インドネシア:MEMR IndoMet Coal 社の売買に言及 2016 年 6 月 23 日掲載 6 月 11 日付けの地元報道によると、エネルギー・鉱物資源省(MEMR)鉱物石炭総局は、Adaro Energy 社 が Indomet Coal 社を BHP Billiton 社から取得する件に関し、正式文書が提出されれば、その評価を 行うとした。 鉱物石炭総局長は、口頭では売買の説明は受けたが、評価に必要な文書は受け取っておらず、売買には、 MEMR による承認が必要だとした。しかし、BHP Billiton 社による Indomet Coal 社への投資引き上げ は、インドネシアの投資環境とは関係せず、豪企業が、長期ビジネス戦略に合致しないため、Indomet Coal 社の売却を決断したものと述べた。 豪州 BHP Billiton 社は、Indomet Coal 社の権益 75%を、Adaro Energy 社の子会社 Alam Tri Abadi へ売却することに合意している。IndoMet Coal 社は、中・東 Kalimantan 州に 7 カ所の石炭鉱業事業契 約(PKP2B)を保有。うち、Lahai Coal の PKP2B の中に位置する Haju 炭鉱は、生産能力 100 万トン/年、 2015 年より生産を開始している。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
© Copyright 2024 ExpyDoc