いわおないダム整備が効果を発揮（北海道岩尾内ダム）（国管理）いわおない ○平成28年8月22日～23日の台風第9号による降雨により、岩尾内ダムにおいては、洪水量を超える流入量を観測。しべつしつくもばし ○岩尾内ダムの防災操作によって下流河川の水位低減を図り、下流の士別市（九十九橋水位観測所）では、水位を約0.4m 低減させる効果があったものと推測されます。 ○仮にダムが整備されていなければ、氾濫注意水位 ※ を上回る出水となったことが想定されます。 ※ 氾濫注意水位：住民に対し氾濫に関する情報への注意を喚起するための水位。日本海時間雨量 (mm) オホーツク海天塩川太平洋時間雨量(mm) 累計雨量(mm) 0 20 40 60 80 315 8/22 12:00 ～ 8/23 16:00 流域総雨量 65.3 mm（ダム流域平均） 310 流入量(m3/s) 150 305 放流量(m3/s) ８月２３日９時５０分ダムへ流れ込んできた最大水量約１９０m3/s 貯水位(m) 100 下流の増水を最大で約130m3/s抑えました。 300 50 295 岩尾内ダムダムに流れ込む水を貯め、急激な川の増水を抑えました。 16:00 15:00 14:00 13:00 12:00 11:00 10:00 9:00 8:00 7:00 6:00 290 5:00 0 8月23日九十九橋水位観測所地点における水位低減効果約0.4mの水位低減効果 ▽計画高水位 EL=135.42m ダムが無い場合の想定水位 H=132.53m ▽避難判断水位 EL=133.50m ▽はん濫注意水位 EL=132.30m 23日16時時点 EL=310.26m 防災操作開始 EL=309.44m 岩尾内ダム貯水状況天塩川九十九橋水位観測所付近防災操作によってダムに貯めた水量約 300万m3 ダムがなかった場合の想定水位：132.53ｍ ▽水防団待機水位 EL=131.70m 実績水位 H=132.10m 実績水位：132.10ｍ ※本資料の数値は速報値であるため、今後の調査で変わる場合があります。貯水位(m) 九十九橋水位観測所流入量・放流量(m3 /s) 流入量・放流量 200 累計雨量 (mm) 位置図岩尾内ダムの防災操作 0 5 10 15 20 250