平成 28 年度 1 校内研究 研究主題 「基礎・基本の定着を図った学ぶ力の育成」 -生徒自ら進んで学習に取り組む力を育てる授業づくり- 2 研究目的 本校では、「学ぶ力」を『生徒が自ら進んで学習に取り組む力』ととらえている。 『生徒が自ら進んで学習に取り組む力』を支えるのは、次の2点である。 ①学び続けようとする意欲(学ぶ意欲) ②自分で考えて学習をすすめていく力(自己学習力) 2点について、本校生徒には課題が見られ、授業改善を通して、2つの力を育成し ていく必要がある。 ①教師が生徒の学ぶ意欲を育てるための「授業改善」 ②生徒が自分自身の現状を正確に把握し、必要な学習を自ら計画・実行していく 「自己学習力」を育成するための「授業改善」 3 研究内容 平成28年度から30年度までの3年計画で「生徒自ら進んで学習に取り組む力を 育てる授業づくり」について以下の仮説(研究の柱)に基づいて研究をすすめていく。 【仮説①】単元や本時の目標(=何ができるようになるか)を明確にすることで生徒 が見通しを持ち、自ら進んで学習しやすくなり、学習意欲も高まるのでは ないか。また、生徒自ら学習活動を振り返ることで主体的に学ぶ意欲が向 上するのではないか。 【仮説②】アクティブラーニング(言語活動の質の充実)を実践すれば、学習の定着 がより図られるのではないか。 研究1年目は【仮説①】を重点として、「授業ゴールの明確化と振り返り」、「授 業の構造化」等を共通課題として研究を進めていく。その際、2つの部会(学習環境 部会及び学習活動部会)を設置し、具体的に研究を進めるとともに、部会での研究案 を全職員で実践するなどして授業改善を図っていく。 具体的には、以下の3点について4月から取り組んでいく。 ① 毎時間、「本時の目標」を明示し、生徒と学習目標を共有する ② 1時間の授業の中で「ひとり学び」を保証する ③ 教育活動全体を通じて、生徒を「~さん(~くん)」で呼ぶ ‐教育研究 1‐ 4 研究組織 校長・教頭 校内研推進委員会への助言等 校内研究推進委員会 教科部会 全体研究協議会 研究計画の立案・推進等 研究授業の振り返り、 各部会の提案を全体で研究協議 研究授業指導案 の検討等 学習環境部会 学習活動部会 ゴールの明確化や授業 「見通し」「振り返り」 の構造化に向けた学習 や単元計画等について 環境の整備について研 研究をすすめる 究をすすめる 5 研究計画 月 4 6 6 研修・研究会 11 2 究 の 主 な 取 組 校内研究会① ・3年間の研究の流れと今年度の研究の進め方の確認 校内研究会② ・研究授業の取り組みについて ・研究①(部会別で研究をすすめる) ・教科会で研究授業の指導案の検討 研究授業Ⅰ 校内研究会③ 夏 教科部会 休 校内研究会④ み 10 研 ・研究授業の振り返り(部会別グループ) ・研究②(部会別で研究をすすめる) ・研究③(講演会等) 研究授業Ⅱ ・教科会で研究授業の指導案の検討 校内研究会⑤ ・研究授業の振り返り(教科別グループ) ・研究④(部会別で研究をすすめる) ・研究⑤(部会別で研究をすすめる) 校内研究会⑥ 校内研究会⑦ ・本年度研究の反省と次年度の研究計画検討 ・研究のまとめ ‐教育研究 2‐
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