平成28年6月21日 低気圧(6月21日)の影響による 岩瀬ダム(1級大淀川水系岩瀬川)の洪水調節について 洪水調節概要 平成28年6月21日に東シナ海にあった前線を伴った低気圧が通過し、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空 気が流れ込み大雨となり、岩瀬ダムの上流では6月19日2時から6月21日9時までに流域平均雨量の累計が26 1mmに達しました。 21日3時43分に流入量が洪水量の300m3/秒に達したため、洪水調節を開始しました。 21日5時30分には流入量が951m3/秒となりましたが、このときダムでは326m3/秒を放流することにより625 m3/秒を調節し、洪水調節容量の10.1%にあたる3,525千m3の水量をダムに貯留しました。 この洪水調節により、ダム下流の高岡水位観測局付近において、河川の最高水位を約0.9m(3.77m→2.89m) 低減させたと推測されます。 0 10 20 30 40 0 100 200 300 1,000 116.0 流入量 放流量 貯水位 900 累加雨量(mm) 9:00 7:00 5:00 3:00 1:00 23:00 21:00 時間雨量(mm) 洪水調節図 21日 5時30分 流入量 951m3/秒 115.0 800 流量(m3/秒) 600 3,525千m3の洪水をダムに貯めている。 (洪水調節容量の10.1%に相当する水量) 500 113.0 112.0 400 洪水量 300m3/秒 300 111.0 200 放流量 326m3/秒 110.0 100 6/20 9:00 8:00 7:00 6:00 5:00 4:00 3:00 2:00 1:00 0:00 23:00 22:00 109.0 21:00 0 6/21 お問い合わせ先 宮崎県 県土整備部 都城土木事務所 岩瀬ダム管理所 TEL (0986)23-4512 FAX (0986)24-3755 TEL (0984)44-1137 FAX (0984)44-3261 ダム担当リーダー 堀之内 洋一 水位(EL.m) 114.0 700
© Copyright 2024 ExpyDoc