インドネシア:政府 石炭価格指標(HBA)の見直しを計画 7 月 24 日付け地元報道によると、エネルギー鉱物資源省(MEMR)は、石炭価格を支持する ためにインドネシア石炭価格指標(HBA)の計算式を見直す計画である。 MEMR 石炭管理開発局長によると、インドネシアは世界最大の低品位炭生産国であるに もかかわらず、現在の HBA の計算式は主に、Index Platts59、New Castle Export Index、 New Castle Global Coal Index、Indonesia Coal Index (ICI)などを含む国際指標に基づいて いる。新数式は未だ検討中という理由で非公開。 7 月の HBA は世界的な石炭価格の下落により 59.19US$/トン、2009 年に同指標が導入され て以来の最低レベル。 同局長は、石炭価格の下落がインドネシアの石炭生産の減産を招いたと述べた。 2015 年 上半期、同国の石炭生産量は前年同期の 2 億 4,550 万トンから 17%減の 2 億 270 万トン。しか し、同局長は年間目標の 4 億 2,550 万トンはまだ達成の見込みがあると楽観視している。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すもので はありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能 性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレ ポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガ ス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
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