平成28年度第1回区民との意見交換会 主な質疑応答 No. 主な御質問・御意見 清掃一組からの説明 1 作業環境悪化の原因について、清掃一組は、日々の点検 等で機器を開放しての作業に伴い飛散するものと、機器本 中間報告(本編)に「メーカーとの 体や接続部からの漏れを主な原因としているが、メーカー 作業環境悪化原因に見解の相違があ は過去に漏れたダイオキシン類が周辺の機器や炉室内に付 る」とあるが、相違とはなにか。 着し、再度揮発していることが原因としている。 なお、既にどちらにも対応できるよう対策をとってい る。 2 「ダクト内部清掃」を平成29年度ま 試験焼却期間中に十分清掃をしていることから、通常稼働 で行わないのはなぜか。 に入った後の平成29年度でも問題ないと判断した。 3 導入を大筋で決めた東京都、設計・建設したメーカー、運 転管理してきた清掃一組がある中、責任の所在を明確にす メーカーの責任を明らかにして、対 るのは困難である。メーカーは対策に協力的で対策費を負 策費用を払わせてほしい。 担していることから一定の責任を果たしていると考えてい る。 4 清掃工場は普通の建物よりも強い耐震設計になっている。 囲い込みは地震などの災害が発生し また、焼却炉はある一定の揺れ以上になると自動で安全に ても壊れたりしないか。 停止するシステムになっている。 5 中間報告本編23ページ「3評価のま とめ」にある「(Ⅰ)消耗品定期交 換、(Ⅱ)炉本体リークテスト、 (Ⅲ)ダクト内部清掃」などの対策 は稼働日数を短くし、また費用をか けてもやるということか。区民に負 担をかける話のように見える。 6 世田谷清掃工場は国から交付金をもらって建設しており、 中間報告書本編P.24の交付金財産処 平成29年度までに改修工事などを行う場合は交付金の返還 分制限期間とはなにか。 が生じることを示している。 7 リークテストは空気で行っている。圧力は1キロパスカル で、数十分から1、2時間行い、圧力が下がるかどうか確 炉本体のリークテストはどのように 認している。また、漏れそうな消耗品を使用している箇所 行っているのか。 に石けん水をかけている。漏れている場合は泡が出るた め、目視での確認も行っている。 8 囲い込み箇所は何か所あるのか。ま 囲い込みは11か所ある。囲い込み内は空気を吸っているた た、その中の加圧テストは可能なの め加圧はしていない。 か。 9 VOC(揮発性有機化合物)・粉じん測定は18か所を毎日 VOC(揮発性有機化合物)・粉じ 1回行っている。ダイオキシン類簡易測定はコプラナーP ん測定を毎日、ダイオキシン類簡易 CBを毎週2フロアずつ測定している。作業環境測定で測 測定を毎週行うとあるが、どこを何 定する地下1階、1階、3階、5階のうち2フロアずつを か所行っているのか。 現在行っている。 消耗品の定期交換は全国の自治体調査から必須であると判 断した。今まではストーカ炉と同じメンテナンスをしてき たが、消耗品の定期交換などは必要な費用であると認識を 改めた。
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