物の紹介に努める。 -63- 大阪事務所 2 企業誘致活動の推進 県内市町村、岡山県企業誘致推進協議会等と連携しながら企業誘致を推進することにより、県 内産業の振興、雇用の拡大を図る。 (1) 効果的な企業情報の収集及び情報発信 企業誘致アドバイザー等の人的ネットワークの活用や企業立地意向調査の実施、企業概要デー タベース等の情報源から企業の投資動向の把握に努め、誘致企業の掘り起こしを図る。 併せて、県内立地企業の本社への定期的な訪問を通じて、インフラ整備・労働力確保に対する 要望や新たな事業展開等の早期把握に努める。 また、知事自らがトップセールスする企業立地セミナーを大阪に加えて新たに名古屋でも開催 するほか、技術力のある企業が参加する大規模展示会等にも出展し、優れた立地環境や優遇制度 など、産業用地に係る情報を積極的に発信する。 (2) 戦略的な誘致活動の実施 新エネルギー関連企業、次世代自動車・航空機関連企業、食料品製造業などを主要ターゲット として、企業の投資情報を収集しながら誘致活動を行う。 企業訪問に当たっては、本県の地理的な優位性や優れた操業環境に加え、分割交付となってい た新企業立地促進補助金等の一括交付導入や本社機能の県内移転に係る補助制度の拡充・要件緩 和など、新たなインセンティブを既存優遇制度と併せて積極的にアピールしながら、県北産業団 地等への企業誘致強化と県内事業所等への再投資を促進する。 (3) 関係機関等との情報共有 投資情報を関係市町村と共有し、人材確保など各企業のニーズに即した地元の受入体制を整え るなど、県、市町村が連携して即応的かつ効果的な誘致活動を展開する。また、民有地について も市町村との情報共有に努める。 (4) 誘致企業の人材確保 県内立地企業が人材確保に苦慮する状況が見られており、岡山県企業人材確保支援センター (岡山県無料職業紹介所)大阪ブランチとして、優秀な人材や専門職が円滑に確保できるよう、 県内の立地企業や誘致企業とのマッチング支援に努める。 -64-
© Copyright 2024 ExpyDoc